自作ゲーミングPCユーザーの中には、RTX 20シリーズの上位モデルである、RTX 2080に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
RTX 2080はミドルレンジGPUであるRTX 3060を上回る処理能力を持つので、フルHDなら重いゲームでも快適に遊べます。
しかし、新型のRTX 3080に比べて性能に対するコスパが悪いため、現在では廃盤になり中古品しか販売されていません。
今回は、フラッグシップモデルであるRTX 2080 Tiや、新型のRTX 3080などのGPUと比較した、RTX 2080の性能を解説していきます。
RTX 2080の代わりとなるGPUモデルも紹介するので、新品のグラボを求めている方は参考にしてみてください。
RTX2080の性能・価格は?


RTX 2080はRTX 3080モデルの型落ちモデルですが、実用的な性能は高く、フルHD解像度であれば快適にゲームを遊べるのが特徴です。
今回は、RTX 2080Ti・RTX 3080等と比較した、RTX 2080の性能・価格について詳しく解説します。
- 「RTX 2080」と「RTX 2080 Ti」の性能・価格比較
- 「RTX 2080」と「RTX 3080」の性能・価格比較
- 「RTX 2080」と「RTX 3060 Ti」の性能・価格比較
- 「RTX 2080」と「RTX 1080」の性能・価格比較
「RTX 2080」と「RTX 2080 Ti」の性能・価格比較
項目 | RTX 2080 | RTX 2080 Ti |
---|---|---|
アーキテクチャ | Turing | Turing |
CUDAコア数 | 2944 | 4352 |
ベースクロック | 1515 MHz | 1350 MHz |
ブーストクロック | 1710 MHz | 1545 MHz |
GPUメモリ | GDDR6 8GB | GDDR6 11GB |
メモリクロック | 14 Gbps | 14 Gbps |
メモリバス | 256-bit | 352-bit |
メモリバス帯域幅 | 448 GB/s | 616 GB/s |
RTコア数 | 46 | 68 |
Tensorコア数 | 368 | 544 |
TDP | 215 W | 250 W |
補助電源 | 8-pin + 6-pin | 2 x 8-pin |
価格 | $699 | $999 |
発売日 | 2018/9/20 | 2018/9/20 |
フラッグシップモデルであるRTX 2080 Tiは、RTX 2080に比べて約1.4~1.5倍のコア数・メモリ性能を持ちます。
コア数・メモリ性能の違いによる処理性能の差を、PassMarkスコアで分かりやすく表してみました。
GPUモデル | PassMarkスコア | 価格 |
---|---|---|
RTX 2080 | 18,809 | $699 グラボの販売価格:完売 (※2023年5月時点の価格) |
RTX 2080 Ti | 21,900 | $999 グラボの販売価格:174,800円 (※2023年5月時点の価格) |
フラッグシップモデルであるRTX 2080 Tiは、RTX 2080に比べて15%ほどスコアが高いことが分かります。
どちらも廃盤になっていて価格コム上では扱いがありませんが、RTX 2080 Tiであれば17万円台で新品が手に入ります。
しかし、非常に高価でコスパが悪いので、次に紹介するRTX 3080を選んだ方がいいです。
「RTX 2080」と「RTX 3080」の性能・価格比較
項目 | RTX 2080 | RTX 3080 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Turing | Ampere |
CUDAコア数 | 2944 | 8704 |
ベースクロック | 1515 MHz | 1440 MHz |
ブーストクロック | 1710 MHz | 1710 MHz |
GPUメモリ | GDDR6 8GB | GDDR6X 10GB |
メモリクロック | 14 Gbps | 19 Gbps |
メモリバス | 256-bit | 320-bit |
メモリバス帯域幅 | 448 GB/s | 760 GB/s |
RTコア数 | 46 | 68 |
Tensorコア数 | 368 | 272 |
TDP | 215 W | 320W |
補助電源 | 8-pin + 6-pin | 2 x 8-pin |
価格 | $699 | $699 |
発売日 | 2018/9/20 | 2020/9/17 |
後継モデルであるRTX 3080は、RTX 2080に比べて約3倍のCUDAコアを持ち、メモリ関連の性能に関しても2~6割ほど優れています。
ただし、TDPが320Wと大きく、トリプルファンモデルしか存在しないので、装着しづらいのがデメリットです。
コア数・メモリ性能の違いによる処理能力の差を、PassMarkスコアで分かりやすく比較してみました。
GPUモデル | PassMarkスコア | 価格 |
---|---|---|
RTX 2080 | 18,809 | $699 グラボの販売価格:完売 (※2023年5月時点の価格) |
RTX 3080 | 25,392 | $699 グラボの販売価格:99,800円 (※2023年5月時点の価格) |
新型GPUであるRTX 3080の方が35%もPassMarkスコアが高く、4K解像度の実用性能にいたっては50%以上の差があります。
グラボ本体の価格は10万円以上しますが、RTX 2080 Tiよりも圧倒的にコスパに優れているので、4K解像度でゲームをプレイしたい方におすすめです。
「RTX 2080」と「RTX 3060 Ti」の性能・価格比較
項目 | RTX 2080 | RTX 3060 Ti |
---|---|---|
アーキテクチャ | Turing | Ampere |
CUDAコア数 | 2944 | 4864 |
ベースクロック | 1515 MHz | 1410 MHz |
ブーストクロック | 1710 MHz | 1665 MHz |
GPUメモリ | GDDR6 8GB | GDDR6 8GB |
メモリクロック | 14 Gbps | 14Gbps |
メモリバス | 256-bit | 256-bit |
メモリバス帯域幅 | 448 GB/s | 448 GB/s |
RTコア数 | 46 | 38 |
Tensorコア数 | 368 | 152 |
TDP | 215 W | 200 W |
補助電源 | 8-pin + 6-pin | 1 x 8-pin |
価格 | $699 | $399 |
発売日 | 2018/9/20 | 2020/12/2 |
RTX 2080を上回る性能を持つと言われているRTX 3060 Tiは、約1.6倍のCUDAコア数を持つのにも関わらず、消費電力が200Wに抑えられているのが特徴です。
コア数の違いによるGPU性能の差を、PassMarkスコアに直して分かりやすくまとめてみました。
GPUモデル | PassMarkスコア | 価格 |
---|---|---|
RTX 2080 | 18,809 | $699 グラボの販売価格:完売 (※2023年5月時点の価格) |
RTX 3060 Ti | 20,520 | $329 グラボの販売価格:53,980円~ (※2023年5月時点の価格) |
RTX 3060 Tiの方がRTX 2080よりも1割ほどスコアが高く、実用性能に関してもRTX 3060 Tiの方が5~10%程度優れています。
RTX 3060 Tiなら5万円台前半で新品が購入できて、RTX 3080よりもコスパに優れているので、まとまった予算を確保できない方におすすめです。
「RTX 2080」と「GTX 1080」の性能・価格比較
項目 | RTX 2080 | GTX 1080 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Turing | Pascal |
CUDAコア数 | 2944 | 2560 |
ベースクロック | 1515 MHz | 1607 MHz |
ブーストクロック | 1710 MHz | 1733 MHz |
GPUメモリ | GDDR6 8GB | GDDR5X 8GB |
メモリクロック | 14 Gbps | 10 Gbps |
メモリバス | 256-bit | 256-bit |
メモリバス帯域幅 | 448 GB/s | 320 GB/s |
RTコア数 | 46 | 無 |
Tensorコア数 | 368 | 無 |
TDP | 215 W | 180W |
補助電源 | 8-pin + 6-pin | 8-pin |
価格 | $699 | $599 |
発売日 | 2018/9/20 | 2016/5/27 |
RTX 2080の型落ちモデルであるGTX 1080は、コアクロック以外は全般的に性能が低く、レイトレーシングに対応していないのが特徴です。
総合的なスペックの差をPassMarkスコアに換算して、RTX 2080とGTX 1080の性能を比較してみました。
GPUモデル | PassMarkスコア | 価格 |
---|---|---|
RTX 2080 | 18,809 | $699 グラボの販売価格:完売 (※2023年5月時点の価格) |
GTX 1080 | 15,466 | $599 グラボの販売価格:59,800円 (※2023年5月時点の価格) |
RTX 2080とGTX 1080の性能差は、RTX 3080と比較した場合よりも小さく、2割強程度しかスコアの差がありませんでした。
どちらも廃盤状態になっていますが、GTX 1080はまだ販売されているモデルが存在し、6万円程度で新品が手に入ります。
GeForce RTX 2080の特徴


GeForce RTX 2080は旧世代のGPUでありながら、重量級のゲームを軽々と動かせる処理性能を持ちますが、新品が販売されていないのが特徴です。
今回は、RTX 20シリーズの上位GPUである、RTX 2080の特徴を詳しく解説します。
- RTX3060を上回る処理性能を持つので快適に遊べる
- レイトレーシング・DLSS機能が搭載されている
- 最上位モデルに比べて消費電力が少ない
- RTX2080を搭載した新品は販売されていない
- 中古品のグラボであっても6万円以上かかる
RTX3060を上回る処理性能を持つので快適に遊べる
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 3080 | 25,392 |
RTX 3070 Ti | 23,757 |
RTX 3070 | 22,456 |
RTX 3060 Ti | 20,520 |
RTX 3060 | 17,137 |
RTX 3050 | 12,698 |
RTX 2080 Ti | 21,900 |
RTX 2080 SUPER | 19,558 |
RTX 2080 | 18,809 |
RTX 2070 SUPER | 18,236 |
RTX 2060 SUPER | 16,609 |
RTX 2060 | 14,078 |
GTX 1660 SUPER | 12,807 |
GTX 1650 | 7,838 |
型落ちのGPUであるRTX 2080は、RTX 3080に比べると処理性能が落ちますが、RTX 3060を上回るPassMarkスコアを持ちます。
4K解像度でゲームを行うのは難しいですが、フルHD・WQHD解像度であれば快適に遊べるのが魅力です。
レイトレーシング・DLSS機能が搭載されている
RTX 2080を含むRTX 20シリーズの製品では、レイトレーシング・DLSS機能に対応していて、画質やフレームレートの改善を行えるのが特徴です。
レイトレーシングは光の反射や影の描写を行う機能であり、有効化すると画質は向上しますが、フレームレートが下がります。
DLSSは人工知能により深層学習を行った上で、画像処理を行う機能であり、活用するとフレームレートを改善できます。
最上位モデルに比べて消費電力が少ない
GPUモデル | TDP |
---|---|
RTX 3080 | 320W |
RTX 3070 Ti | 290W |
RTX 3070 | 220W |
RTX 3060 Ti | 200W |
RTX 2080 Ti | 250W |
RTX 2080 SUPER | 250W |
RTX 2080 | 215W |
RTX 2070 SUPER | 215W |
RTX 2060 SUPER | 175W |
RTX 2060 | 160W |
GTX 1080 | 180W |
RTX 2080は、フラッグシップモデルにあたるRTX 2080 Tiに比べてTDPが35W小さいため、そこまで強い電源を搭載しなくても使えるのがメリットです。
RTX30・40シリーズの製品は全体的に消費電力が大きく、RTX 3080だとTDPが320Wもあるので、RTX 2080の代わりとなる新品グラボを探している方はRTX 3060 Tiがおすすめです。
RTX2080を搭載した新品は販売されていない
RTX 2080は完全に廃盤状態になっていて、ゲーミングPC・グラフィックボードのどちらも新品が販売されていない状態です。
そのため、RTX 2080搭載ゲーミングPCにこだわる方は、メルカリ・ヤフオク等で中古の製品を購入することになります。
中古品のグラボであっても6万円以上かかる
Amazon等のネットショップでは品薄状態になっていて、中古品のグラボでも6万円以上かかるので、RTX 3060 Tiを購入した方がコスパがいいです。
ただし、ヤフオク・メルカリを活用すれば3万円台から購入できるため、パーツの交換に慣れている自作PCユーザーの方には向いています。
上位モデルのRTX 2080 SUPER・Tiとの性能差は?
RTX 20シリーズのフラッグシップモデルである、RTX 2080 Tiの性能が気になる方も多いですよね。
そこで今回は、RTX 2080の上位モデルである、RTX 2080 SUPER・Tiとの性能差を分かりやすくまとめてみました。
RTX 2080とRTX 2080 SUPERの性能の差は比較的小さく、PassMarkスコアで4%程度の差しかありませんでした。
しかし、RTX 2080 Tiになると一気に差が大きくなり、RTX 2080に対して約16%高いスコアが出ているのが分かります。
3DMarkのベンチマーク性能比較
3DMarkのベンチマークソフトウェアを利用すると、各項目のグラフィック性能を計測できます。
今回は、DirectX関連のベンチマークテストを行える、Time SpyとFire Strikeを活用して、他のGPUモデルと比較したRTX 2080の性能を解説します。
Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)


Time SpyはDirectX 12に対応したベンチマークソフトウェアであり、通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)の2種類の測定モードがあります。
各モードのベンチマーク結果は以下のとおりで、RTX 2080はRTX 3060よりも2割程度高いスコアを持ちますが、RTX 3060 Tiに比べて10%程度劣ります。
GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 3080 | 17,086 | 8,482 |
RTX 3070 Ti | 13,845 | 6,990 |
RTX 3070 | 12,549 | 6,276 |
RTX 3060 Ti | 11,526 | 5,631 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
RTX 3050 | 6,140 | 2,798 |
RTX 2080 Ti | 13,872 | 6,574 |
RTX 2080 SUPER | 11,315 | 5,293 |
RTX 2080 | 10,558 | 4,940 |
RTX 2070 SUPER | 9,583 | 4,741 |
RTX 2060 SUPER | 8,482 | 4,042 |
RTX 2060 | 7,302 | 3,320 |
GTX 1660 SUPER | 6,107 | 2,772 |
GTX 1650 | 3,715 | 1,584 |
Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)


Fire Strikeは、DirectX 11に対応したベンチマークソフトウェアであり、通常版・Extreme版・Ultra版の3種類の計測モードが存在します。
今回は、通常版(フルHD解像度)とUltra版(4K解像度)における、各GPUモデルのスコアをまとめてみました。
スコアの差が大きくなりましたが、Time Spyの時と同様に、RTX 2080はRTX 3060とRTX 3060Tiの中間の性能を持つことが分かります。
GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 3080 | 39,257 | 10,911 |
RTX 3070 Ti | 36,372 | 9,156 |
RTX 3070 | 31,020 | 8,573 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
RTX 3050 | 15,824 | 3,592 |
RTX 2080 Ti | 34,316 | 7,718 |
RTX 2080 SUPER | 29.230 | 6,701 |
RTX 2080 | 25,989 | 6,187 |
RTX 2070 SUPER | 25,684 | 5,963 |
RTX 2060 SUPER | 22,618 | 5,238 |
RTX 2060 | 16,670 | 4,305 |
GTX 1660 SUPER | 15,911 | 3,157 |
GTX 1650 | 10,249 | 1,769 |
各ゲームのベンチマーク性能比較
今回は、他のGPUモデルと比較した、RTX2080のグラフィック性能をゲームごとにまとめてみました。
RTX 20シリーズの上位GPUの処理性能を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- Apex Legends
- VALORANT
- モンスターハンターワールド:アイスボーン
- フォートナイト(DirectX11)
- PUBG
- ファイナルファンタジー14
- ファイナルファンタジー15
- レインボーシックスシージ
Apex Legends


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 200fps | 190fps | 113fps |
RTX 3070 Ti | 180fps | 142fps | 87fps |
RTX 3070 | 174fps | 130fps | 78fps |
RTX 3060 Ti | 157fps | 124fps | 74fps |
RTX 3060 | 122fps | 89fps | 50fps |
RTX 3050 | 89fps | 63fps | 34fps |
RTX 2080 Ti | 166fps | 132fps | 75fps |
RTX 2080 SUPER | 162fps | 121fps | 72fps |
RTX 2080 | 153fps | 114fps | 68fps |
RTX 2070 SUPER | 134fps | 100fps | 63fps |
RTX 2060 SUPER | 123fps | 92fps | 52fps |
RTX 2060 | 107fps | 77fps | 43fps |
GTX 1660 SUPER | 77fps | 54fps | 35fps |
GTX 1650 | 56fps | 39fps | 23fps |
FPSゲームとして人気の高いApex Legendsは、RTX 2080であればフルHD解像度で144fpsを達成できるので、問題なく遊べます。
ただし、現在は手に入りづらくなっているため、同等の性能を持つRTX 3060 Ti搭載のゲーミングPCを選んだ方がいいです。
VALORANT


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|
RTX 3080 | 638fps | 352fps |
RTX 3070 Ti | 623fps | 272fps |
RTX 3070 | 593fps | 243fps |
RTX 3060 Ti | 512fps | 184fps |
RTX 3060 | 414fps | 140fps |
RTX 3050 | 302fps | 98fps |
RTX 2080 Ti | 534fps | 233fps |
RTX 2080 SUPER | 487fps | 176fps |
RTX 2080 | 475fps | 169fps |
RTX 2070 SUPER | 440fps | 155fps |
RTX 2060 SUPER | 387fps | 132fps |
RTX 2060 | 339fps | 112fps |
GTX 1660 SUPER | 285fps | 98fps |
GTX 1650 | 191fps | 53fps |
軽量なシューティングゲームであるVALORANTでは、フルHD・4K解像度のどちらも144fpsを上回るのが分かります。
エントリークラスのGPUでも144fpsを達成できるため、4K解像度にこだわらない方はGTX 1650・GTX 1660 SUPERでも十分です。
モンスターハンターワールド:アイスボーン


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 149fps | 147fps | 84fps |
RTX 3070 Ti | 132fps | 128fps | 72fps |
RTX 3070 | 122fps | 113fps | 63fps |
RTX 3060 Ti | 106fps | 100fps | 54fps |
RTX 3060 | 85fps | 70fps | 33fps |
RTX 3050 | 57fps | 38fps | 19fps |
RTX 2080 Ti | 120fps | 79fps | 43fps |
RTX 2080 SUPER | 100fps | 75fps | 34fps |
RTX 2080 | 90fps | 69fps | 31fps |
RTX 2070 SUPER | 82fps | 55fps | 28fps |
RTX 2060 SUPER | 70fps | 46fps | 23fps |
RTX 2060 | 62fps | 41fps | 20fps |
GTX 1660 SUPER | 51fps | 32fps | 16fps |
GTX 1650 | 30fps | 29fps | 測定不能 |
有名アクションゲームであるモンスターハンターワールドは比較的負荷が重く、フルHD解像度・WQHD解像度は60fpsを上回るものの、4K解像度になると30fps程度まで落ち込みます。
モンスターハンターワールドを4K解像度で快適にプレイしたい方は、新型モデルであるRTX 3080を選びましょう。
フォートナイト(DirectX11)


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 172fps | 110fps | 74fps |
RTX 3070 Ti | 152fps | 100fps | 62fps |
RTX 3070 | 145fps | 98fps | 58fps |
RTX 3060 Ti | 127fps | 87fps | 48fps |
RTX 3060 | 102fps | 83fps | 37fps |
RTX 3050 | 78fps | 56fps | 25fps |
RTX 2080 Ti | 136fps | 95fps | 56fps |
RTX 2080 SUPER | 118fps | 89fps | 46fps |
RTX 2080 | 115fps | 90fps | 45fps |
RTX 2070 SUPER | 109fps | 85fps | 41fps |
RTX 2060 SUPER | 95fps | 77fps | 35fps |
RTX 2060 | 86fps | 57fps | 28fps |
GTX 1660 SUPER | 71fps | 46fps | 23fps |
GTX 1650 | 44fps | 28fps | 19fps |
人気バトルロワイヤルゲームであるフォートナイトは、フルHD解像度では100fpsを超えるので快適に遊べるものの、小さな遅延が生じるので戦績に影響を及ぼします。
レンダリングモードを「パフォーマンスモード」に設定して軽量化するか、RTX 3070以上のGPUを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
PUBG


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 201fps | 152fps | 88fps |
RTX 3070 Ti | 162fps | 122fps | 74fps |
RTX 3070 | 154fps | 116fps | 67fps |
RTX 3060 Ti | 119fps | 92fps | 52fps |
RTX 3060 | 105fps | 79fps | 45fps |
RTX 3050 | 77fps | 59fps | 34fps |
RTX 2080 Ti | 123fps | 94fps | 53fps |
RTX 2080 SUPER | 116fps | 89fps | 50fps |
RTX 2080 | 113fps | 86fps | 49fps |
RTX 2070 SUPER | 108fps | 81fps | 46fps |
RTX 2060 SUPER | 105fps | 73fps | 43fps |
RTX 2060 | 93fps | 67fps | 39fps |
GTX 1660 SUPER | 76fps | 58fps | 33fps |
GTX 1650 | 40fps | 30fps | 17fps |
約100人のプレイヤーが戦い合うPUBGは、フォートナイトの場合とほぼ同様の結果になり、撃ち負ける場合があるのでドン勝(どんかつ)を狙いづらくなります。
戦績を重視するヘビーゲーマーの方は、設定を落として対応するか、RTX 3070搭載のゲーミングPCを用意しておきましょう。
ファイナルファンタジー14


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 192fps | 151fps | 97fps |
RTX 3070 Ti | 181fps | 144fps | 85fps |
RTX 3070 | 170fps | 143fps | 75fps |
RTX 3060 Ti | 165fps | 128fps | 67fps |
RTX 3060 | 148fps | 100fps | 48fps |
RTX 3050 | 114fps | 71fps | 34fps |
RTX 2080 Ti | 168fps | 134fps | 76fps |
RTX 2080 SUPER | 154fps | 121fps | 64fps |
RTX 2080 | 131fps | 108fps | 59fps |
RTX 2070 SUPER | 132fps | 104fps | 55fps |
RTX 2060 SUPER | 121fps | 92fps | 47fps |
RTX 2060 | 116fps | 83fps | 41fps |
GTX 1660 SUPER | 111fps | 59fps | 33fps |
GTX 1650 | 63fps | 38fps | 19fps |
人気MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14は、フルHD・WQHDでは60fpsを大きく上回るので、快適にゲームを遊べます。
ただし、4K解像度だとぎりぎり60fpsに到達しないため、RTX 2080 SUPER・TiやRTX 3060 Tiを選んだ方がいいです。
ファイナルファンタジー15


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 135fps | 116fps | 75fps |
RTX 3070 Ti | 133fps | 104fps | 63fps |
RTX 3070 | 127fps | 98fps | 59fps |
RTX 3060 Ti | 114fps | 87fps | 51fps |
RTX 3060 | 89fps | 67fps | 38fps |
RTX 3050 | 66fps | 48fps | 33fps |
RTX 2080 Ti | 129fps | 95fps | 60fps |
RTX 2080 SUPER | 114fps | 86fps | 50fps |
RTX 2080 | 109fps | 83fps | 47fps |
RTX 2070 SUPER | 103fps | 74fps | 44fps |
RTX 2060 SUPER | 89fps | 64fps | 37fps |
RTX 2060 | 79fps | 57fps | 32fps |
GTX 1660 SUPER | 66fps | 47fps | 32fps |
GTX 1650 | 39fps | 38fps | 24fps |
FFシリーズの新作であるファイナルファンタジー15は、前作よりも負荷が大きく、4K解像度になると47fpsまで落ち込みました。
ファイナルファンタジー15を最高画質でプレイする方は、60fps程度のフレームレートを出せる、RTX 2080 Ti・RTX 3070を選んだ方がいいです。
レインボーシックスシージ


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3080 | 527fps | 318fps | 188fps |
RTX 3070 Ti | 476fps | 256fps | 159fps |
RTX 3070 | 438fps | 244fps | 145fps |
RTX 3060 Ti | 385fps | 206fps | 120fps |
RTX 3060 | 307fps | 169fps | 93fps |
RTX 3050 | 232fps | 129fps | 68fps |
RTX 2080 Ti | 429fps | 219fps | 136fps |
RTX 2080 SUPER | 365fps | 200fps | 120fps |
RTX 2080 | 351fps | 187fps | 116fps |
RTX 2070 SUPER | 323fps | 175fps | 103fps |
RTX 2060 SUPER | 283fps | 150fps | 87fps |
RTX 2060 | 252fps | 139fps | 73fps |
GTX 1660 SUPER | 257fps | 126fps | 58fps |
GTX 1650 | 166fps | 77fps | 36fps |
フランスのFPSゲームであるレインボーシックスシージは、比較的負荷が軽く、フルHD・WQHD解像度で144fpsを大きく上回りました。
レインボーシックスシージだけをプレイする方は、RTX 2080搭載ゲーミングPCでも十分に対応できます。
RTX 2080搭載ゲーミングPCの代わりとなるおすすめモデルは?
RTX 2080は2023年時点でも問題なく使えますが、中古のゲーミングPCしか販売されていないので、保証がほとんど効かないのが大きなデメリットです。
そこで今回は、RTX 2080よりも高性能で、コストパフォーマンスにも優れたおすすめのGPUモデルを紹介します。
4K解像度でも快適にゲームをプレイできるRTX 3080


後継モデルにあたるRTX 3080は、最重量級のゲームであるサイバーパンクの4K解像度でも、DLSS込で60fpsを出せる高い処理性能を持ちます。
RTX 3080搭載ゲーミングPCの価格は20万円台後半と比較的高価ですが、実用性能にこだわる方におすすめです。
以下の記事でRTX 3080搭載ゲーミングPC・グラボを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。


RTX 3080並の処理性能を持ち省電力性にも優れたRTX 4070


RTX 3080並の処理能力を持つRTX 4070は、デフォルトの状態では高解像度に弱いものの、最新の画像処理技術であるDLSS3.0を活用すれば4K解像度も快適に遊べます。
TDPが200WとRTX 3080に比べて圧倒的に低く、小型のPCケースにも難なく装着できるため、ミニタワーゲーミングPCを求めている方におすすめです。
RTX 4070搭載ゲーミングPCは20万円台前半で購入できるので、RTX 3080よりもコスパに優れているのも魅力です。
RTX 2080より高性能でコスパにも優れたRTX 3060 Ti


RTX30シリーズのミドルレンジGPUであるRTX 3060 Tiは、RTX 2080より高性能なのにも関わらず、5万円台で購入できるコスパの高さが魅力です。
4K解像度は設定を落とさないと快適に遊ぶのが難しいものの、10万円台後半でRTX 3060 Ti搭載ゲーミングPCが買えるので、まとまった予算を確保できない方に向いています。
RTX 2080搭載のおすすめグラボ(中古品)


RTX 2080搭載グラボは中古品しか販売されていませんが、MSIのVD6723なら状態のいい商品が6万円台から入手できます。
見た目がかっこいい上に、虹色に光るLEDライティング機能が付いているので、外観を重視する方におすすめです。
アフターバーナーと呼ばれる専用ソフトが付属していて、GPUのオーバークロックや、ファンの回転数の調整も行えます。
巨大なヒートシンクに加えて、3つのファンを備えた「TRI-FROZRクーラー」が搭載されているため、熱暴走を起こしにくく壊れづらいのも魅力です。




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