スイッチのおすすめ保護フィルムはどれ？10種類買って徹底比較してみた！

この記事では「ニンテンドースイッチの液晶保護フィルム」を徹底比較しました。

液晶保護フィルムって種類が多すぎてどれを選べばいいのかよく分からないですよね。

わたしも正直「保護フィルムなんてどれも一緒でしょ？」と考えてました。

そこでゲーム周辺機器マニアのわたしがAmazonで売っているスイッチ用の液晶保護フィルムをほぼ全種類買ってみて、

といった項目をガチ検証しました！

「液晶保護フィルム貼りたいけど、どれがいいかわからない」
「おすすめの液晶保護フィルムが知りたい」

という方は、ぜひ最後まで読んでみてください！

＼Youtubeでも動画レビューしています／

本題に入る前に・・・

以前わたしのYouTubeチャンネルで「スイッチに液晶保護フィルム貼ってますか？」というアンケートを取ったのですが、

回答いただいた約6000人のうち24％の人が保護フィルム無しという結果に。

みなさん・・・絶対に貼ってください！！

「スイッチが落下して液晶が割れた」

これはYahoo知恵袋でも数多くの質問があるくらい、スイッチのよくあるトラブルです。

なので、液晶保護フィルムは絶対に必要な周辺機器なんです！

スイッチの液晶を守るために、ぜひ本記事を保護フィルム選びにお役立てください。

比較したスイッチ用液晶保護フィルム

こちらが今回評価した、スイッチ用の液晶保護フィルムです。

Amazonで液晶保護フィルムを検索したときに1ページ目に表示された商品を、片っ端から購入しました！

液晶保護フィルムは商品ごとに「衝撃に強いもの」「衝撃に弱いもの」など、品質が全く異なります。

値段もバラバラで、安いものは440円、高いものは1699円。

任天堂のライセンス商品もあるし、ライセンス以外の商品もあります。

商品のPR方法も「衝撃に強い」「汚れが付きにくい」「目に優しい」などなど。

本当に・・・

ということで、次の章ではスイッチ用液晶保護フィルムを選ぶ際のポイントを解説します。

スイッチ用液晶保護フィルムを選ぶ際のポイント

スイッチ用の液晶保護フィルムを選ぶ際に気になるであろうポイントを、わたしの独断と偏見でまとめました！

液晶保護フィルムを選ぶ際のポイントは、次の4つです。

この4つのポイントを基準に、10枚の液晶保護フィルムを全てを定量的に評価しました。

各項目の評価基準は、以下のとおりです。

フィルムの貼りやすさ

実際にスイッチに貼ってみたときの貼りやすさを評価しました。

具体的には気泡の入りやすさや液晶の合わせやすさなどをもとに、3段階で評価しています。

触り心地

実際に触ってみた感じを3段階で評価しました。

触り心地に関してはスベスベと触りやすく指紋が付きにくいといった商品を高く評価していますが、あくまで個人的な主観なので参考程度で。

傷の付きやすさ

ドライバーを使って、フィルムの上を10往復ぐらいゴシゴシと動かしたときに傷が付くかどうかを見ました。

傷が付いたら「×」で、傷が付かなかったら「〇」です。

落下時の防御力

10年前のジャンクタブレットの液晶に液晶保護フィルムを貼り付けて、

30cm・60cm・90cm・120cmの高さからドライバーを自重落下。

そのときにしっかりと液晶を守ってくれるのか、で判断しました。

これらの評価結果をまとめたのが↓の表になります。

この様な結果になったのですが、ただ評価結果を並べられてもイマイチわかりづらいですよね。

なので、この評価結果をもとにさらに分かりやすくお伝えするために、次の4つの切り口で解説していきます！

それぞれの切り口を、サクッと説明していきます！

任天堂のライセンス商品の方が良いのか？

「よく分からないから任天堂のライセンス商品を買っておこう！」と考えていませんか？

確かによく分からないときって、何か権威性があると安心しますよね。

スイッチの開発元である任天堂のお墨付き商品なら、

ってなりますもんね。

しかし液晶保護フィルムに関しては、任天堂のライセンス商品マークの有無は品質に全く関係ありません。

任天堂のライセンス商品であっても品質が低い保護フィルムもあるし、任天堂のライセンス商品じゃなくても品質が高い保護フィルムもあります。

具体的に商品をあげてみます。

アイレックスの保護フィルムは、任天堂のライセンス商品を取得しています。

しかし、他の保護フィルムと比較したときに品質が低いように感じます。

まず付属品の充実度が低い。

ウェット系のシートや乾いた布やゴミを吸着させるシールといった付属品が全て揃っている商品は二重丸を付けているのですが、アイレックスは何もありませんでした。

取説には「メガネ拭きなどで拭いてください」って書いてあるだけ。

と、一人っきりの部屋で一人でツッコミを入れるカオスな状況でしたｗ

しかも引っかき検証では、10枚の液晶保護フィルムの中で唯一傷が付きました。

さらに落下検証では、60cm以上のドライバー落下に耐えることができなかったんです。

こんな感じで、いいところがほとんど無い品質の保護フィルムでも、任天堂のライセンス商品となっています。

なので何も考えずに、

って思うのは絶対にダメです！

液晶保護フィルムに限って言えば、任天堂のライセンス商品マークの有無は検討材料として考えなくていいでしょう。

値段が高い方が良いのか？

値段が高いものは、品質が高そうに思いがちですよね。

しかし液晶保護フィルムに限って言えば、値段の高さと品質の高さは全く相互関係がありません。

たとえば、今回準備した10種類の液晶保護フィルムの中で一番高いのは、このAgradoというメーカーの液晶保護フィルムです。

値段だけを見ると1,699円で販売していたSpigenのフィルムの方が高いのですが、Spigenは2枚入りだったので、1枚あたりの価格で考えると一番高いのがAgradoのフィルムになります。

このフィルム、さすがに高級な保護フィルムだけあって付属品の充実度や触り心地などの質感は高かったです！

しかし、落下時の防御力が低い。

約60cmの高さから重さ100グラムのドライバーを自重落下させたら、スイッチに見立てた液晶に傷が付きました。

逆に、HORIの445円で買った液晶保護フィルムは高さ120cmからドライバーを落下させても、スイッチに見立てた液晶に全く傷が付きませんでした！

なので、「値段が高くても衝撃に弱い保護フィルム」もあるし「値段が安くても衝撃に強い保護フィルム」もあるということ。

値段と品質は比例しないという結果になりました。

割れにくくて傷が付きにくいのはどれ？

今回10種類の液晶保護フィルムを全部比較してみて、ある共通点に気付きました。

液晶保護フィルムは大きく「ガラス素材」と「樹脂素材」の2タイプに分けられます。

10種類の比較検証をした結果、衝撃に強いのは「樹脂素材」のフィルムでした！

比較表 を見ていただくと分かるのですが、ドライバーの落下検証で120cmの高さでもしっかりと内部の液晶を守ってくれたのは、すべて「樹脂素材」のフィルムでした！

ガラス素材は、良いものでも60cmの高さまで。

90cmを超える高さでの落下に耐えられるものはありませんでした。

なので落下の衝撃からスイッチを守りたい方は、ガラス素材のフィルムではなく樹脂素材のフィルムを選ぶことをおすすめします。

とはいえ、ガラス素材には樹脂素材より触り心地や見た目が良いというメリットがあります。

一長一短って感じですね。

最終的にどれがおすすめなの？

「この液晶保護フィルムがおすすめです！」と紹介できればいいんですが、結構むずかしいです。

なぜなら「どの視点で評価するか？」が非常に大事になってくるからです。

という風に、何を重視するかによっておすすめの保護フィルムは変わります。

液晶保護フィルムを比較レビューしてみましたが、どれかひとつの製品をおすすめするっていうのが難しい製品だなと感じました。

まとめ：液晶保護優先なら「樹脂素材」一択！

スイッチの液晶保護フィルムをほぼ全種類買って、徹底比較してみました。

液晶の保護を第一優先にするのであれば、フィルムの素材は「樹脂素材」一択になります！

ガラス素材のフィルムは樹脂素材のフィルムに比べて、衝撃に弱いです。

しかし樹脂フィルムは手触りがあまり良くない感じだし、ガラスよりも見た目が良くありません。

なのでわたしがまとめた比較表を参考にしながら、何を重視するかをもとにあなたにピッタリの液晶保護フィルムを選んでみてください。

ちなみに今回提供を受けたNIMSOの液晶保護フィルムは保障が強みで、保証期間中の故障は無料で交換対応してくれるそうです。

こちらもぜひ検討してみてください！

樹脂素材の保護フィルム

ガラス素材の保護フィルム