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RTX 5000シリーズの価格・性能は?徹底比較まとめ

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最新世代のGPUであるRTX5000シリーズはDLSS4が利用可能で、RTX 5070以上のモデルは4K画質でも快適にゲームを遊べるため、ヘビーゲーマーの方に人気があります。

一方で、RTX 5050~RTX 5060は利用できる用途に限りがあるものの、4~5万円台といったリーズナブルな価格で購入できるのが魅力です。

RTX 5000シリーズは、2025年12月時点で7種類のモデルが販売されているため、GPU選びで迷う方もいますよね。

そこで今回は、最新GPUであるRTX 5000シリーズの各モデルの特徴や、最適な用途について詳しく解説していきます。

人世代前のGPUであるRTX 4000シリーズのとの性能・価格の違いや、5000シリーズになって追加された機能についても説明します。

最新のRTX 5000シリーズのGPUに興味がある方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

目次

 RTX5000シリーズの特徴

2025年12月末の時点で、RTX5000シリーズには以下の7種類のGPUが存在し、上位のモデルとミドルレンジ以下の製品で大きな差が生まれます。

  • RTX 5090
  • RTX 5080
  • RTX 5070 Ti
  • RTX 5070
  • RTX 5060 Ti
  • RTX 5060
  • RTX 5050

ここでは、RTX5000シリーズの各GPUの特徴について詳しく解説していくので、しっかり目を通して購入後に後悔しないようにしましょう。

項目RTX 5090RTX 5080
アーキテクチャBlackwellBlackwell
CUDAコア数2176010752
ベースクロック2017 MHz2295 MHz
ブーストクロック2407 MHz2617 MHz
GPUメモリGDDR7 32GBGDDR7 16GB
メモリクロック28 Gbps30 Gbps
メモリバス512 bit256 bit
メモリバス帯域幅1792 GB/s960 GB/s
RTコア数17084
Tensorコア数680336
TDP (TGP)575W360W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)1 x 16-pin (12V-2×6)
PassMarkスコア38,80235,847
希望小売価格$1,999$999
発売日2025年1月30日2025年1月30日
RTX5000シリーズ(ハイエンドモデル)の性能比較表

RTX 5000シリーズのハイエンドシリーズであるRTX 5090・RTX 5080は、トップクラスのグラフィック性能を持つので、4K解像度でも快適に重量級ゲームを動かせます。

PassMarkスコアに関しては前世代とほとんど変わらないものの、どちらも35,000以上のPassMarkスコアを達成しています。

ハイエンドモデルなだけあって、販売価格が24~54万円と非常に高価なので、コスパを求める方は次に紹介するハイスペックモデルのGPUを選びましょう。

項目RTX 5070 TiRTX 5070
アーキテクチャBlackwellBlackwell
CUDAコア数89606144
ベースクロック2295 MHz2325 MHz
ブーストクロック2452 MHz2512 MHz
GPUメモリGDDR7 16GBGDDR7 12GB
メモリクロック28 Gbps28 Gbps
メモリバス256 bit192 bit
メモリバス帯域幅896 GB/s672 GB/s
RTコア数7048
Tensorコア数280192
TDP (TGP)300W250W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)1 x 16-pin (12V-2×6)
PassMarkスコア32,50228,312
希望小売価格$749$549
発売日2025年2月20日2025年3月5日
RTX5000シリーズ(ハイスペックモデル)の性能比較表

ハイスペックGPUとして扱われるRTX 5070 Ti・RTX 5070は、ミドルレンジモデルのGPUに比べてメモリ容量が大きいため、重量級ゲームの4K画質にも対応できます。

生成AIがブームになり半導体不足の状態に陥っているものの、10万円台という価格で入手できるため、高性能GPUを安く買いたい方におすすめです。

項目RTX 5060 Ti RTX 5060RTX 5050
アーキテクチャBlackwellBlackwellBlackwell
CUDAコア数460838402560
ベースクロック2407 MHz2280 MHz2317 MHz
ブーストクロック2572 MHz2500 MHz2572 MHz
GPUメモリGDDR7 8GB/16GBGDDR7 8GBGDDR6 8GB
メモリクロック28 Gbps28 Gbps20 Gbps
メモリバス128 bit128 bit128 bit
メモリバス帯域幅448 GB/s448 GB/s320 GB/s
RTコア数363020
Tensorコア数14412080
TDP (TGP)180W145W130W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア22,61120,81617,195
希望小売価格$379~$429$299$249
発売日2025年4月16日2025年5月20日2025年7月4日
RTX5000シリーズ(エントリー/ミドルレンジモデル)の性能比較表

下位3モデルのグラボは、ハイスペック~ハイエンドモデルに比べてグラフィック性能が劣り、WQHD解像度以上の高画質設定でモンハンワイルズを遊べないといった制約が生じてきます。

それでも、RTX 3060以上のスペックは持ち合わせているので、Apex Legendsやフォートナイトといった現行のFPSゲームは問題なくプレイ可能です。

価格については4~5万円台とリーズナブルなため、半導体不足によるパソコンの高騰で、どうしてもハイスペックモデルを買えない人におすすめできます。

旧世代(RTX4000シリーズ)との価格・性能の違いは?

今回は、旧世代(RTX4000シリーズ)との価格・性能の違いについて、新世代(RTX5000シリーズ)のモデルと比較しながら解説していきます。

RTX5000シリーズのGPU選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「RTX 5090」と「RTX 4090」の性能・価格比較

項目RTX 5090RTX 4090
アーキテクチャBlackwellAda Lovelace
CUDAコア数2176016384
ベースクロック2017 MHz2235 MHz
ブーストクロック2407 MHz2520 MHz
GPUメモリGDDR7 32GBGDDR6X 24GB
メモリクロック28 Gbps21.2 Gbps
メモリバス512 bit384 bit
メモリバス帯域幅1,792 GB/s1,018 GB/s
RTコア数170128
Tensorコア数680512
TDP575W450W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)1 x 16-pin
PassMarkスコア38,80239,455
希望小売価格$1,999$1,599
発売日2025年1月30日2022年10月12日
「RTX 5090」と「RTX 4090」の性能比較表

RTX4000シリーズの最高級モデルであるRTX 4090は、CUDAコア数・メモリ容量が3/4程度に抑えられていて、メモリバス帯域幅については8割近い差があります。

CUDAコア数・メモリ性能によるグラフィック性能の差を、PassMarkスコアに直して分かりやすく比べてみました。

GPU性能比較(RTX 5090 vs RTX 4090)
RTX 5090
38,802
RTX 4090
39,455

なぜかPassMark上ではRTX 4090の方がスコアが高くなりましたが、実際のゲーミング性能ではRTX 5090の方が10~15%ほど優れています。

価格はいずれも50万円以上と目玉が飛び出るほど高価なので、グラフィック性能にこだわらない方は他のモデルを選びましょう。

GPUモデル価格
RTX 5090$1,999
グラボの販売価格:539,800円~
(※2025年12月時点の価格)
RTX 4090$1,599
グラボの販売価格:529,900円~
(※2025年12月時点の価格)
「RTX 5090」と「RTX 4090」のPassMarkスコア・販売価格比較表

「RTX 5080」と「RTX 4080」の性能・価格比較

項目RTX 5080RTX 4080
アーキテクチャBlackwellAda Lovelace
CUDAコア数107529728
ベースクロック2295 MHz2205 MHz
ブーストクロック2617 MHz2505 MHz
GPUメモリGDDR7 16GBGDDR6X 16GB
メモリクロック30 Gbps22.4 Gbps
メモリバス256 bit256 bit
メモリバス帯域幅960 GB/s716.8 GB/s
RTコア数8476
Tensorコア数336304
TDP360W320W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)1 x 16-pin
PassMarkスコア35,84734,619
希望小売価格$999$1,199
発売日2025年1月30日2022年11月16日
「RTX 5080」と「RTX 4080」の性能比較表

前世代のハイエンドGPUであるRTX 4080は、メモリクロックが30%ほど小さく、コア数に関してもRTX 5080の9割程度に抑えられています。

コア数・メモリクロックの違いによる、PassMarkスコアの差を比較表にしてまとめてみました。

GPU性能比較(RTX 5080 vs RTX 4080)
RTX 5080
35,847
RTX 4080
34,619

RTX 4090と比較した時と同様に、大きな差は生じなかったものの、実性能ではRTX 5090に比べて1割ほど低いフレームレートを叩き出しました。

価格についても品薄状態で30万円台まで高騰しているので、最新のRTX 5080を選んだ方がいいです。

GPUモデル価格
RTX 5080$999
グラボの販売価格:236,902円~
(※2025年12月時点の価格)
RTX 4080$1,199
グラボの販売価格:318,715円~
(※2025年12月時点の価格)
「RTX 5080」と「RTX 4080」の販売価格比較表

「RTX 5070 Ti」と「RTX 4070 Ti」の性能・価格比較

項目RTX 5070 TiRTX 4070 Ti
アーキテクチャBlackwellAda Lovelace
CUDAコア数89607680
ベースクロック2295 MHz2310 MHz
ブーストクロック2452 MHz2610 MHz
GPUメモリGDDR7 16GBGDDR6X 12GB
メモリクロック28 Gbps21 Gbps
メモリバス256 bit192 bit
メモリバス帯域幅896 GB/s504.2 GB/s
RTコア数7060
Tensorコア数280240
TDP300W285W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)1 x 16-pin
PassMarkスコア32,50231,270
希望小売価格$749$799
発売日2025年2月20日2023年1月5日
「RTX 5070 Ti」と「RTX 4070 Ti」の性能比較表

RTX 5070 Tiの旧型モデルに該当する、RTX 4070 Tiはメモリ容量・クロック共に3/4に抑えられている上に、コア数も15%ほど少ないです。

メモリ性能・コア数の違いによるグラフィック性能の差を、PassMarkを使って検証してみました。

GPU性能比較(RTX 5070 Ti vs RTX 4070 Ti)
RTX 5070 Ti
32,502
RTX 4070 Ti
31,270

PassMarkスコアの差は4%程度に落ち着きましたが、実性能に関してはRTX 4080の場合と同様に10%ほどの差が付きました。

販売価格に関してもRTX 4070 Tiの方が割高なため、最新モデルのRTX 5070 Tiを選びましょう。

GPUモデル価格
RTX 5070 Ti$749
グラボの販売価格:168,490円~
(※2025年12月時点の価格)
RTX 4070 Ti$799
グラボの販売価格:185,000円~
(※2025年12月時点の価格)
「RTX 5070 Ti」と「RTX 4070 Ti」の販売価格比較表

「RTX 5070」と「RTX 4070」の性能・価格比較

項目RTX 5070RTX 4070
アーキテクチャBlackwellAda Lovelace
CUDAコア数61445888
ベースクロック2325 MHz1920 MHz
ブーストクロック2512 MHz2475 MHz
GPUメモリGDDR7 12GBGDDR6X 12GB
メモリクロック28 Gbps21 Gbps
メモリバス192 bit192 bit
メモリバス帯域幅672 GB/s504.2 GB/s
RTコア数4846
Tensorコア数192184
TDP250W200W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)1 x 16-pin
PassMarkスコア28,31226,395
希望小売価格$549$599
発売日2025年3月5日2023年4月13日
「RTX 5070」と「RTX 4070」の性能比較表

RTX 4070とRTX 5070を比較すると、CUDAコア数は5%ほどしか変わらないものの、RTX 5070の方がメモリクロックの数値が3割ほど高いです。

今回は、メモリクロックの違いによるグラフィック性能の差を、PassMarkスコアにして表してみました。

GPU性能比較(RTX 5070 vs RTX 4070)
RTX 5070
28,312
RTX 4070
26,395

RTX 5080やRTX 5090等のハイエンドモデルに比べて差が開き、RTX 5070のほうが8%ほどスコアが高いことが分かりました。

価格に関してもRTX 4070の方が2万円ほど割高なので、コスパに優れた高性能グラボを求めている方はRTX 5070を選びましょう。

GPUモデル価格
RTX 5070$549
グラボの販売価格:105,232円~
(※2025年12月時点の価格)
RTX 4070$599
グラボの販売価格:124,111円~
(※2025年12月時点の価格)
「RTX 5070」と「RTX 4070」の販売価格比較表

「RTX 5060 Ti」と「RTX 4060 Ti」の性能・価格比較

項目RTX 5060 TiRTX 4060 Ti
アーキテクチャBlackwellAda Lovelace
CUDAコア数46084352
ベースクロック2407 MHz2310 MHz
ブーストクロック2572 MHz2535 MHz
GPUメモリGDDR7 8GB/16GBGDDR6 8GB/16GB
メモリクロック28 Gbps18 Gbps
メモリバス128 bit128 bit
メモリバス帯域幅448 GB/s288 GB/s
RTコア数3634
Tensorコア数144136
TDP180W160W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア22,75022,631
希望小売価格$379~$429$399~$499
発売日2025年4月16日2023年5月24日
「RTX 5060 Ti」と「RTX 4060 Ti」の性能比較表

RTX 5060 TiはRTX 5070以上のモデル比べると性能の進化が小さく、GDDR7になってメモリクロックが50%ほど改善されたことを除いては、大きな差は見受けられませんでした。

ここでは、メモリの規格が変わったことによるグラフィック性能の差を、PassMarkスコアで比較してみました。

GPU性能比較(RTX 5060 Ti vs RTX 4060 Ti
RTX 5060 Ti
22,750
RTX 4060 Ti
22,631

PassMarkスコアではほとんどスコアの差がありませんでしたが、実際のフレームレート数については1割ほど違いが出ました。

RTX 4060 Tiは品薄になり6万円台と割高なため、5万円台で買えるRTX 5060 Tiを購入した方がいいです。

GPUモデル価格
RTX 5060 Ti$379~$429
グラボの販売価格:58,980円~
(※2025年12月時点の価格)
RTX 4060 Ti$399~$499
グラボの販売価格:65,000円~
(※2025年12月時点の価格)
「RTX 5060 Ti」と「RTX 4060 Ti」の販売価格比較表

「RTX 5060」と「RTX 4060」の性能・価格比較

項目RTX 5060RTX 4060
アーキテクチャBlackwellAda Lovelace
CUDAコア数38403072
ベースクロック2280 MHz1830 MHz
ブーストクロック2497 MHz2460 MHz
GPUメモリGDDR7 8GBGDDR6 8GB
メモリクロック28 Gbps17 Gbps
メモリバス128 bit128 bit
メモリバス帯域幅448 GB/s272 GB/s
RTコア数3024
Tensorコア数12096
TDP145W115W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア20,81619,544
希望小売価格$299$299
発売日2025年5月19日2023年5月18日
「RTX 5060」と「RTX 4060」の性能比較表

旧世代のミドルレンジGPUであるRTX 4060は、コア数がRTX 5060に比べて20%少なく、メモリクロックにいたっては2/3程度しかありません。

RTX 5060とRTX 4060の総合的なスペックの差を、PassMarkスコアに換算して分かりやすくまとめてみました。

GPU性能比較(RTX 5060 vs RTX 4060)
RTX 5060
20,816
RTX 4060
19,544

以上の結果から、RTX 5060の方がRTX 4060よりも7%ほどスコアが高く、1つ前に紹介したRTX 5060 Tiに近い性能を持つことが分かります。

価格はどちらも5万円台前半で購入できますが、コスパを重視する方はDLSS4が使えるRTX 5060を選んだ方がいいです。

GPUモデル価格
RTX 5060$299
グラボの販売価格:51,800円~
(※2025年12月時点の価格)
RTX 4060$299
グラボの販売価格:54,770円~
(※2025年12月時点の価格)
「RTX 5060」と「RTX 4060」の販売価格比較表

「RTX 5050」と「RTX 3050」の性能・価格比較

項目RTX 5050RTX 3050
アーキテクチャBlackwellAmpere
CUDAコア数25602560
ベースクロック2317 MHz1552 MHz
ブーストクロック2572 MHz1777 MHz
GPUメモリGDDR6 8GBGDDR6 6GB/8GB
メモリクロック20 Gbps14 Gbps
メモリバス128 bit128 bit
メモリバス帯域幅320 GB/s224 GB/s
RTコア数2020
Tensorコア数8080
TDP130W130W
補助電源1 x 8-pin1 x 8-pin
PassMarkスコア17,19512,521
希望小売価格$249$249
発売日2025年7月4日2022年1月27日
「RTX 5050」と「RTX 3050」の性能比較表

RTX 4000シリーズでは、エントリーモデルにあたる「RTX 4050」がデスクトップ版では存在しないため、2世代前の「RTX 3050」で比較検討してみました。

旧世代のエントリーGPUであるRTX 3050は、コア数・GPUメモリ共にRTX 5050と変わらないものの、Blackwellアーキテクチャを採用しているのでクロック数が40%以上高まっています。

ベース・メモリクロックによるグラフィック性能の差を、PassMarkスコアに換算して分かりやすく比較してみました。

GPU性能比較(RTX 5050 vs RTX 3050)
RTX 5050
17,195
RTX 3050
12,521

実際のグラフィック性能に関しても、RTX 5050に対して4割近い差を付けられていることが分かりました。

価格に関してはRTX 3050の方が圧倒的に安いものの、FPSゲームですら設定を落とさないと快適に遊べないので、RTX 5050を選びましょう。

GPUモデル価格
RTX 5050$249
グラボの販売価格:42,550円~
(※2025年12月時点の価格)
RTX 3050$249
グラボの販売価格:26,980円~
(※2025年12月時点の価格)
「RTX 5050」と「RTX 3050」の販売価格比較表

旧世代(RTX4000シリーズ)との機能面での違いは?

最新世代のRTX 5000シリーズでは、処理能力自体はRTX 4000シリーズに比べて少ししか向上しませんでしたが、「DLSS 4」にも対応するようになりました。

ここでは、RTX 4000シリーズとの機能面での違いについて詳しく解説するので、興味がある方は読み進めてみましょう。

「DLSS4」に対応しているのでマルチフレーム生成を行える

RTX 2000シリーズから採用されているDLSSがさらに進化し、最新のDLSS4に対応するようになったので、1枚の画像か複数のフレームを作成するマルチフレーム生成を行えるようになりました。

DLSS 3に比べてフレームレートの上昇率がさらに増大したので、サイバーパンク等の重量級のゲームにレイトレーシングをかけても、ヌルヌル映像で快適に遊べるのも魅力です。

コア数を稼いで性能を高めているので上位モデルの消費電力が大幅に増えた

GPU(5000シリーズ)TDPGPU(4000シリーズ)TDP
RTX 5090575WRTX 4090450W
RTX 5080360WRTX 4080320W
RTX 5070 Ti300WRTX 4070 Ti285W
RTX 5070250WRTX 4070200W
RTX 5060 Ti180WRTX 4060 Ti160W
RTX 5060145WRTX 4060110W
各GPUの消費電力の比較表(RTX 5000シリーズ vs RTX 4000シリーズ)

RTX5000シリーズのGPUでは、旧世代のGPUとプロセスサイズが変わらないため、性能を高めるためにコア数を稼いで性能を高めています。

GPUメモリも新しい規格に変わったことで、全体的に消費電力(TDP)が増えて、特に最上位モデルであるRTX 5090ではTDPが125Wも増大しました。

RTX 5060番台でもGDDR7メモリが搭載されているので高解像度に強い

GPU(5000シリーズ)メモリGPU(4000シリーズ)メモリ
RTX 5090GDDR7 32GBRTX 4090GDDR6X 24GB
RTX 5080GDDR7 16GBRTX 4080GDDR6X 16GB
RTX 5070 TiGDDR7 16GBRTX 4070 TiGDDR6X 12GB
RTX 5070GDDR7 12GBRTX 4070GDDR6X 12GB
RTX 5060 TiGDDR7 8GB / 16GBRTX 4060 TiGDDR6 8GB / 16GB
RTX 5060GDDR7 8GBRTX 4060GDDR6 8GB
各GPUのメモリ規格・容量の比較表(RTX 5000シリーズ vs RTX 4000シリーズ)

RTX 5000シリーズでは、RTX 5060番台にも最新規格のGDDR7メモリが採用されたことで、メモリバス帯域幅の狭さによるボトルネックが改善されました。

RTX 5070に比べると大幅にグラフィック性能は落ちるので、カクつきが生じる場合があるものの、設定を落とせば高解像度でも問題なく遊べます。
(※GPUメモリを爆食いするモンハンワイルズに関しては、16GBモデルのRTX 5060 Tiを選ぶ必要が出てきます。)

最上級モデルはAV1エンコーダーが3基搭載されるようになった

RTX 4000シリーズに比べて、上位モデルのAV1エンコーダーの数がさらに増えて、最上位モデルであるRTX 5090では3基搭載されるようになりました。

動画データを復号するデコーダーに関しても2基に増えたため、動画編集をスピーディーに行いたい方におすすめです。

PCI Express 5.0に対応しているので最新のPCパーツを搭載できる

RTX 5000シリーズになって、PCI Express 5.0に対応するようになったので、PCI-Express Gen5規格のSSDといった最新のPCパーツを搭載できるようになりました。

4000シリーズのGPUに比べて拡張性が高まるため、長期的にゲーミングPCを活用したい方にも向いています。

RTX5000シリーズの価格・性能比較まとめ

最新のRTX5000シリーズのGPUモデルは7種類販売されていますが、それぞれ性能・価格が大きく異なり、RTX 5050・5060番台とRTX 5070以上のモデルで天と地の差が生じます。

今回は、RTX5000シリーズの各モデルの特徴を解説するので、GPU選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

RTX 5090:超弩級のスペックと価格を誇るフラッグシップモデル

項目RTX 5090
おすすめ度
アーキテクチャBlackwell
CUDAコア数21,760
ベースクロック2,017 MHz
ブーストクロック2,407 MHz
GPUメモリGDDR7 32GB
メモリクロック28 Gbps
メモリバス512 bit
メモリバス帯域幅1,792 GB/s
RTコア数170
Tensorコア数680
TDP575W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)
PassMarkスコア38,802
販売価格539,800円~
(※2025年12月時点の価格)
発売日2025年1月30日
「RTX 5090」の性能表

RTX5000シリーズのフラッグシップモデルであるRTX 5090は、PassMarkスコアではRTX4090と差が付きませんでしたが、DLSS4にも対応しているので4K画質でもヌルヌル動きます。

32GBの超大容量GPUメモリが搭載されているため、Stable Diffusion等の画像生成AIも軽々と使いこなせるのも魅力です。

しかし、価格が他のグラボよりも圧倒的に高く、最近では円安と半導体不足の影響により、50万円を超える価格で販売されています。

コスパの高い4K解像度向けGPUを求めている方は、10万円台後半で購入できるRTX 5070 Tiを選びましょう。

RTX 5080:RTX 4080よりも高性能だが20万円以上かかるので手が届きづらい

項目RTX 5080
おすすめ度
アーキテクチャBlackwell
CUDAコア数10,752
ベースクロック2,295 MHz
ブーストクロック2,617 MHz
GPUメモリGDDR7 16GB
メモリクロック30 Gbps
メモリバス256 bit
メモリバス帯域幅960GB/s
RTコア数84 (第4世代)
Tensorコア数336 (第5世代)
TDP360W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)
PassMarkスコア35,847
販売価格236,902円~
(※2025年12月時点の価格)
発売日2025年1月30日
「RTX 5080」の性能表

最新のハイエンドGPUであるRTX 5080は、RTX 4080に比べて10%ほど高いグラフィック性能を持ち、DLSS4にも対応しているのでヌルヌル映像で4Kゲーミングを行えます。

メモリバスは256 bitに抑えられているものの、RTX 4090の半分未満の値段で購入できるのがメリットです。

ただし、大型のPCケースや水冷CPUクーラーが必要な上に、最近になってメモリ等のPCパーツが高騰しているので、RTX 5080搭載ゲーミングPCは50万円以上かかります。

RTX 4080搭載ゲーミングPCに関しては、以下の記事で紹介しているので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

RTX 5070 Ti:16GBメモリを搭載しているので画像生成AIもガンガン使える

項目RTX 5070 Ti
おすすめ度
アーキテクチャBlackwell
CUDAコア数8,960
ベースクロック2,295 MHz
ブーストクロック2,452 MHz
GPUメモリGDDR7 16GB
メモリクロック28 Gbps
メモリバス256 bit
メモリバス帯域幅896 GB/s
RTコア数70
Tensorコア数280
TDP300W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)
PassMarkスコア32,502
販売価格168,490円~
(※2025年12月時点の価格)
発売日2025年2月20日
「RTX 5070 Ti」の性能表

RTX 4070 Tiの後継モデルであるRTX 5070 Tiは、RTX 4070 Tiの約1.1倍のグラフィック性能を持ち、DLSS 3を活用できるのが特徴です。

GPUメモリが16GBに増えたことで、メモリバスが256bitまで広まり、RTX 5080と同様に4K画質でサクサク動かせるようになりました。

グラボ価格は16万円台と比較的効果ですが、30万円台からRTX 5070 Tiを搭載したゲーミングPCが手に入るので、ハイエンドモデルに比べて手が届きやすいのも魅力です。

4K解像度に対応したゲーミングPCを安く購入したい方は、ぜひ次の記事をチェックしてみましょう。

RTX 5070:10万円前後で買えるのに4K解像度にも対応できる

項目RTX 5070
おすすめ度
アーキテクチャBlackwell
CUDAコア数6,144
ベースクロック2,325 MHz
ブーストクロック2,512 MHz
GPUメモリGDDR7 12GB
メモリクロック28 Gbps
メモリバス192 bit
メモリバス帯域幅672 GB/s
RTコア数48
Tensorコア数192
TDP250W
補助電源1 x 16-pin (12V-2×6)
PassMarkスコア28,312
販売価格105,232円~
(※2025年12月時点の価格)
発売日2025年3月5日
「RTX 5070」の性能表

RTX 5000シリーズのミドルハイGPUであるRTX 5070は、RTX 4070 SUPER相当のPassMarkスコアを持ち、WQHD解像度でもサクサク動かせるのが特徴です。

メモリバスが192bitしかないので、RTX 5070 Tiに比べると4K解像度に少し弱いものの、DLSS 4を活用すれば前述の弱点をカバーできます。

グラボ単体で10万円台前半・ゲーミングPC本体で20万円台後半から購入できるため、RTX 5070 Ti搭載モデルに手が届かない方におすすめです。

RTX 5070搭載ゲーミングPCに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、購入を検討している方はぜひ読み進めてみましょう。

RTX 5060 Ti:16GBモデルを選べばモンハンワイルズも快適に遊べる

項目RTX 5060 Ti
おすすめ度
アーキテクチャBlackwell
CUDAコア数4,608
ベースクロック2,407 MHz
ブーストクロック2,572 MHz
GPUメモリGDDR7 8GB / 16GB
メモリクロック28 Gbps
メモリバス128 bit
メモリバス帯域幅448 GB/s
RTコア数36
Tensorコア数144
TDP180W
補助電源1 x 8-pin (または 16-pin)
PassMarkスコア22,611
販売価格58,980円~
(※2025年12月時点の価格)
発売日2025年4月16日
「RTX 5060 Ti」の性能表

フルHD用のグラボとして設計されているRTX 5060 Tiは、RTX 3070並のスペックしか持たない上に、通常モデルはメモリも8GBしかないのでモンハンワイルズに対する適性も高くありません。
(16GBモデルもありますが8万円以上かかるので、12GBのGPUメモリを持つRTX 4070を選んだ方がいいです。)

前世代に比べるとボトルネックが改善されたものの、メモリバスが128 bitしかないのでWQHD以上の高解像度に弱く、4K画質ではRTX 3070を下回るフレームレートを叩き出す場合があります。

グラボ単体でも6万円程度かかるため、価格が高騰しているメモリのアップグレードを行うくらいなら、あと4万円出して高解像度でも快適に遊べるRTX 5070を選びましょう。

RTX 5060:5万円前後で買えるのにRTX 4060 Tiと遜色ない性能を持つ

項目RTX 5060
おすすめ度
アーキテクチャBlackwell
CUDAコア数3,840
ベースクロック2,280 MHz
ブーストクロック2,497 MHz
GPUメモリGDDR7 8GB
メモリクロック28 Gbps
メモリバス128 bit
メモリバス帯域幅448 GB/s
RTコア数30
Tensorコア数120
TDP145W
補助電源1 x 8-pin
PassMarkスコア20,816
販売価格51,800円~
(※2025年12月時点の価格)
発売日2025年5月20日
「RTX 5060」の性能表

ミドルレンジGPUであるRTX 5060は、RTX 5060 Tiに比べるとグラフィック性能が少し劣るものの、FPSゲームも快適に遊べるスペックを持ちます。

TDPが145Wと小さく、シングルファンモデルも用意されているので、ミニタワーPCケースにも装着しやすいのも魅力です。

グラボ単体で5万円台前半・ゲーミングPCでも20万円程度で入手できるため、多種多様なゲームを遊べるフルHD向けのゲーム用パソコンを求めている方におすすめです。

RTX 5060搭載ゲーミングPCは以下の記事で紹介しているので、FPSゲームも遊べるゲーミングPCを安く手に入れたい方はぜひチェックしてみましょう。

RTX 5050:4万円台前半で買えるがRTX 3060相当の性能しかないので将来性が低い

項目RTX 5050
おすすめ度
アーキテクチャBlackwell
CUDAコア数2,560
ベースクロック2,317 MHz
ブーストクロック2,572 MHz
GPUメモリGDDR6 8GB
メモリクロック20 Gbps
メモリバス128 bit
メモリバス帯域幅320 GB/s
RTコア数20
Tensorコア数80
TDP130W
補助電源1 x 8-pin
PassMarkスコア17,195
販売価格42,550円~
(※2025年12月時点の価格)
発売日2025年7月4日
「RTX 5050」の性能表

RTX 5000シリーズのエントリーモデルにあたる製品で、他の製品と異なり旧規格のGPUメモリが使われているのが特徴です。

コア自体は新しいBlackwellアーキテクチャが使われているので、2世代前のRTX 3050より大幅にパワーアップしているものの、RTX 3060相当なのでFPSゲームを行うには心細いです。

4万円台前半で買えるものの、将来性が低く長く使うのが難しくなるので、コスパを重視する方はRTX 5060~RTX 5060 Ti搭載モデルを選びましょう。

RTX5000シリーズでゲーミングPCを組む時のポイントは?

RTX 5000シリーズのグラボをゲーミングPCに組み込む際には、CPUや電源などの相性を考慮する必要があります。

ここでは、最新のRTX5000シリーズのグラボを装着する時に、注意すべき4つのポイントを解説するので、自作してから後悔したくない方はチェックしてみましょう。

CPUは新しい世代のCore Ultra 5もしくはRyzen 5以上がおすすめ

CPUPassMarkスコア推奨GPU
AMD Ryzen 9 9950X3D70,154RTX 5090
AMD Ryzen 9 9950X65,857RTX 5080~
AMD Ryzen 9 9900X3D56,267RTX 5080~
AMD Ryzen 9 9900X54,499RTX 5080~
AMD Ryzen 7 9800X3D39,971RTX 5070 Ti~
AMD Ryzen 7 9700X37,128RTX 5070~RTX 5080
AMD Ryzen 7 7800X3D34,393RTX 5070~RTX 5080
AMD Ryzen 7 7700X35,595RTX 5060 Ti~RTX 5070 Ti
AMD Ryzen 7 5700X26,815RTX 5050~RTX 5060 Ti
AMD Ryzen 5 960029,345RTX 5060~RTX 5070
AMD Ryzen 5 7500F26,768RTX 5060~RTX 5060 Ti
AMD Ryzen 5 5600X21,942RTX 5050~RTX 5060 Ti
Intel Core Ultra 9 285K (F)67,430RTX 5080~
Intel Core Ultra 9 285 (F)57,360RTX 5080~
Intel Core Ultra 7 265K (F)58,731RTX 5070 Ti~
Intel Core Ultra 7 265 (F)49,707RTX 5070 Ti ~ RTX 5080
Intel Core Ultra 5 245K (F)43,403RTX 5060 Ti ~ RTX 5080
Intel Core Ultra 5 225 (F)30,639RTX 5060 ~ RTX 5070
各CPUモデルに対する推奨GPUの比較表

高性能なグラボを搭載しても、スペックの低いCPUを選んでしまうとボトルネックが生じてしまうので、GPUの性能をうまく引き出せません。

CPUは様々な世代・グレードのものがありますが、不具合問題のないCore Ultra5もしくはRyzen5以上の最新モデルを選択すると、ボトルネックが生じづらいのでおすすめです。

各CPUモデルに最適なGPUは上記の表の通りになるので、購入時にチェックして相性の良いCPUと組み合わせられるようにしましょう。

ハイエンドモデルはTDPが非常に大きいので電源容量も考慮する

GPUTDP推奨電源容量
RTX 5090575W1200W
RTX 5080360W850W
RTX 5070 Ti300W750W
RTX 5070250W650W
RTX 5060 Ti180W600W
RTX 5060145W550W
RTX 5050130W550W
各GPUモデルに対する推奨電源容量の比較表

RTX 5000シリーズではRTX 4000シリーズよりも消費電力が大きく、特に最上位モデルであるRTX 5090はTDPが575Wもあるので、強力な電源が必要になります。

各GPUモデルに対する推奨電源容量は上記の表の通りになるので、組み立て後にカクついたりブラックアウトが生じたりしないように、購入前に確認しておきましょう。

上位モデルのGPUを搭載する時は冷却性能に優れたPCケースを選ぶ

ハイエンドモデルのGPU・CPUを搭載すると、最大で1,000Wもの熱が放出されるため、電気ストーブのように装置が猛烈に熱くなっていきます。

冷却性能が低いPCケースを選んでしまうと、うまく内部の熱を逃せずオーバーヒート状態になるので、CPUのクロック数が下がったり熱暴走したりするおそれがあります。

RTX 5090等の上位モデルのGPUを搭載する時は、冷却性能に優れたメッシュ構造のPCケースを選びましょう。

ミニタワーPCの場合はシングル・デュアルファンモデルを選ぶ

製品名モデル寸法
RTX 5060 8G GAMING TRIO OC(MSI)トリプルファンモデル300×125×44 mm
RTX 5060 8G VENTUS 2X OC(MSI)デュアルファンモデル197×120×41 mm
RTX 5060 8G INSPIRE ITX OC(MSI)シングルファンモデル145×120×45 mm
グラボ寸法の比較表(RTX 5060の場合)

ファンの枚数によりグラボの寸法が大きく変わり、3枚の羽が付いたトリプルファンモデルは幅が300mmもあるので、ミニタワーPCに装着するのが難しくなります。

小型のゲーミングPCを自作する場合は、コンパクトなシングルファン~デュアルファンモデルのグラフィックボードを選びましょう。

RTX5000シリーズの上位モデルは4K画質でも快適に遊べる!

RTX 5070以上の上位モデルはRTX 4060 Tiよりも圧倒的に高性能で、4K画質でも快適に遊べるため、高性能なCPUと32GBメモリを組み合わせると何でもできるゲーミングPCに仕上がります。

価格は10万円以上するので手が届きにくいものの、ミドルレンジモデルでは実現できない美麗なグラフィックを体感できるため、スペックを重視する方はハイスペックGPUの購入も検討してみましょう。

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