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RTX 3070 Ti搭載ゲーミングPCの性能・価格は?3070・3080と徹底比較!

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4K解像度でオンラインゲームを遊ぶなら、高性能なGPUを搭載したグラフィックボード・ゲーミングPCが欲しいですよね。

最新製品であるRTX4070Tiは、RTX30シリーズの製品よりも処理性能に優れていますが、グラボ単体でも12万円かかります。

RTX3070Tiなら10万円未満でグラボが手に入る上に、画像処理技術の1種であるDLSSを活用すると、4K解像度でも安定して動かせます。

同じ30シリーズの製品である、RTX3070・RTX3080とよく比較されるため、GPU選びで迷いがちです。

そこで今回は、RTX3070・RTX3080と比較した、RTX3070Tiの特徴について解説するので、高性能GPUに興味のある方は参考にしてみてください。

目次

他のGPUと比較したRTX 3070 Tiの性能・価格は?

RTX3070の上位版のGPUであるRTX 3070 Tiは、RTX3080とRTX3070の中間の性能を持つのが特徴です。

ここでは、RTX3080とRTX3070に加えて、最新版のGPUであるRTX 4070 Tiと比較した、RTX 3070 Tiの性能・価格を解説していきます。

「RTX 3070 Ti」と「RTX 3070」の性能・価格比較

項目RTX3070TiRTX3070
アーキテクチャAmpereAmpere
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
61445888
ベースクロック1580 MHz1500 MHz
ブーストクロック1770 MHz1730 MHz
GPUメモリGDDR6X 8GBGDDR6 8GB
メモリクロック19 Gbps14 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
256 bit256 bit
メモリバス帯域幅608 GB/s448 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
4846
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
192184
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
290W220W
補助電源8-pin x 28-pin x 1
PassMarkスコア23,75722,456
希望小売価格
(2023年11月時点の販売価格)
$599
(68,171円~)
$499
(64,800円~)
発売日2021年6月10日2020年10月29日
「RTX 3070 Ti」と「RTX 3070」の性能・価格比較表

RTX 3070は、コア数はRTX 3070 Tiと大きな差がありませんが、GDDR6という旧式のGPUメモリが搭載されています。

メモリクロックは14 Gbpsと遅めですが、TDPはRTX 3070 Tiに比べて70W小さく、消費電力を抑えられるのが特徴です。

補助電源も8ピン1つで済み、デュアルファンのグラフィックボードも用意されているので、ミニタワーPCにも搭載しやすいのがメリットです。

ベンチマークテストを行いスペックを比較したところ、RTX 3070 Tiの方が6%程度PassMarkスコアが高く、RTX 3070より少し処理性能が優れていることが分かります。

最近になってRTX 3070が6万円台前半まで値上がりして、RTX 3070 Tiとの価格差が3,000円まで縮まったため、コスパの面では拮抗しています。

「RTX 3070 Ti」と「RTX 3080」の性能・価格比較

項目RTX3070TiRTX3080
アーキテクチャAmpereAmpere
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
61448704
ベースクロック1580 MHz1440 MHz
ブーストクロック1770 MHz1710 MHz
GPUメモリGDDR6X 8GBGDDR6X 10GB
メモリクロック19 Gbps19 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
256 bit320 bit
メモリバス帯域幅608 GB/s760 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
4868
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
192272
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
290W320W
補助電源8-pin x 28-pin x 2
PassMarkスコア23,75725,392
希望小売価格
(2023年11月時点の販売価格)
$599
(68,171円~)
$699
(89,800円~)
発売日2021年6月10日2020年9月17日
「RTX 3070 Ti」と「RTX 3080」の性能・価格比較

RTX3080はクロック周波数がRTX3070Tiよりも少し低いものの、コア数・メモリ関連の性能は30~40%程度上回っています。

RTX3070TiよりもTDPが30W大きいものの、どちらも補助電源・ファンの数は変わらないため、取り付けやすさに大きな差はありません。

PassMarkスコアの差は意外と小さく、6%程度しか違いが出ませんでしたが、実用性能は10~15%程度異なります。

RTX 3080搭載グラボは値下がりが進んだものの8万円以上かかるため、予算の少ない方はRTX 3070 Tiを選んだ方がいいです。

「RTX 3070 Ti」と「RTX 4070 Ti」の性能・価格比較

項目RTX 3070 TiRTX 4070 Ti
アーキテクチャAmpereAda Lovelace
CUDAコア数
(※CPUのコア数に相当)
6,1447,680
ベースクロック1580 MHz2310 MHz
ブーストクロック1770 MHz2610 MHz
GPUメモリGDDR6X 8GBGDDR6X 12GB
メモリクロック19 Gbps21 Gbps
メモリバス
(※1回の転送で運べるデータ量)
256bit192bit
メモリバス帯域幅608GB/s504 GB/s
RTコア数
(※レイトレ用のGPUコア数)
4860
Tensorコア数
(※行列演算用のGPUコア数)
192240
TDP
(※消費電力の最大値の目安)
290W285W
補助電源2x 8-pin1x 16-pin
PassMarkスコア23,75731,270
希望小売価格
(2023年11月時点の販売価格)
$599
(68,171円~)
$799
(118,000円~)
発売日2021年6月10日2023年1月5日
「RTX 3070 Ti」と「RTX 4070 Ti」の性能・価格比較表

NVIDIAのハイエンドGPUであるRTX 4070 Tiは、メモリバス幅以外はRTX 3070 Tiよりも圧倒的に高性能で、約1.5倍のベースクロック・GPUメモリを持つのが特徴です。

TDPがほとんど変わらないのにも関わらず、RTX 3070 Tiよりも25%程度多いコア数を搭載しています。

最新世代のRTX 4070 Tiは、RTX 3070 Tiに比べて1.3倍のスコアを持ち、実用性能では最大で5割程度異なります。

RTX 4070 Ti搭載グラボは値下がりが進んで、11万円台後半で購入できるようになったため、スペックを重視する方は4070 Tiを選びましょう。

GeForce RTX 3070 Tiの特徴・用途

今回は、RTX 3070・3080等のGPUと比較した、RTX 3070 Tiの特徴・用途を解説していきます。
GPU選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

RTX 3070よりも性能が高く4K解像度でも安定して動かせる

GPUモデルPassMarkスコア
RTX 4070 Ti31,270
RTX 407025,727
RTX 4060 Ti22,405
RTX 3090 Ti29,821
RTX 309026,873
RTX 3080 Ti27,406
RTX 3080 12GB26,789
RTX 308025,392
RTX 3070 Ti23,757
RTX 307022,456
RTX 3060 Ti20,520
RTX 306017,137
RTX 305012,698
RTX 2080 Ti21,900
RTX 2080 SUPER19,558
RTX 2070 SUPER18,236
各GPUモデルのPassMarkスコア比較表

RTX 30シリーズの製品の中で比較的上位に位置するRTX 3070 Tiは、RTX3070に比べてPassMarkスコアで5%程度処理性能に優れているのが特徴です。

フォートナイト(DirectX11・4K解像度・DLSS無)でも60fpsを達成できるので、重量級のゲームも安定して動かせます。

しかし、最新GPUであるRTX 4070 Tiの3/4程度の性能しか持たないので、4K解像度で快適にゲームをプレイしたい方は4070 Tiを選んだ方がいいです。

「レイトレ」が強化されていて光の描写も快適に行える

RTX30シリーズの製品であるRTX 3070 Tiでは、アーキテクチャを刷新して大幅にRTコアの性能を高めました。

そのため、RTX20シリーズで発生していた処理落ちの問題が解消されていて、レイトレーシング(レイトレ)をONにしてもカクつきづらいため、複雑な光の描写も快適に行えます。

画像処理技術であるDLSSと併用すると、重いゲームでレイトレ機能を適用しても、高いフレームレートを維持できます。

最新製品であるRTX 4070 Tiの3/5程度の価格で購入できる

GPUモデル希望小売価格グラボ価格(価格コム)
※2023年11月時点の価格
搭載モデルの価格
※2023年11月時点の価格
RTX 4070 Ti$799118,000円~257,800円~
RTX 4070 $59986,900円~187,800円~
RTX 3080$69989,800円~
RTX 3070 Ti$59968,171円~184,800円~
(アウトレット価格)
RTX 3070$49964,800円~169,800円~
(アウトレット価格)
各GPUモデルの製品価格の比較表

RTX4070Tiの定価が$799なのに対し、RTX 3070 Tiでは$599と3/4程度の価格に抑えられています。

グラボ単体の実売価格も、RTX 4070 Tiが11万円台なのに対し、RTX 3070 Tiであれば7万円程度で購入できます。

10万円未満で購入できるグラフィックボードを探している方は、性能と価格のバランスが取れたRTX 3070 Tiがおすすめです。

RTX 3070に比べて30%もTDPが高い

RTX 3070 Tiは最新規格であるGDDR6Xメモリを搭載したことで、RTX 3070とそれほどコア数が変わらないのにも関わらず、30%もTDPが大きくなっています。

RTX 3070と異なりトリプルファンの製品しか存在しない上に、強力な電源が必要になるので、使い勝手が悪いのがデメリットです。

ミニタワーPCを利用している方は、コンパクトなRTX3070搭載グラフィックボードを選びましょう。

RTX 3070・3080と比較して仮想通貨のマイニングを行うのが遅い

GPUハッシュレート
(Bitcoin)
RTX 3090105.41 MH/s
RTX 308086.41 MH/s
RTX 3080 Ti56.67 MH/s
RTX 307051.10 MH/s
RTX 3060 Ti51.23 MH/s
RTX 2080 Ti50.35 MH/s
RTX 3070 Ti37.81 MH/s
RTX 2080 SUPER35.95 MH/s
RTX 306021.78 MH/s
各GPUモデルのマイニング速度(ハッシュレート)比較表

マイニングマシンの演算速度を表すハッシュレートは、新しい仮想通貨の生成量に直接関わります。
そのため、マイニング用途でも高性能なGPUが使われるケースが多いです。

ビットコインの仮想通貨バブルによって、仮想通貨の取引を行う人が一斉にグラフィックボードを買い占めたため、一部のモデルでマイニング性能に制限がかけられています。

本来であれば60MH/sほど出せますが、6割程度しか性能を引き出せないので、RTX 3070の3/4程度しか演算能力がありません。

電気代もRTX 3070 Tiの方が高くつくため、仮想通貨のマイニングを行う方はRTX 3070を選びましょう。

「DLSS」によるフレームレートの底上げ効果は?

NVIDIA独自の画像処理技術であるDLSS(Deep Learning Super Sampling)では、高画質な画像を参考にしながら、低解像度の映像を美しく整えていきます。

DLSSを活用するとフレームレートを最大で2.5倍まで高められますが、画像処理に失敗すると「ボケ」や「もや」が生じるデメリットもあります。

NVIDIA DLSS feature test(3840×2160)の結果
RTX 3070 Ti (DLSS無効時)
19 fps
RTX 3070 Ti (DLSS有効時)
51 fps

実際にフォートナイト(4K解像度・最高設定)でDLSSを適用すると、フレームレートが1.5倍まで高まり、重いPCゲームも快適に遊べます。

Call of Dutyやモンハンワールド等のゲームでも設定を行えるので、画面の遅延やカクつきを抑えたい方はDLSS設定を有効にしましょう。

Fortnite(4K解像度・最高設定)の結果
RTX 3070 Ti (DLSS無効時)
60 fps
RTX 3070 Ti (DLSS有効時)
90 fps

3DMarkのベンチマーク性能比較

グラフィックボードの性能を計測する3DMarkには、さまざまな種類のベンチマークソフトがありますが、DirectXに関連のあるTime Spy・Fire Strikeがよく用いられます。

ここでは、3DMarkの代表的なベンチマークソフトにおける、RTX 3070 Tiの処理性能を他のGPUと比較しながら紹介します。

Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)

最新のDirectX 12エンジンを利用したベンチマークソフトである、Time Spy(通常版・Extreme)の測定結果は以下のとおりです。

PassMarkと異なり、RTX 3070 TiとRTX 3080で2割以上の性能差があり、実用性能でも10~15%程度の差が生じています。

GPUTime Spy
(WQHD解像度)のスコア
Time Spy Extreme
(4K解像度)のスコア
RTX 4070 Ti21,07510,177
RTX 407017,8178,522
RTX 4060 Ti13,4736,257
RTX 406011,3855,435
RTX 3090 Ti21,07710,835
RTX 309018,5608,826
RTX 3080 Ti18,6378,853
RTX 308017,0868,482
RTX 3070 Ti13,8456,990
RTX 307012,5496,276
RTX 3060 Ti11,5265,631
RTX 30608,6504,097
RTX 30506,1402,798
RTX 2080 Ti13,8726,574
RTX 2080 SUPER11,3155,293
RTX 2070 SUPER9,5834,741
各GPUモデルのTime Spyのベンチマーク性能比較表

Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)

DirectX 11のグラフィック機能が使われている、Fire Strikeの測定結果は以下の表のとおりです。

フルHDではRTX 3080との差は8%程度でしたが、4K解像度になると20%まで広がりました。

GPUモデルFire Strike
(フルHD解像度)のスコア
Fire Strike Ultra
(4K解像度)のスコア
RTX 4070 Ti54,30513,310
RTX 407043,44310,025
RTX 4060 Ti33,7887,295
RTX 406026,7236,042
RTX 3090 Ti52,00513,790
RTX 309047,77312,617
RTX 3080 Ti46,77112,479
RTX 308039,25710,911
RTX 3070 Ti36,3729,156
RTX 307031,0208,573
RTX 3060 Ti29,1217,309
RTX 306021,3795,187
RTX 305015,8243,592
RTX 2080 Ti34,3167,718
RTX 2080 SUPER29.2306,701
RTX 2070 SUPER25,6846,183
各GPUモデルのFire Strikeのベンチマーク性能比較表

各ゲームのベンチマーク性能比較

ここでは、代表的なゲームのRTX 3070 Tiのベンチマーク性能を、他のGPUと比較した上で分かりやすくまとめました。
4K解像度で快適に動くか疑問に感じている方は、お気に入りのゲームのベンチマーク結果を確認してみましょう。

Apex Legends

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4070 Ti275fps263fps171fps
RTX 4070205fps159fps96fps
RTX 4060 Ti162fps123fps71fps
RTX 4060146fps110fps64fps
RTX 3080200fps190fps113fps
RTX 3070 Ti180fps142fps87fps
RTX 3070174fps130fps78fps
RTX 3060 Ti157fps124fps74fps
RTX 3060122fps89fps50fps
RTX 305089fps63fps34fps
RTX 2080 Ti166fps132fps75fps
RTX 2080 SUPER162fps121fps72fps
RTX 2070 SUPER134fps100fps63fps
フレームレート比較表(Apex Legends)

対人シューティングゲームであるApex Legendsでは、競技性が高いため144fps以上のフレームレートが求められます。

RTX3070あればフルHD解像度で144fpsを安定して出せるため、RTX 3070 TiではなくRTX 3070を選んだ方がいいです。

RTX3050・RTX3060で最高設定にすると144fpsを下回るので、設定を落としてフレームレートを稼ぐ必要が出てきます。

フォートナイト(DirectX11)

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080172fps110fps74fps
RTX 3070 Ti152fps100fps62fps
RTX 3070145fps98fps58fps
RTX 3060 Ti127fps87fps48fps
RTX 3060102fps83fps37fps
RTX 305078fps56fps25fps
RTX 2080 Ti136fps95fps56fps
RTX 2080 SUPER118fps89fps46fps
RTX 2070 SUPER109fps85fps41fps
フレームレート比較表(Fortnite:DirectX11)

人気FPSゲームであるフォートナイトも、Apex Legendsと同様に、RTX 3070 TiとRTX 3070のどちらでも144fpsを実現可能です。

ただし、4K解像度でプレイする場合は、RTX 3070ではDLSSがないと平均フレームレートが60fpsを下回ります。

最高画質でフォートナイトを快適に遊びたい方は、RTX 3070 Tiを選んだ方がいいです。

VALORANT

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 3080638fps352fps
RTX 3070 Ti623fps272fps
RTX 3070593fps243fps
RTX 3060 Ti512fps184fps
RTX 3060414fps140fps
RTX 3050302fps98fps
RTX 2080 Ti534fps233fps
RTX 2080 SUPER486fps176fps
RTX 2070 SUPER440fps155fps
フレームレート比較表(VALORANT)

VALORANTは他のゲームに比べて負荷が軽く、フルHDではすべてのRTX30シリーズで300fpsを達成でき、4K解像度でもRTX 3070以上であれば144fpsを実現できます。

RTX 3070 Tiだとオーバースペックになるので、VALORANTしかプレイしない場合は、RTX 3070を搭載したゲーミングPCを選びましょう。

ファイナルファンタジー14

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4070 Ti251fps202fps111fps
RTX 4070227fps168fps98fps
RTX 4060 Ti197fps153fps72fps
RTX 4060175fps115fps53fps
RTX 3090206fps164fps110fps
RTX 3080192fps151fps97fps
RTX 3070 Ti181fps144fps85fps
RTX 3070170fps143fps75fps
RTX 3060 Ti165fps128fps67fps
RTX 3060148fps100fps48fps
RTX 3050114fps71fps34fps
RTX 2080 Ti168fps134fps76fps
RTX 2080 SUPER154fps121fps64fps
RTX 2070 SUPER132fps104fps55fps
フレームレート比較表(ファイナルファンタジー14)

ファイナルファンタジー14では、RTX 3070 TiとRTX 3070の性能差が小さく、WQHD解像度ではどちらのGPUも144fps程度のフレームレートを出せます。

ただし、4K解像度になると大きくフレームレートが落ちるので、快適にFF14を遊びたい方はRTX 3070 Tiを選んだ方がいいです。

ファイナルファンタジー15

GPUフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4070 Ti202fps157fps89fps
RTX 4070172fps128fps72fps
RTX 4060 Ti132fps92fps52fps
RTX 4060105fps74fps42fps
RTX 3090158fps133fps85fps
RTX 3080135fps116fps75fps
RTX 3070 Ti133fps104fps63fps
RTX 3070127fps98fps59fps
RTX 3060 Ti114fps87fps51fps
RTX 306089fps67fps38fps
RTX 305066fps48fps33fps
RTX 2080 Ti129fps95fps60fps
RTX 2080 SUPER114fps86fps50fps
RTX 2070 SUPER103fps74fps36fps
フレームレート比較表(ファイナルファンタジー15)

ファイナルファンタジー15では、前作よりもゲームの負荷が重く、RTX 3070だと4K解像度になると60fpsを下回ります。

最新シリーズのFF15を4K解像度でプレイしたいたい方は、RTX 3070 Tiを搭載したゲーミングPCを購入しましょう。

Borderlands3

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4070 Ti198fps142fps77fps
RTX 4070190fps137fps69fps
RTX 4060 Ti118fps83fps44fps
RTX 406097fps55fps35fps
RTX 3080142fps107fps62fps
RTX 3070 Ti120fps88fps52fps
RTX 3070115fps84fps49fps
RTX 3060 Ti99fps70fps36fps
RTX 306078fps56fps31fps
RTX 305054fps48fps23fps
RTX 2080 Ti115fps82fps46fps
RTX 2080 SUPER96fps68fps38fps
RTX 2070 SUPER80fps58fps32fps
フレームレート比較表(Borderlands3)

重量級のシューティングRPGゲームであるBorderlands3では、RTX 3080でもフルHD解像度で144fps・4K解像度で60fps程度しか出ません。

RTX 3070 Tiだと4K解像度で50fps程度しか出せず性能不足に陥るので、RTX 4070以上のGPUを搭載したゲーミングPCを選びましょう。

Red Dead Redemption2

GPUモデルフレームレート
(フルHD解像度)
フレームレート
(WQHD解像度)
フレームレート
(4K解像度)
RTX 4070 Ti144fps123fps78fps
RTX 4070127fps99fps62fps
RTX 4060 Ti87fps71fps47fps
RTX 406072fps59fps37fps
RTX 3090122fps108fps74fps
RTX 3080113fps97fps66fps
RTX 3070 Ti98fps81fps54fps
RTX 307094fps77fps50fps
RTX 3060 Ti73fps60fps38fps
RTX 306068fps54fps34fps
RTX 305045fps37fps24fps
RTX 2080 Ti100fps80fps50fps
RTX 2080 SUPER87fps69fps44fps
RTX 2070 SUPER70fps56fps36fps
フレームレート比較表(Red Dead Redemption2)

アドベンチャーゲームであるRed Dead Redemption2は、Borderlands3と同様に、RTX 3080でないと4K解像度で60fpsを出せません。

フルHD解像度にしてもそれほどフレームレートが上がらないので、144fpsを達成したい方はRTX 4070 Tiを選ぶ必要が出てきます。

RTX3070Ti搭載のおすすめゲーミングPC2選

RTX 3070 Ti搭載ゲーミングPCは品薄の状態ですが、以下の2社のメーカーからセール品として販売されています。

今回は、RTX3070Ti搭載のおすすめゲーミングPCを2つ紹介するので、高性能なゲーミングPCを安く手に入れたい方はぜひチェックしてみましょう。

BTO在庫一掃セール GA5A-D221/B(ツクモ)

ツクモのRTX 3070 Ti搭載ゲーミングPCであり、コスパの高さで定評があるRyzen 7 5700Xが搭載されているのが特徴です。

メモリ容量は16GBに抑えられていますが、18万円台というお手頃な価格で手に入れられるため、4K解像度向けのゲーミングPCを安く手に入れたい方におすすめです。

CPUのカスタマイズにも対応していて、11,000円のカスタム料金を支払って5800X3Dを選ぶと、ボトルネックの発生も抑えられます。

おすすめ度
価格184,800円
CPUAMD Ryzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 3070 Ti
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:1TB NVMe
HDD:無
電源750W 80PLUS GOLD
BTO在庫一掃セール GA5A-D221/B(ツクモ)の性能比較表

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FRGAG-H670/ARZ3B ライザのアトリエ3推奨PC(フロンティア)

商品名どおり「ライザのアトリエ3」というRPGゲームに適した、高性能なRTX 3070 TiとCore i7-13700Fを採用しているゲーミングPCとなります。

ドスパラの「ライザのアトリエ3」推奨ゲーミングPCである、GALLERIA XA7C-R47よりも3万円ほど割高ですが、オープンワールド向けのゲーミングPCを入手したい方におすすめです。

ただし、該当ゲームが無料配布される訳でもなく、推奨スペックも相当低く(Core-i7 6700・GeForce GTX 1070)設定されているため、商品名を盲信しないように注意しましょう。

おすすめ度
価格274,800円
CPUIntel Core i7-13700F
GPUGeForce RTX 3070 Ti
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:1TB NVMe
HDD:無
電源750W 80PLUS GOLD
FRGAG-H670/ARZ3B ライザのアトリエ3推奨PC(フロンティア)の性能比較表

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期間限定セールが安すぎるBTOメーカー

RTX3070Ti搭載のゲーミングPC性能比較表一覧

商品名BTO在庫一掃セール GA5A-D221/B
(ツクモ)
FRGAG-H670/ARZ3B ライザのアトリエ3
推奨PC(フロンティア)
価格184,800円274,800円
CPUAMD Ryzen 7 5700XIntel Core i7-13700F
GPUGeForce RTX 3070TiGeForce RTX 3070 Ti
メモリDDR4-3200 16GBDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:1TB NVMe
HDD:無
SSD:1TB NVMe
HDD:無
電源750W 80PLUS GOLD750W 80PLUS GOLD
公式サイトツクモ公式サイトFRONTIER公式サイト
※商品価格は購入時期・オプションにより変動する場合があります。

RTX3070Ti搭載のおすすめゲーミングノートPC3選

以下の3社のPCメーカーから、RTX3070Tiを搭載した高性能ゲーミングノートPCが販売されています。

コスパに優れたおすすめPCの特徴を製品ごとに解説するので、ゲーミングノートPC選びで迷っている方は参考にしてみてください。

Katana-GF66-12UGS-043JP(MSI)

MSIのゲーミングノートPCで、第12世代のCore i7とRTX 3070Tiを搭載しているのにも関わらず、20万円程度で購入できるのが魅力です。

SSDは512GBに抑えられているものの、CPU・メモリ・携帯性には大きな問題はないので、コスパを重視する方におすすめです。

拡張ポートも充実していて、複数のゲーミング機器を接続できるため、使い勝手にも優れています。

おすすめ度
価格220,396円
CPUIntel Core i7-12700H
GPUGeForce RTX 3070Ti
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD:512GB NVMe
HDD:無
駆動時間6時間
画面サイズ15.6インチ
解像度フルHD(1920 × 1080)
リフレッシュレート144Hz
重量2.25kg
本体サイズ359 × 259 × 24.9 mm
Katana-GF66-12UGS-043JP(MSI)の性能比較表

ROG Strix G713RW-R76R3070T(ASUS)

第6世代のRyzen 7を搭載したASUSのゲーミングノートPCであり、虹色に光るイルミネートキーボードが搭載されています。

240Hzのリフレッシュレートを持つWQHD液晶を搭載しているので、遅延を気にせずゲームを行いたい方におすすめです。

画面サイズが17.3インチと大きく携帯性に劣るものの、駆動時間が11時間と長く、近くにコンセントがなくてもゲームを遊び続けられます。

おすすめ度
価格215,980円
CPUAMD Ryzen 7 6800H
GPUGeForce RTX 3070Ti
メモリDDR5-4800 16GB
ストレージSSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:無
駆動時間11.1時間
画面サイズ17.3インチ
解像度WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート240Hz
重量2.75kg
本体サイズ395 × 282 × 27.5 mm
ROG Strix G713RW-R76R3070T(ASUS)の性能比較表

RTX3070Ti搭載のゲーミングノートPC性能比較表一覧

商品名Katana-GF66-12UGS-043JP(MSI)
ROG Strix G713RW-R76R3070T(ASUS)
価格220,396円215,980円
CPUIntel Core i7-12700HAMD Ryzen 7 6800H
GPUGeForce RTX 3070TiGeForce RTX 3070Ti
メモリDDR4-3200 16GBDDR5-4800 16GB
ストレージSSD:512GB NVMe
HDD:無
SSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:無
駆動時間6時間11.1時間
画面サイズ15.6インチ17.3インチ
解像度フルHD(1920 × 1080)WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート144Hz240Hz
重量2.25kg2.75kg
本体サイズ359 × 259 × 24.9 mm395 × 282 × 27.5 mm
公式サイト Amazon Amazon
※商品価格は購入時期・オプションにより変動する場合があります。

RTX 3070 Ti搭載ゲーミングPCの代わりとなるおすすめモデルは?

RTX 3070 Tiが廃番となり入手困難な状況になりましたが、RTX 3070 Tiよりも高性能で省電力性に優れた、RTX 4070とRTX 4070 Tiが新発売されました。

今回は、RTX 3070 Tiの代わりとなる、RTX 4070・RTX 4070 Tiを搭載したゲーミングPCの特徴を解説します。

RTX 3080並の処理性能を持ち省電力性にも優れたRTX 4070

最新のNvidia製GPUであるRTX 4070は、TDPが200Wと低く省電力性に優れながら、RTX 3080並みの処理性能を持つのが特徴です。

4K解像度での実用性能が少し弱いものの、RTX 3070 Tiと同様に60fpsを出すのには十分な性能を持ち、20万円台前半で購入できます。

発熱量が大きいRTX 3070 Tiと異なり、コンパクトなデュアルファンモデルが用意されているため、ミニタワー型ゲーミングPCにも搭載可能です。

以下の記事でRTX 4070搭載ゲーミングPCを紹介しているので、RTX 3070 Tiと同等の商品を求めている方はチェックしてみてください。

20万円台で買えて4K解像度もガッツリ遊べるRTX 4070 Ti

3070 Tiの後継モデルであるRTX 4070 Tiは、4K解像度でもガッツリ遊べるハイエンドGPUなのにも関わらず、20万円台後半で買えるのが魅力です。

サイバーパンク2077のような最新の激重ゲームでも、4Kレイトレで70~80fpsを出せるため、最高画質で遊びたいヘビーゲーマーの方におすすめです。

以下の記事で、コスパに優れたRTX 4070 Ti搭載のおすすめゲーミングPCを紹介しているので、最新の高性能ゲーミングPCを求めている方はぜひ確認してみましょう。

RTX 3070 Ti搭載グラボを販売しているおすすめメーカー

以下の3社の大手PCパーツメーカーから、RTX 3070 Tiを搭載したグラフィックボードが販売されています。

各メーカーのRTX 3070 Ti搭載グラボの特徴を解説するので、グラフィックボード選びで迷っている方は参考にしてみてください。

OCモデルが格安価格で手に入るZOTAC

ZOTACのグラフィックボードは、MSIやGIGABYTEの製品に比べてコスパがよく、処理能力の高いOCモデルが9万円程度で購入できます。

アクティブファンコントロールが搭載されていて、個別にファンの回転数を自由に制御できるので、負荷がかからない時は騒音を抑えられます。

一般的なモデルに比べて消費電力が大きく、容量が750W以上ないと電力不足に陥る場合があるので、パワフルな電源を用意しておきましょう。

優れた品質とデザイン性が魅力的なMSI

MSIのVD7700は虹色に光るLEDを搭載しているので、かっこよくて高性能なグラフィックボードを求めている方におすすめです。

高性能な3連ファンが搭載されているため、グラボ本体の温度上昇・熱暴走の発生を抑制でき、重いゲームも安定して遊べます。

ただし、本体のサイズが335 × 140 × 61 mmと大きいので、小型PCには装着しづらいのがデメリットです。

動作の安定性と静音性の高さで定評のあるGIGABYTE

GIGABYTEのグラフィックボードは、10万円程度で購入できる価格のリーズナブルさと品質の高さが魅力です。

ケースやファンの冷却性能に優れているため、グラボ本体の温度上昇による、ファンの回転数の向上やカクつきの発生を抑えられます。

LEDライティング機能も付いていて、側面にミニディスプレイが搭載されているので、外観を自由に変えられるのもメリットです。

しかし、本体重量が2.66kgと重く、横置きにすると端の部分が垂れ下がるのが欠点です。

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