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RTX 3080搭載ゲーミングPCの性能・価格は?30・40シリーズの製品と徹底比較

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最近になって負荷の重いVR・オンラインゲームが出てきているので、ゲーミングPCのグラフィックボードを選ぶなら、快適に動く高性能GPUが欲しいですよね。

しかし、ハイエンドモデルであるRTX40シリーズや、RTX3090/3090Tiは非常に高価なため、購入に踏み切れない方が多いのではないでしょうか。

RTX3080なら8万円程度で購入できて、重いゲームでも十分快適に遊べるので、コスパに優れた高性能GPUを求めている方におすすめです。

ゲーミングPCの取り扱いがある家電量販店では、より価格の安いRTX3070・3060等の性能も比較されています。
そのため、商品選びで迷ってしまいがちです。

今回は、RTX30・40シリーズの製品と比較した、RTX3080シリーズの特徴とおすすめ製品を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

他のGPUと比較したRTX3080の性能・価格は?

RTX30モデルの上位GPUであるGeForce RTX3080は、新型のRTX4080と旧型のRTX2080Ti/SUPERの中間の処理性能を持ち、重量級のゲームでも快適に遊べるスペックがあります。

ここでは、以下の3種類のGPUと比較しながら、GeForce RTX3080の性能・価格を解説していきます。


各世代のGPUの性能の違いを知りたい方は、ぜひ確認してみてください。

RTX 3080とRTX 4080の性能・価格比較

項目RTX3080RTX 4080
アーキテクチャAmpereAda Lovelace
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
87049728
ベースクロック1440 MHz2205 MHz
ブーストクロック1710 MHz2505 MHz
GPUメモリGDDR6X 10GBGDDR6X 16GB
メモリクロック19 Gbps22.4 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
320 bit256 bit
メモリバス帯域幅760 GB/s716.8 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
6876
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
272304
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
320W320W
補助電源2x 8-pin1×16-pin
PassMarkスコア25,39235,178
希望小売価格
(2023年11月時点の販売価格)
$699
(89,800円~)
$1199
(169,980円~)
発売日2020/9/172022/11/16
「RTX 3080」と「RTX 4080」の性能・価格比較表

最新世代のGPUであるRTX4080は、同じTDPであるのにも関わらず、各種コア数がRTX3080に比べて10~15%ほど多いのが特徴です。

クロックやメモリ容量もRTX3080より大幅に優れているので、RTX4080の方が高性能であることがスペック表から分かります。

最新モデルであるRTX4080は、4nmトランジスタを搭載したAda Lovelaceアーキテクチャを採用しているため、同じTDPでもRTX3080の約1.4倍の処理性能を持ちます。

ただし、性能に比例して価格も高くなり17万円程度かかるため、気軽に購入できないのがデメリットです。

RTX 3080とRTX 4070の性能・価格比較

項目RTX3080RTX 4070
アーキテクチャAmpereAda Lovelace
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
87045888
ベースクロック1440 MHz1920 MHz
ブーストクロック1710 MHz2475 MHz
GPUメモリGDDR6X 10GBGDDR6X 12GB
メモリクロック19 Gbps21Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
320 bit192 bit
メモリバス帯域幅760 GB/s504 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
6846
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
272184
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
320W200W
補助電源2x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア25,39226,395
希望小売価格
(2023年11月時点の販売価格)
$699
(89,800円~)
$599
(86,900円~)
発売日2020/9/172022/11/16
「RTX 3080」と「RTX 4070」の性能・価格比較表

クロック数・メモリ容量はRTX 4070の方が優れていますが、メモリバスやコア数に関してはRTX3080の2/3程度しかありません。

ただし、TDPが200Wに抑えられていて、デュアルファンモデルが存在するため、装着性に優れているのがメリットです。

PassMarkスコアの差が小さく、RTX 3080とRTX 4070の実売価格は3,000円程度しか変わらいため、一見するとどちらがいいか決めづらいです。

しかし、4K解像度(DLSS有)の実用性能でRTX 4070が勝るので、DLSS対応のゲームを行う方はRTX 4070がおすすめです。

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
フレームレート
(4K・DLSS有)
RTX 4070143fps81fps36fps97fps
RTX 3080146fps96fps47fps78fps
「RTX 3080」と「RTX 4070」のフレームレート比較表(サイバーパンク2077)

RTX 3080とRTX 2080 Tiの性能・価格比較

項目RTX3080RTX2080Ti
アーキテクチャAmpereTuring
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
87044352
ベースクロック1440 MHz1350 MHz
ブーストクロック1710 MHz1545 MHz
GPUメモリGDDR6X 10GBGDDR6 11GB
メモリクロック19 Gbps14 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
320 bit352 bit
メモリバス帯域幅760 GB/s616 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
6868
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
272544
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
320W250W
補助電源2x 8-pin2x 8-pin
PassMarkスコア25,39221,900
価格
(2023年11月時点の販売価格)
$699
(89,800円~)
$999
(レート換算で147,800円~)
発売日2020/9/172018/9/20
「RTX 3080」と「RTX 2080 Ti」の性能・価格比較表

RTX20シリーズのフラッグシップモデルであるRTX2080 Tiは、TDPがRTX3080よりも70W小さく、CUDAコア数も半分程度しか搭載されていないのが特徴です。

新型のGPUであるRTX3080は、旧型のフラッグシップモデルであるRTX 2080 Tiよりも高性能で、PassMarkスコア比で15%程度上回っています。

価格もRTX2080 Tiよりも安く、RTX3080の方がコストパフォーマンスに優れていることが分かります。

RTX 3080とRTX 2080 SUPERの性能・価格比較

項目RTX3080RTX2080SUPER
アーキテクチャAmpereTuring
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
87043072
ベースクロック1440 MHz1650 MHz
ブーストクロック1710 MHz1815 MHz
GPUメモリGDDR6X 10GBGDDR6 8GB
メモリクロック19 Gbps15.5 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
320 bit256 bit
メモリバス帯域幅760 GB/s496 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
6848
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
272384
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
320W250W
補助電源2x 8-pin1x 8-pin + 1x 6-pin
PassMarkスコア25,39219,558
価格
(2023年11月時点の販売価格)
$699
(89,800円~)
$699
(レート換算で103,500円~)
発売日2020/9/172019/7/23
「RTX 3080」と「RTX 2080 SUPER」の性能・価格比較表

RTX 2080 SUPERでは、RTX 2080 Tiと同じ250WのTDPを持ちますが、CUDAコア数がさらに少なくRTX3080の1/3程度しかありません。

ベースクロックやテンソルコア数以外の他の性能に関しても、RTX3080の方が優れています。

RTX 2080 Tiの下位モデルにあたる、RTX 2080 SUPERになると性能差はさらに大きくなり、PassMarkではRTX3080の8割弱のスコアしかありません。

RTX 2080 Tiと比較してRTX 2080 SUPERの方が少し安いですが、廃番になってしまったため現在では中古品しか販売されていません。

GeForce RTX3080の特徴・用途

ここでは、GeForce RTX3080の特徴や最適な用途について詳しく解説します。GPU選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

4K解像度で快適にゲームを遊ぶのに十分な処理性能を持つ

GPUモデルPassMarkスコア
RTX 408035,178
RTX 4070 Ti31,270
RTX 407025,727
RTX 4060 Ti22,405
RTX 3090 Ti29,821
RTX 309026,873
RTX 3080 Ti27,406
RTX 3080 12GB26,789
RTX 308025,392
RTX 3070 Ti23,757
RTX 307022,456
RTX 3060 Ti20,520
RTX 306017,137
RTX 305012,698
RTX2080Ti21,900
RTX2080SUPER19,558
各GPUモデルのPassMarkスコア比較表

RTX30シリーズの上位製品であるRTX3080は、前世代の最高級モデルであるRTX2080Ti・RTX2080SUPERよりも性能が高く、PassMarkで20~30%程度高いスコアを出せます。

最近のオンラインゲームは負荷が重くなっているため、RTX2080Ti・RTX2080SUPERでも、重量級のゲームだと4K解像度で60fpsを下回る場合が多いです。

RTX3080であれば、最新のオンラインゲームで最高画質にしても60fpsを保てるため、4K解像度で快適にゲームを遊ぶのに必要十分な性能を持ちます。

RTX3090/3090Tiに比べてコストパフォーマンスが高い

GPUモデルPassMarkスコアグラボ価格(楽天市場)
※2023年11月時点の価格
RTX 408035,178308,900円~
RTX 4070 Ti31,270169,980円~
RTX 407025,72785,780円~
RTX 4060 Ti22,40558,480円~
RTX 3090 Ti29,821267,102円~
RTX 309026,873195,522円~
RTX 3080 Ti27,406119,800円~
RTX 3080 12GB26,789112,800円~
RTX 308025,39289,800円~
RTX 3070 Ti23,75768,171円~
RTX 307022,45664,800円~
RTX 3060 Ti20,52054,800円~
RTX 306017,13738,800円~
RTX 305012,69824,800円~
各GPUモデルのコストパフォーマンス比較表

ハイエンドGPUは価格よりも性能を重視して作られるので、性能に大きな差がなくても値段が吊り上がる傾向にあります。

RTX 3090/RTX 3090 Tiは、RTX3080と比べて5~20%程度しか高いスコアを持たないのにも関わらず、2倍程度の費用がかかります。

最近になってより高性能で安いRTX 4070 Tiが販売されたため、コスパの悪いRTX 3090/RTX 3090 TiはゲーミングPCに搭載されなくなりました。

メモリ容量が10GBと12GBの2種類の商品が存在する

GPU性能比較(RTX 3080 vs RTX 3080 12GB)
RTX 3080
25,392
RTX 3080 12GB
26,789

同じRTX3080の製品の中でもメモリ容量が異なる2種類の製品が存在し、12GBの製品の方が10GBの製品に比べて5%ほど高い処理性能を持ちます。

しかし、RTX 3090より処理性能の高いRTX 4070 Tiが販売された上に、価格も13万円台と高価なため、高性能なGPUを求めている方はRTX 4070 Tiを選びましょう。

RTX3080Tiという上位モデルのGPUも販売されている

GPU性能比較(RTX 3080 vs RTX 3080 Ti)
RTX 3080
25,392
RTX 3080 Ti
27,406

RTX3080シリーズでは、上位モデルにあたるRTX3080Tiも販売されていて、RTX3080(10GB)に比べて8%程度高いスコアを持ちます。

しかし、RTX3080よりも6万円程度価格が高くなるので、コスパに優れたRTX 4070 TiやRTX3080(12GB)を選んだ方がいいです。

RTX3090/3090TiのゲーミングPCが販売されていない理由は?

前世代の最上級グラフィックボードであるRTX3090/3090Tiは、処理性能が追及される、デスクトップ型のハイエンドゲーミングPCに搭載されていました。
(発熱量が非常に大きいことから、ノートパソコン用のRTX3090シリーズのGPUは存在しません。)

しかし、RTX3090Tiよりも高性能で安価なRTX4070Tiが発売されたので、現在ではRTX3090/3090Tiを搭載したゲーミングPCは取り扱われていません。

高性能なゲーミングPCを求めている方は、RTX40シリーズのGPUを搭載したゲーミングPCを選びましょう。

3DMarkのベンチマーク性能比較

グラフィック性能を計測できる3DMarkでは、数種類のベンチマークソフトが入っていて、描写機能ごとにベンチマークを行えるのが特徴です。

GPUの性能を計測する時は、DirectX11の描写機能を活用した「Fire Strike」や、DirectX12に対応した「Time Spy」がよく使われます。

今回は、上記の2種類のベンチマークソフトの測定結果を紹介していきます。

Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)

最新バージョンのDirect X12に対応したTime Spyには、WQHD解像度の通常版と、4K解像度のExtreme版の2種類の測定が可能です。

RTX 3080を含めた各GPUモデルのTime Spyのスコアをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

GPUモデルスコア
(Time Spy)
スコア
(Time Spy Extreme)
RTX 408025,32012,679
RTX 4070 Ti21,07510,177
RTX 407017,8178,522
RTX 4060 Ti13,4736,257
RTX 406011,3855,435
RTX 3090 Ti21,07710,835
RTX 309018,5608,826
RTX 3080 Ti18,6378,853
RTX 308017,0868,482
RTX 3070 Ti13,8456,990
RTX 307012,5496,276
RTX 3060 Ti11,5265,631
RTX 30608,6504,097
RTX 30506,1402,798
RTX 2080 Ti13,8726,574
RTX 2080 SUPER11,3155,293
各GPUモデルのTime Spyのベンチマーク性能比較表

Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)

DirectX11のベンチマークを行えるFire Strikeでは、解像度別に通常版(フルHD)・Extreme(WQHD)・Ultra(4K)の3種類の測定モードが存在します。

RTX 3080を含めた各GPUモデルのFire Strikeのスコアをまとめてみたので、興味のある方は参考にしてみてください。

GPUモデルスコア
(Fire Strike)
スコア
(Fire Strike Ultra)
RTX 408066,31116,521
RTX 4070 Ti54,30513,310
RTX 407043,44310,025
RTX 4060 Ti33,7887,295
RTX 406026,7236,042
RTX 3090 Ti52,00513,790
RTX 309047,77312,617
RTX 3080 Ti46,77112,479
RTX 308039,25710,911
RTX 3070 Ti36,3729,156
RTX 307031,0208,573
RTX 3060 Ti29,1217,309
RTX 306021,3795,187
RTX 305015,8243,592
RTX 2080 Ti34,3167,718
RTX 2080 SUPER29.2306,701
各GPUモデルのFire Strikeのベンチマーク性能比較表

各ゲームのベンチマーク性能比較

人気オンラインゲームにおける、RTX3080のベンチマーク性能を他のGPUと比較しながら紹介します。GPU選びで後悔したくない方は、購入する前に興味のあるゲームのベンチマークを確認しておきましょう。

Fortnite(DirectX11)

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080172fps110fps74fps
RTX 3070 Ti152fps100fps62fps
RTX 3070145fps98fps58fps
RTX 3060 Ti127fps87fps48fps
RTX 3060102fps83fps37fps
RTX 305078fps56fps25fps
RTX 2080 Ti136fps95fps56fps
RTX 2080 SUPER118fps89fps46fps
フレームレート比較表(Fortnite:DirectX11)

バトルロワイヤルゲームであるフォートナイト(DirectX11)では、RTX3070以上でないとフルHD(最高設定)で144fpsを達成できないので、RTX3070かRTX3080がおすすめです。

以下の設定(競技用)まで落とすと、RTX3080よりもRTX3070の方がフレームレートが高くなる現象が発生しますが、どちらも300fps以上出るので戦績には影響しません。

  • 解像度:フルHD
  • クオリティプリセット:低
  • 3D解像度:100%
  • 描画距離:最高(最も遠い)

画質を4KにするとRTX3070では60fpsを出せなくなるため、4K解像度で遊ぶ場合はRTX3080を選びましょう。

Apex Legends

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4080283fps278fps213fps
RTX 4070 Ti275fps263fps171fps
RTX 4070205fps159fps96fps
RTX 4060 Ti162fps123fps71fps
RTX 4060146fps110fps64fps
RTX 3080200fps190fps113fps
RTX 3070 Ti180fps142fps87fps
RTX 3070174fps130fps78fps
RTX 3060 Ti157fps124fps74fps
RTX 3060122fps89fps50fps
RTX 305089fps63fps34fps
RTX 2080 Ti166fps132fps64fps
RTX 2080 SUPER162fps121fps54fps
フレームレート比較表(Apex Legends)

人気FPSゲームであるApex Legendsは、フルHD解像度であればRTX 2080Ti/SUPERでも144fpsを出せますが、WQHD解像度ではRTX3070でないと遅延が生じ始めます。

RTX 3060だとフルHD解像度でも120fps程度しか出なくなるため、Apex Legendsを快適に遊びたい方は、RTX3070以上のGPUを搭載した製品を選びましょう。

フォートナイトと同様に設定を落とすとフレームレートを高められますが、ゲームの仕様上300fps以上は出せず、RTX3070で上限に達します。

モンスターハンターワールド:アイスボーン

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080149fps147fps84fps
RTX 3070 Ti132fps128fps72fps
RTX 3070122fps113fps63fps
RTX 3060 Ti106fps100fps54fps
RTX 306085fps70fps33fps
RTX 305057fps38fps19fps
RTX 2080 Ti120fps79fps43fps
RTX 2080 SUPER100fps75fps34fps
フレームレート比較表(モンスターハンターワールド:アイスボーン)

モンスターハンターワールドには、無印とアイスボーンの2種類があり、新しいシリーズであるアイスボーンの方が負荷が重いです。

フルHDではRTX3050でも何とか遊べますが、WQHD解像度では30fps台まで落ち、4K解像度ではカクカクした映像しか流せなくなります。

上記の結果から、モンスターハンターワールド:アイスボーンを4K解像度で遊びたい方は、60fps以上出せるRTX3070以上のGPUを搭載したものを選びましょう。

VALORANT

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080638fps352fps
RTX 3070 Ti623fps272fps
RTX 3070593fps243fps
RTX 3060 Ti512fps184fps
RTX 3060414fps140fps
RTX 3050302fps98fps
RTX 2080 Ti534fps233fps
RTX 2080 SUPER440fps176fps
フレームレート比較表(VALORANT)

VALORANTはファーストパーソン・シューティングゲームですが、比較的軽いゲームであるため、RTX3060以上のGPUであれば4K解像度でもサクサク動きます。

フルHD解像度まで軽くすると、RTX3050でも300fps以上のフレームレートを出せるので、グラフィックボードの性能を持て余します。

以上の結果から、VALORANTだけで遊ぶ場合は、GPUの性能はそれほど気にする必要はありません。

Forza Horizon5

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4080220fps196fps150fps
RTX 4070 Ti189fps166fps124fps
RTX 4070160fps141fps105fps
RTX 4060 Ti112fps93fps61fps
RTX 406087fps74fps57fps
RTX 3080130fps117fps91fps
RTX 3070 Ti106fps91fps67fps
RTX 3070101fps88fps64fps
RTX 3060 Ti82fps72fps53fps
RTX 306072fps61fps43fps
RTX 305054fps46fps31fps
RTX 2080 Ti99fps85fps66fps
RTX 2080 SUPER86fps74fps57fps
フレームレート比較表(Forza Horizon5)

レーシングゲームであるForza Horizonは、一般的な3840×2160の4Kディスプレイよりも、3840×1600の曲面ワイドモニターを活用した方が臨場感を高められます。

4K解像度の結果から、RTX 2080SUPER・TiやRTX3070でも60fpsを実現できますが、RTX3080だと100fps程度のフレームレートを出せます。

そのため、Forza Horizonをワイドモニターで快適にプレイしたい方は、RTX3080がおすすめです。

Call of Duty:Black Ops IV

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080153fps102fps
RTX 3070 Ti130fps93fps
RTX 3070121fps84fps
RTX 3060 Ti106fps78fps
RTX 306073fps59fps
RTX 305057fps46fps
RTX 2080 Ti107fps77fps
RTX 2080 SUPER99fps70fps
フレームレート比較表(Call of Duty:Black Ops IV)

Call of Duty:Black Ops IV(BLACKOUTモード)では、RTX3050以外は4K解像度でも60~100fpsの解像度を出せるので、ゲーム自体は問題なく遊べます。

しかし、フルHD解像度にしてもRTX3080でないと144fpsを出せないため、遅延が生じて戦績にも影響が出ます。

FPSゲームであるCall of Duty:Black Ops IVで結果を出したい方は、RTX 3080以上のGPUを搭載した製品を選びましょう。

ファイナルファンタジー14

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4080271fps235fps144fps
RTX 4070 Ti251fps202fps111fps
RTX 4070227fps175fps89fps
RTX 4060 Ti197fps153fps72fps
RTX 4060175fps115fps53fps
RTX 3080207fps166fps97fps
RTX 3070 Ti181fps144fps85fps
RTX 3070170fps143fps75fps
RTX 3060 Ti165fps128fps67fps
RTX 3060148fps100fps48fps
RTX 3050114fps71fps34fps
RTX 2080 Ti168fps134fps76fps
RTX 2080 SUPER154fps121fps64fps
フレームレート比較表(ファイナルファンタジー14)

人気MMORPGゲームである、ファイナルファンタジー14は比較的重いものの、WQHD解像度以下であればRTX3050でも快適に遊べます。

しかし、ゲームの画質を4Kに設定すると、RTX3050・3060だと60fpsを下回りカクつくので、4K解像度でプレイする場合はRTX3070以上のGPUを選びましょう。

サイバーパンク2077

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4090185fps167fps86fps
RTX 4080180fps147fps72fps
RTX 4070 Ti175fps118fps56fps
RTX 4070143fps81fps36fps
RTX 4060 Ti96fps58fps25fps
RTX 406091fps53fps23fps
RTX 3090134fps90fps46fps
RTX 3080120fps80fps40fps
RTX 3070 Ti103fps67fps32fps
RTX 307096fps62fps30fps
RTX 3060 Ti83fps53fps25fps
RTX 306066fps41fps18fps
RTX 305048fps29fps12fps
RTX 2080 Ti94fps66fps35fps
RTX 2080 SUPER79fps52fps25fps
フレームレート比較表(サイバーパンク2077)

重量級のRPGゲームであるサイバーパンクは、4K解像度・最高設定だとRTX 4080以上でないと60fpsを出せません。

しかし、DLSSと呼ばれる画像処理技術を活用すると、RTX3080でも60fpsを実現できます。

RTX 4000シリーズになると更に高性能なDLSS 3.0が使えるため、4K解像度で快適に遊びたい方はRTX 4070 Tiを選んだ方がいいです。

レイトレーシング・DLSSを有効化した時のフレームレートの変化

今回は、重いRPGゲームとして有名なサイバーパンク2077で、DLSS機能を使った時にどれくらいフレームレートが上がるのか検証してみました。

サイバーパンク2077(4K解像度・レイトレ無)のフレームレート
RTX 3080(DLSSオフ)
40fps
RTX 3080(DLSS2.0有効化)
71fps

サイバーパンク2077を4K解像度(レイトレ無)で遊ぶと、素の状態だとRTX 3080でも40fpsしか出せませんが、DLSSを有効にすると71fpsまで向上します。

レイトレーシング・DLSSを有効化した時の、サイバーパンク2077のフレームレートの変化は以下のとおりになるので、興味のある方は確認してみてください。

GPUモデル4K解像度
(DLSSオフ)
4K解像度+レイトレ
(DLSSオフ)
4K解像度+レイトレ
(DLSS2.0有効化)
4K解像度+レイトレ
(DLSS3.0有効化)
RTX 409086fps42fps93fps138fps
RTX 408072fps30fps69fps98fps
RTX 4070 Ti56fps23fps54fps75fps
RTX 407036fps16fps40fps58fps
RTX 309055fps21fps48fps非対応
RTX 3080 Ti54fps20fps 48fps非対応
RTX 308047fps20fps 43fps非対応
RTX 3070 Ti40fps20fps 34fps非対応
レイトレーシング・DLSSを有効化した時のフレームレート比較表(サイバーパンク2077)

RTX3080搭載おすすめゲーミングPC

大手BTOメーカーのRTX3080搭載のゲーミングPCは売り切れてしまい、今ではPC-TECHという非常にマイナーなメーカーの製品しか販売されていません。

標準のメモリ容量が16GBに抑えられているものの、GeForce RTX 3080とCore i7-12700Fが使われているので、重いゲームも快適に遊べます。

虹色に光るかっこいいLEDライトが搭載されているため、派手なハイスペックゲーミングPCを求めている方におすすめです。

2TBの容量を持つHDDが搭載されている上に、メモリ容量を最大で64GBまで増やせるので、動画配信にも対応可能です。

商品名ゲーミングパソコン(PC TECH)
おすすめ度
価格279,980円
CPUIntel Core i7-12700F
GPUGeForce RTX 3080
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:500GB NVMe
HDD:2TB
電源750W 80PLUS GOLD
ゲーミングパソコン(PC-TECH)の性能表

RTX3080搭載のおすすめゲーミングノートPC

ASUSのゲーミングノートPCである「ROG Strix G713RS-R7R3080」は、RTX 3080と最新のRyzen 7 6800Hを搭載しています。

価格が20万円台と比較的リーズナブルなため、高性能なゲーミングノートPCを安く手に入れたい方におすすめです。

WQHD解像度・240Hzの17.3インチモニターも搭載されているので、臨場感がある映像を楽しめるのも魅力です。

おすすめ度
商品名ROG Strix G713RS-R7R3080
価格205,448円
CPUAMD Ryzen 7 6800H
GPUGeForce RTX 3080
メモリDDR5-4800 16GB
ストレージSSD:512GB NVMe
HDD:無
駆動時間約9.4時間
画面サイズ17.3インチ
リフレッシュレート240Hz
解像度WQHD(2560×1440)
重量2.75kg
本体サイズ395×282×27.5 mm
ROG Strix G713RS-R7R3080(ASUS)の性能比較表

RTX 3080搭載ゲーミングPCの代わりとなるおすすめモデルは?

RTX 3080搭載ゲーミングPCが品薄状態で入手困難になりましたが、同等以上の性能を持つRTX 4070 TiとRTX 4080が新しく販売されました。

今回は、4K解像度も快適に遊べるRTX 3080の代わりとなる、RTX 4070 Ti・RTX 4080を搭載したゲーミングPCの特徴を解説します。

20万円台で買えて4K解像度もガッツリ遊べるRTX 4070 Ti

RTX 4070 Tiは、前世代のハイエンドGPUであるRTX 3090以上の性能を持ちながら、RTX 3080と同様に20万円台後半で買えるコスパの高さが魅力です。

DLSS3.0に対応していて、最新の重量級ゲームであるサイバーパンクを4K解像度でプレイする時でも、レイトレ込で60fps以上のフレームレートを実現できます。

RTX 4090の次に高い処理性能を持つRTX 4080

最新世代のハイエンドGPUであるRTX 4080は、RTX 4090に次ぐ高い処理性能を持ち、前世代の最高級GPUであるRTX 3090 Tiを上回るフレームレートを叩き出します。

16GBの大容量GPUメモリも搭載されているため、4K解像度のゲームプレイはもちろん、画像生成AIや3Dグラフィックスの処理も軽々と行えます。

しかし、本体価格が40万円程度と非常に高価なため、ゲーム配信者やクリエイターでない方は、コスパに優れたRTX 4070 Tiを選んだ方がいいです。

RTX3080搭載グラボを販売しているおすすめメーカー

以下の3社のPCパーツメーカーから、高性能で壊れづらいRTX3080搭載グラフィックボードが販売されています。ここでは、各メーカーのRTX3080搭載グラフィックボードの特徴を解説します。

商品のラインナップが豊富でコスパにも優れたZOTAC

ZOTACのRTX3080搭載グラフィックボードは種類が豊富にあり、Holoシリーズの10GBのモデルであれば、10万円台から購入できます。
(※Amazonでは品薄になり以下のモデルは24万円まで高騰しているため、楽天市場で購入するようにしましょう。)

オーバークロック可能なモデルだけでなく、高性能なRTX3080(12GB)や3080Tiを搭載した製品も販売されているので、処理性能を重視する方におすすめです。

「アクティブファンコントロール」も搭載されていて、各ファンの回転数を変えられるため、騒音を抑えられるのも魅力です。

優れた静音性と安定性で定評のあるMSI

MSIのグラフィックボードは、他のメーカーの製品に比べて高価なものの、安定性の高さで定評があります。

優れた冷却性能を持つ「トルクスファン 3.0」が搭載されているので、発熱量が多いRTX3080を搭載していても、静かで熱暴走も発生しづらいです。

独自ユーティリティーである「After Burner」を搭載していて、ファンの回転速度を自由に調整できる上に、OCモデルであればGPUのクロック数を変えられるのもメリットです。

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