VALORANTは2020年にリリースされたとは思えないほど軽いFPSゲームなため、ゲーム起動だけであれば古いパソコンでも可能。とはいえ、PC環境を整えなければ、FPSゲームにおいて重要となる高いフレームレートの維持は難しいです。
今回は、「VALORANTでハイレベルな勝負がしたい!」という要望に応えてくれる、おすすめのゲーミングPCを紹介します。
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VALORANT(ヴァロラント)におすすめのゲーミングPC5選
FPSゲームは高いフレームレートで描画されるほど有利となります。年々新作タイトルが登場するジャンルではありますが、それに伴って高フレームレートで遊ぶには要求されるスペックが高くなる傾向に。ですが、VALORANTは2020年にリリースされたFPSゲームとしては、異例なほど軽快な動作が特徴です。
そのため、必要とされるゲーミングPCの性能はそれほど高くなく、10万円前後のゲーミングPCからでも144fps以上でのプレイが可能です。
商品名 | Lightning-G AT7XB Ryzen7 5700X搭載(ドスパラ)![]() ![]() | NEXTGEAR JG-A7G5A (マウスコンピューター) ![]() ![]() | LEVEL-M1P5-R57X-SK4X (パソコン工房) ![]() ![]() | G-GEAR GE5J-C242B (ツクモ) ![]() ![]() | FRMFGB550/M613 (フロンティア) ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|
価格(税込) | 94,980円 | 114,800円 | 134,800円 | 174,980円 | 179,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | Intel Core i5-14400F | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3050 | GeForce RTX 3050 | GeForce RTX 5060 | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 32GB | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE | 550W 80PLUS BRONZE | 650W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD | 600W 80PLUS BRONZE |
公式サイト | ドスパラ公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | パソコン工房公式サイト | ツクモ公式サイト | FRONTIER公式サイト |
ここでは、VALORANTをヌルヌル映像で遊べる、コスパ最強のゲーミングPCを5つ紹介します。
- Lightning-G AT7XB Ryzen7 5700X搭載(ドスパラ)
- NEXTGEAR JG-A7G5A(マウスコンピューター)
- LEVEL-M1P5-R57X-SK4X(パソコン工房)
- G-GEAR GE5J-C242B(ツクモ)
- FRMFGB550/M613(フロンティア)
Lightning-G AT7XB Ryzen7 5700X搭載(ドスパラ)


とにかく導入コストを安く抑えたいという方におすすめなのが、94,980円で買えるドスパラのLightning-G AT7XBとなります。CPUがZEN3世代の8コア16スレッドのCPUです。最新世代に比べると見劣りするものの、まだまだゲーム用途では活躍できる性能があります。
GPUもRTX 3050とエントリークラスですが、VALORANTにおいては144fps以上は楽に出してくれるのでハイレベルな勝負ができます。
おすすめ度 | |
価格 | 94,980円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3050 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ゲーミング性能
VALORANT (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
---|---|
![]() ![]() | |
フルHD(最高設定) | 平均 375 fps |
WQHD(最高設定) | 平均 265 fps |
4K(最高設定) | 平均 125 fps |
- ゲーム性能総評
-
コスパ重視で最初に選択肢に入ってくる入門機で、旧世代のパーツを使う事で価格を10万円未満に抑えているので、気軽に購入できるのが魅力です。
VALORANT、Fortnite(パフォーマンスモード)においては144Hzモニターが活かせて、コストパフォーマンスは最高クラスです。
AM4マザーボードなので、将来的なアップグレード手段も限定的なところがマイナス要素に。
CPUとしてはZEN3世代となるので、最新のZEN5より2世代前の設計となっています。GPUもエントリークラス。
本体価格が10万円未満なので、ローエンドゲーミングPCの部類に入りますが、VALORANTでは300fps以上での戦闘が可能なところが魅力です。
240Hz~300Hzのリフレッシュレートを持つ、フルHDモニターは2万円前後で購入できるので、ハイレベルなバトルが体験できます。



10万円未満で300fpsの世界が体験できるの!?
とにかくコスパ良くVALORANTでの高フレームレートを体験したい方にとっては、Lightning AH5はおすすめの1台です。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
NEXTGEAR JG-A7G5A(マウスコンピューター)


予算に余裕がなくPCパーツの修理代が不安な方は、マウスコンピューターのNEXTGEAR JG-A7G5Aがおすすめ。他のメーカーと異なり3年の標準保証が付いているため、ゲーミングPCの故障を気にせずに遊べます。
注意すべき点があるとすればケースとマザーボードがMicro-ITX規格であること。そのままでは拡張性に乏しく、RTX 5070 Ti以上のGPUを搭載するのが難しいです。逆にコンパクトで狭いスペースにも置きやすいため、、一長一短ともいえます。
おすすめ度 | |
価格 | 114,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3050 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
1年間無償保証&24時間365日サポート
ゲーミング性能
VALORANT (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
---|---|
![]() ![]() | |
フルHD(最高設定) | 平均 375 fps |
WQHD(最高設定) | 平均 265 fps |
4K(最高設定) | 平均 125 fps |
- ゲーム性能総評
-
NEXTGEARシリーズのミニタワーパソコンは程よいバランスの性能を、コンパクトに収めている点が魅力です。
コンパクトで置き場所に困りにくいものの、逆に大きなグラボを搭載するには不向きなところがマイナス要素となります。
RTX 3050はエントリー向けGPUとして息の長いモデル。発売開始からかなりの年月が経っていますが、幅広いゲームを楽しめます。VALORANTでは300fpsを超えることもあり、通常のゲーミングモニターでは表示速度の方が追い付かない状況になってきます。
NEXTGEARシリーズはミニタワーPCケースが使われているので、移動させやすく置き場所にも困りづらいです。デスクトップPCにおいてコンパクトさはあまり重要視されないことが多いのですが、60cm幅の小型のパソコンデスクにも設置可能な点においてメリットとなります。



ゲーミングPCデカすぎて置く場所ないわ…
このパソコンなら約40リットル程の体積で、これは2Lペットボトル6本入りケース2箱ほどの容量。サイズ感としても比較的分かりやすいかと思います。気になった方は、NEXTGEARシリーズの製品をチェックしてみましょう。
\購入後のサポートが最大の魅力/
1年間無償保証&24時間365日サポート
LEVEL-M1P5-R57X-SK4X(パソコン工房)


Apexやフォートナイトも快適に遊べる、ミドルクラスゲーミングPCが欲しいという方は、パソコン工房のLEVEL-M1P5-R57X-SK4Xがおすすめです。
CPUはRyzen 7 5700Xを採用し、GPUにはRTX 5060を搭載。RTX 5060はRTX 3060 Tiと同等のGPU性能を持つので、Apex等の中量級のFPSゲームも快適に遊べます。
おすすめ度 | |
価格 | 134,980円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
VALORANT (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
---|---|
![]() ![]() | |
フルHD(最高設定) | 平均 375 fps |
WQHD(最高設定) | 平均 350 fps |
4K(最高設定) | 平均 285 fps |
- ゲーム性能総評
-
フルHD解像度ではゲーミング性能は大きく変わりませんしたが、WQHD以上の高解像度ではフレームレートが大幅に伸びました。
4K解像度に設定しても300fps近いフレームレートが出るため、VALORANTを遊ぶだけでは持て余す可能性大。
でもガチ勢にとってはフレームレートは高いほど嬉しい要素となります。
フルHD低設定では400fpsを超えることもあり、これを描画するには360Hz以上のモニターが必要となります。



360Hzモニターで最高のパフォーマンス!
通常のゲーミングモニターでは満足しないという、VALORANTガチ勢となる方はこの辺りがスタートラインになりそうです。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
G-GEAR GE5J-C242B/CP1(ツクモ)


ゲーム配信なども視野に入れるとなると、よりCPUとGPUの性能が求められるようになります。ツクモのG-GEAR GE5J-C242B/CP1は、ゲーム配信需要にも対応可能な性能を持ったゲーミングPCのひとつです。
CPUに第14世代のミドルクラスCPUであるCore i5-14400F、GPUはRTX 5060 Ti 8GBを採用しています。動画配信を行うためには高いCPU性能が求められますが、軽量級のValorantであれば十分な性能になります。
おすすめ度 | |
価格 | 174,980円 |
CPU | Intel Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
ゲーミング性能
VALORANT (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
---|---|
![]() ![]() | |
フルHD(最高設定) | 平均355fps |
WQHD(最高設定) | 平均355fps |
4K(最高設定) | 平均325fps |
- ゲーム性能総評
-
旧モデルで構成されたゲーミングPCながらゲーミング性能も高く、10コア16スレッドのCPUで配信も可能です。
価格も17万円台後半とリーズナブルで、初心者ゲーマーの方にも手が届きやすいのも魅力です。
CPUが一世代ほど古い、モデルになりますが、まだまだ現役で使えるミドルクラスのゲーミングPCとなります。GPUにはRTX 5060 Ti(8GB)を搭載しており、ゲームだけでなく配信用途でも使えます。



ゲーム実況者としても活動してみたい!
軽量級ゲームのVALORANTであれば、配信による負荷をかけても、ミドルレンジゲーミングPC以上なら高いフレームレートを維持できます。10万円台後半で購入できるため、コスパを重視したゲーム配信用PCが欲しい方にはおすすめです。
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FRMFGB550/M613(フロンティア)


気分を盛り上げながらVALORANTを楽しみたいという方には、フロンティアのFRMFGB550/M613がおすすめです。
基本的なスペックはツクモのG-GEAR GE5J-C242B/CP1と大差ありませんが、光るLEDケースファンが搭載されているため、かっこいいゲーミングPCが欲しい方に最適です。
32GBメモリと1TB SSDが標準で搭載されているため、動画配信も問題なく行えます。
おすすめ度 | |
価格 | 179,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ゲーミング性能
VALORANT (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
---|---|
![]() ![]() | |
フルHD(最高設定) | 平均375fps |
WQHD(最高設定) | 平均360fps |
4K(最高設定) | 平均325fps |
- ゲーム性能総評
-
フルHD・WQHD解像度で360fps、4K解像度に設定しても300fps以上で動かせるため、ゲーミングモニターの性能をフル活用できます。
VALORANTはもちろんのこと、APEX Legendsやフォートナイト等の様々なゲームに対応できます。
ぎりぎりオーバースペックにならない程度のフレームレートが出ているため、VALORANTをプレイするのであれば一番おすすめできるPC構成です。
ミドルレンジパーツであるRTX 5060 TiとRyzen 7 5700Xの組み合わせで、VALORANTだけでなくAPEX Legendsなども楽しめるスペックとなっています。



これからはPCゲームを沢山プレイしたい!
ゲーミングPCとしてもミドルクラスなので、幅広いゲームタイトルを遊べるのも特徴。また、デザイン性に優れているだけでなく、メモリも32GBのものが搭載されているため、気分を盛り上げながら動画配信を行えるのも魅力です。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
VALORANT(ヴァロラント)は軽いゲーム
総じて言えることは「VALORANTは非常に軽いゲーム」だということ。先に紹介したゲーミングPCであれば144fps以上の動作は楽に行えます。
この動作の軽さがVALORANTの魅力の一つ。パソコンを持っている人の多くが参加が可能となり、PCスペックによる優劣が生まれにくいというメリットもあります。
この魅力があったため2020年にリリースされたeスポーツ系FPSでありながら、非常に多くの競技人口を獲得し、早い段階で世界大会が開催されることとなりました。
ただし、高いフレームレートを出せても、高性能なゲーミングモニターが無ければグラフィック性能を引き出せないので、周辺機器もしっかり揃えておきましょう。
高fpsが活かせるゲーミングモニターも用意しよう


それほど高いPCスペックが要求されないというのが、VALORANTの強みですが、パソコンだけではVALORANTでのハイレベルな競技シーンにはついていけません。
いくらパソコンが144fps以上の高フレームレートでの描画をしていても、モニターの更新速度が遅くてはグラフィック性能を引き出せません。
VALORANTは安価なゲーミングPCでも高フレームレートが簡単に出せます。なので、VALORANTをプレイする際には、リフレッシュレートが144Hz以上のゲーミングモニターも用意しましょう。
VALORANT(ヴァロラント)を遊ぶためのPCの選び方
PCゲームにおいては公式の推奨スペック表と、プレイヤーの求める動作環境とかけ離れているが多々あります。ですが、VALORANTにおいてはその動作の軽さ、そして運営のeスポーツ向けタイトルとしての認識から、指標として非常に参考になるスペック表が公開されています。
最低スペック/30fps | 推奨スペック/60fps | ハイエンドスペック/144fps以上 | |
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 AMD Athlon 200GE | Intel Core i3-4150 AMD Ryzen3 1200 | Intel Core i5-9400F AMD Ryzen5 2600X |
GPU | Intel HD4000 AMD Radeon R5 200 | NVIDIA GeForce GT730 AMD Radeon R7 240 | NVIDIA GeForce GTX1050Ti AMD Radeon R7 370 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
ここで、一度VALORANTの公式ページに記載されているスペック表を確認してみましょう。VALORANTは古い世代での記載が目立ちますが、これが幅広いパソコンで遊べることの現れ。最低スペックに関しては10年以上前の物になります。ただし、ここで注目すべきなのは最低・推奨スペックとは別で記載されているハイエンドスペック/144fpsの部分です。
144fpsは高リフレッシュレートのゲーミングモニターが活かせる描画速度。つまり、運営もVALORANTは「144Hz以上のゲーミングモニターを使ったハイレベルな競技性」を売りにしており、そのために必要なPCスペックのハードルも低くしていると公言しているのです。
以上のことからVALORANTをプレイするうえで目指すべきスペックは、「ハイエンドスペック/144fps以上となるパソコン」ということになります。
ここでは、VALORANTをヌルヌル映像で遊べる、おすすめのPCパーツの選び方について詳しく解説していきます。
CPUの選び方
CPUは6コア以上の物が指定されています。おおむね最新のCore i5やRyzen5であればこの要求スペックはクリアできます。
具体的には「Core i5-14400F」・「Ryzen 7 5700X」あたりの物がおすすめです。特にCore i5-14400Fは10コア16スレッドのCPUなので、複数の作業を並行して行うマルチタスクが得意です。
GPUの選び方
VALORANTはGPUによる影響が大きいゲームタイトルとなります。CPUの性能が足りていても、GPUが無いと高いフレームレートは出せません。逆にGPUがあればCPUの性能不足をある程度補うことが可能です。とはいえ、GPUの要求スペックも高いものではありません。RTX 3050といった小さなグラフィックカードでも十分で、これらはスリムタワー型PCでも搭載可能です。
もしくは、CPU内蔵グラフィックでも「Ryzen 5 5700G」や「Core Ultra 5 225」に搭載されているものは、VALORANTを144fps以上で動作させるだけの性能があります。CPUとして見てもRyzen5 5700Xに見劣りしないので、予算が無くてGPUを搭載するのが難しい状況であれば、これらをCPUとして採用したパソコンを組むのもありかと思います。
電源ユニットの選び方
「フルHD対応のGPUを搭載したミドルクラスのゲーミングPC」となると、おおむね550~650W程度の容量を持つもので十分です。将来的にGPUの交換などを考えているのであれば750~850Wを搭載しても問題ありません。
誤解されがちなのですが、電源容量は交流から直流へ変換できる電力を表しており、パソコン全体の消費電力ではありません。なのでCPUとGPUでの消費電力が低ければ必要とされる電力しか供給せず、これは大容量の電源を積んでも変わらないのです。
メモリ・ストレージの選び方
パソコンの記憶領域ですが、RAM=メインメモリに関しては16GBあれば十分です。RAMは後から追加するのも簡単に行えます。
ストレージに関しては、35〜40GBしかダウンロード容量を取らないため、500~512GBのSSDが搭載されていれば問題ありません。可能であればOSを保存するCドライブとゲーム用のDドライブで、物理的に2つのSSDを搭載するのがおすすめです。
まとめ
VALORANTは2020年にリリースされたPC専用FPSゲームタイトルで、世界中でプレイされています。2022年の大会では、日本のZETA DIVISIONがベスト4入りしたことでも話題になりました。
昨今では家庭用ゲーム機とのクロスプレイを可能とするゲームタイトルが多いですが、VALORANTをプレイできるのはパソコンのみ。しかしながら、開発時点でeスポーツを強く意識していたこともあり、ゲームに参加するために要求されるPCスペックはそれほど高くありません。
なので用意すべきパソコンに関してのハードルは高くありませんが、ハイレベルな競技性を確保する上で、高いリフレッシュレートを持つゲーミングモニターが重要となります。VALORANTを遊ぶ際にはパソコンだけでなく、ゲーミングモニターも含めたPC環境構築もしっかり行いましょう。
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