最新モデルであるRTX 5000シリーズに興味があるものの、上位モデルは高価で手が出ない方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、7万円台というリーズナブルな価格で入手可能で、フルHD解像度なら重量級ゲームでも快適に動かせるRTX 5060 Tiです。
この記事では、RTX 5060 Tiのスペックについて他のGPUと比較しながら解説した上で、RTX 4060 Tiの弱点である4K画質の画像処理が克服されたかどうかについても検証します。
ゲーミングPCを始めて選ぶ初心者の方に向けて、10万円台後半~20万円前半で手に入る、コスパ最強のゲーミングPCを6つ紹介します。
最新のミドルレンジゲーミングPCに興味がある方は、最後まで目を通してみましょう。
他のGPUと比較したRTX 5060 Tiの性能・価格は?


ここでは、4060 Ti・5070などのGPUと比較しながら、RTX 5060 Tiのスペック・価格について解説していきます。
ゲーミングPCのGPU選びで迷っている方は、該当するモデルの比較表を確認してみましょう。
「RTX 5060 Ti」と「RTX 4060 Ti」の性能・価格比較
項目 | RTX 5060 Ti | RTX 4060 Ti |
---|---|---|
アーキテクチャ | Blackwell | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 4,608 | 4,352 |
ベースクロック | 2407 MHz | 2310 MHz |
ブーストクロック | 2572 MHz | 2535 MHz |
GPUメモリ | GDDR7 8GB/16GB | GDDR6 8GB/16GB |
メモリクロック | 28 Gbps | 18 Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 128 bit | 128 bit |
メモリバス帯域幅 | 448 GB/s | 288 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 36 | 34 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 144 | 136 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 180W | 160W |
補助電源 | 1 x 8-pin | 1 x 8-pin |
PassMarkスコア | 22,611 | 22,405 |
希望小売価格 (2025年5月時点の販売価格) | $379/$429 (65,800円~) | $399/$499 (59,980円~) |
発売日 | 2025/4/16 | 2023/5/24 |
RTX 4060 Tiの後継モデルにあたるRTX 5060 Tiは、コア数は5%ほどしか増えていませんが、新規格のGPUメモリが採用されたことでTDPが20W大きくなっているのが特徴です。
PassMarkスコアではほとんど差が付かなかったものの、メモリバス帯域幅が1.5倍に増えたことで、ゲーミング性能が大幅に改善されました。
価格もRTX 4060 Tiに対して1割程度しか変わらないため、DLSS4が使えて高解像度に強いRTX 5060 Tiを選ぶのがおすすめです。
「RTX 5060 Ti」と「RTX 5070」の性能・価格比較
項目 | RTX 5060 Ti | RTX 5070 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Blackwell | Blackwell |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 4,608 | 6,144 |
ベースクロック | 2407 MHz | 2160 MHz |
ブーストクロック | 2572 MHz | 2510 MHz |
GPUメモリ | GDDR7 8GB/16GB | GDDR7 12GB |
メモリクロック | 28 Gbps | 28Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 128 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 448 GB/s | 672GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 36 | 48 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 144 | 192 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 180W | 250W |
補助電源 | 1 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 22,611 | 28,312 |
希望小売価格 (2025年5月時点の販売価格) | $379/$429 (65,800円~) | $549 (104,800円~) |
発売日 | 2025/4/16 | 2025/3/5 |
RTX 5060 Tiの上位モデルであるRTX 5070は、コア数が20~30%増強されており、メモリの容量・バス帯域幅も1.5倍に拡張されています。
TDPは250Wと大きめですが、RTX 5060 Tiより約25%高いPassMarkスコアに優れているだけでなく、GPUメモリを爆食いするモンスターハンターワイルズも快適にプレイ可能です。
価格は10万円以上するものの、高解像度にも対応できるスペックを持ち合わせているため、WQHD・4K解像度でゲームを遊びたい方におすすめです。
GeForce RTX 5060 Tiの特徴・用途


今回は、2025年4月中旬に発売されたRTX 5060 Tiのスペック・用途について、他のGPUと比較しながら詳しく解説していきます。
旧世代のRTX 4060 Tiに比べてどれだけ性能が改善されたか気になる方は、続きの内容を読み進めてみましょう。
- RTX 4060 Tiよりも約15%優れたグラフィック性能を持つ
- マルチフレーム生成に対応したDLSS4を使える
- モンハンワイルズや画像生成AIに最適な16GBモデルが存在する
- 消費電力(TDP)がRTX 4060 Tiに比べて20W増えている
- 6万円台というリーズナブルな価格で購入できる
RTX 4060 Tiよりも約15%優れたグラフィック性能を持つ
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 5090 | 39,644 |
RTX 5080 | 36,490 |
RTX 5070 Ti | 32,502 |
RTX 5070 | 28,312 |
RTX 5060 Ti | 22,611 |
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
PassMarkスコア上では、RTX 5060 TiとRTX 4060 Tiでほとんどスコアが変わらなかったため、一見するとゲーミング性能が改善されていないように見えます。
しかし、メモリ規格がGDDR7になったことで、グラフィック性能がRTX 4060 Tiよりも15%改善し、4K解像度に設定しても大幅にフレームレートが落ちなくなりました。
GPUメモリを爆食いするモンハンワイルズでは、最高画質に設定するとフレームレートがガタ落ちする問題が存在しますが、フルHD解像度であればゲームを快適に遊べます。
マルチフレーム生成に対応したDLSS4を使える


RTX 5060 Tiは5000シリーズの上位モデルのGPUと同様に、最新の超解像技術である、DLSS4(Deep Learning Super Sampling 4)に対応しています。
DLSS3.5とは異なり、1フレームから複数の中間フレームを生成する「マルチフレーム生成」技術が利用でき、対応タイトルではフレームレートを大幅に向上させられます。
ただし、RTX 5060 Tiだと高解像度ではパワー不足になりがちなので、4K最高画質でゲームを楽しみたい方はRTX 5070以上のGPUを選びましょう。
モンハンワイルズや画像生成AIに最適な16GBモデルが存在する


高解像度テクスチャを多用する「モンハンワイルズ」では、最高設定ではGPUメモリ消費量が10GBを超すため、RTX 5060 Ti(8GB)だと描写崩れや処理落ちが発生します。
しかし、RTX 5060 Ti(16GB)であれば、上記の現象が発生しなくなるため、最高設定にしても問題なく遊べます。
Stable Diffusion等の画像生成AIも快適に動かせるようになるため、汎用性の高いミドルレンジGPUを求めている方は、RTX 5060 Ti(16GB)がおすすめです。
メモリバスの幅はRTX 4060 Tiと同様に128bitしかない
GPUモデル | メモリバス幅 |
---|---|
RTX 5090 | 512-bit |
RTX 5080 | 256-bit |
RTX 5070 Ti | 256-bit |
RTX 5070 | 192-bit |
RTX 5060 Ti | 128-bit |
RTX 4090 | 384-bit |
RTX 4080 SUPER | 256-bit |
RTX 4080 | 256-bit |
RTX 4070 Ti SUPER | 256-bit |
RTX 4070 Ti | 192-bit |
RTX 4070 SUPER | 192-bit |
RTX 4070 | 192-bit |
RTX 4060 Ti | 128-bit |
RTX 4060 | 128-bit |
メモリバス幅の狭さで不評が飛び交ったRTX 4060 Tiと同様に、RTX 5060 Tiはメモリバス幅が128bitしかありません。
しかし、GPUメモリにGDDR7規格の高速メモリが使われているので、メモリバス帯域幅は448GB/sまで改善されています。
RTX 5070になると192bitまでメモリバス幅が広がるため、RTX 4060 Ti特有の高解像度でのボトルネックが不安な方は、上位モデルのGPUを選びましょう。
消費電力(TDP)がRTX 4060 Tiに比べて20W増えている
GPUモデル | TDP | 推奨電源容量 |
---|---|---|
RTX 5090 | 575W | 1000W |
RTX 5080 | 360W | 850W |
RTX 5070 Ti | 300W | 750W |
RTX 5070 | 250W | 650W |
RTX 5060 Ti | 180W | 550W |
RTX 4090 | 450W | 1000W |
RTX 4080 SUPER | 320W | 850W |
RTX 4080 | 320W | 850W |
RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 750W |
RTX 4070 Ti | 285W | 750W |
RTX 4070 SUPER | 220W | 650W |
RTX 4070 | 200W | 650W |
RTX 4060 Ti | 160W | 550W |
RTX 4060 | 115W | 550W |
RTX 5060 Tiになり最新規格のGDDR7メモリが採用されたため、RTX 4060 Tiの160Wより20W大きい、180WまでTDPが増大しました。
推奨電源容量は550Wのままですが、シングルファンモデルが完全に消滅したため、小型のグラボを探している方はRTX 4060 Tiを選んだ方がいいです。
6万円台というリーズナブルな価格で購入できる
GPUモデル | 価格 |
---|---|
RTX 5060 Ti | $379/$429 (65,800円~) |
RTX 5070 | $549 (104,800円~) |
半導体不足の影響でグラボの価格が高騰し、RTX 5070ですら10万円以上かかりますが、RTX 5060 Tiであれば6万円台後半というリーズナブルな価格で入手可能です。
コスパに優れたフルHD画質向けのグラボを探している方は、お手頃な価格で購入できるRTX 5060 Tiがおすすめです。
RTX 4060 Ti特有の高解像度の処理の弱さは解消されたの?
GPUメモリがGDDR6規格で、メモリバス幅も128bitしかないRTX 4060 Tiでは、帯域幅が288GB/sとRTX 4070の6割以下に抑えられていました。
そのため、WQHD・4K解像度でボトルネックが生じてしまい、フレームレートがガタ落ちする状態でした。
RTX 5060 Tiでは、GDDR7規格のGPUメモリを採用することで、帯域幅が448 GB/sまで高まり高解像度でのボトルネックが解消されました。
4K解像度でゲームを遊ぶにはまだまだ力不足ですが、WQHD解像度であれば快適に動かせるようになりました。
3DMarkのベンチマーク性能比
ここでは、代表的なDirectXベンチマークツールである、「Time Spy」と「Fire Strike」におけるベンチマーク結果を比較表にしてまとめてみました。
最新GPUであるRTX 5060 Tiが、RTX 4060 Tiに対してどれくらい改善したか気になる方は、比較表をチェックしてみましょう。
Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)


DirectX12用ベンチマークソフトである、Time Spyの通常設定とExtreme設定で測定してみたところ、RTX 4060 Tiよりも10~15%ほど高いスコアを出しました。
特にExtreme版(4K解像度)での上昇率が大きかったので、RTX 4060 Tiの弱点である高解像度での映像処理が改善されていることが分かります。
GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 5090 | 32,445 | 19,948 |
RTX 5080 | 27,345 | 14,044 |
RTX 5070 Ti | 26,102 | 13,222 |
RTX 5070 | 21,760 | 10,816 |
RTX 5060 Ti | 15,401 | 7,138 |
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)


DirectX11ベースのベンチマークソフトである、Fire Strikeの通常版とUltra版で測定を行ったところ、RTX 4060 Tiに対して20~25%のスコア差が生じました。
Time Spyと同様に、Ultra版(4K解像度)の方が通常版よりも5%ほど上昇幅が大きいため、DirectX11でも4K解像度に強くなっていることが分かります。
GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 5090 | 79,556 | 30,897 |
RTX 5080 | 72,985 | 21,212 |
RTX 5070 Ti | 58,584 | 18,049 |
RTX 5070 | 50,365 | 14,412 |
RTX 5060 Ti | 40,973 | 9,177 |
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
各ゲームのベンチマーク性能比較
ミドルレンジGPUであるRTX 5060 Tiの各タイトルのゲーミング性能を、他のグラボと比較しながら解説していきます。
モンスターハンターワイルズなどの最新ゲームも紹介するので、気になるタイトルがある方は該当部分のフレームレート表を確認してみてください。
Apex Legends


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 299fps | 298fps | 295fps |
RTX 5080 | 298fps | 292fps | 195fps |
RTX 5070 Ti | 289fps | 278fps | 174fps |
RTX 5070 | 274fps | 264fps | 165fps |
RTX 5060 Ti | 196fps | 156fps | 90fps |
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
Apex Legendsは比較的軽量なバトルロイヤルゲームであり、RTX 5060 TiでもフルHD解像度で200fps近いフレームレートを出せるため、165Hzモニターでもヌルヌル動きます。
WQHD解像度でも144fpsを実現できるため、4K解像度にこだわらなければ、RTX 5060 Tiでも快適にプレイ可能です。
パルワールド


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 267fps | 223fps | 148fps |
RTX 5080 | 208fps | 167fps | 105fps |
RTX 5070 Ti | 205fps | 160fps | 98fps |
RTX 5070 | 164fps | 136fps | 82fps |
RTX 5060 Ti | 132fps | 105fps | 58fps |
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
高負荷なオープンワールドゲームであるパルワールドでは、フルHD・WQHDでは100fps以上のフレームレートを出せるものの、4K解像度になると60fpsを割り込みカクつきが目立つようになりました。
最高画質でパルワールドをプレイしたい方は、4K解像度でも60fps以上のフレームレートを出せる、RTX 5070を選んだ方がいいです。
モンスターハンターワイルズ


GPUメモリを爆食いするモンスターハンターワイルズでは、RTX 5060 Ti 8GBモデルだとメモリ不足に陥り、ウルトラ設定ではほとんどまともに動きませんでした。
しかし、16GBモデルであれば、フルHD・WQHD解像度のウルトラ設定でも60fpsを維持できるため、モンハンワイルズを遊びたい方はRTX 5060 Ti 16GB搭載ゲーミングPCを選びましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 187fps | 178fps | 156fps |
RTX 5080 | 163fps | 149fps | 114fps |
RTX 5070 Ti | 140fps | 127fps | 98fps |
RTX 5070 | 119fps | 102fps | 68fps |
RTX 5060 Ti (16GBモデルの場合) | 99fps | 84fps | 59fps |
RTX 5060 Ti (8GBモデルの場合) | 41fps | 30fps | 19fps |
RTX 4090 | 156fps | 146fps | 119fps |
RTX 4080 SUPER | 146fps | 131fps | 99fps |
RTX 4080 | 146fps | 130fps | 98fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 125fps | 105fps | 81fps |
RTX 4070 Ti | 117fps | 97fps | 58fps |
RTX 4070 SUPER | 111fps | 92fps | 54fps |
RTX 4070 | 102fps | 85fps | 48fps |
RTX 4060 Ti (16GBモデルの場合) | 87fps | 68fps | 43fps |
RTX 4060 Ti (8GBモデルの場合) | 36fps | 27fps | 13fps |
RTX 4060 | 33fps | 25fps | 12fps |
Fortnite(DirectX12)


建築系バトルロワイヤルゲームであるフォートナイトでは、DirectX12・レイトレ有の高負荷設定だとフレームレートがガタ落ちし、フルHD解像度でも70fps台しか出せませんでした。
しかし、設定を落とすとヌルヌル動くようになるため、レンダリングモードをパフォーマンスモードにして、144fpsを確保できる状態にしましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 163fps | 124fps | 75fps |
RTX 5080 | 136fps | 99fps | 56fps |
RTX 5070 Ti | 124fps | 90fps | 51fps |
RTX 5070 | 105fps | 76fps | 43fps |
RTX 5060 Ti | 74fps | 53fps | 26fps |
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
サイバーパンク2077


GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 204fps | 200fps | 112fps |
RTX 5080 | 184fps | 162fps | 80fps |
RTX 5070 Ti | 175fps | 150fps | 67fps |
RTX 5070 | 159fps | 128fps | 57fps |
RTX 5060 Ti | 130fps | 83fps | 38fps |
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
グラフィックの負荷が重いゲームとして有名なサイバーパンク2077では、RTX 5060 Tiだと4K解像度で38fpsまで落ち込みました。
RTX 5070でも60fpsを下回るため、4Kレイトレ設定でサイバーパンクを楽しみたい方は、RTX 5070 Ti搭載モデルを購入しましょう。
Forza Horizon 5


カーレースゲームとして高い人気を誇るForza Horizon 5では、4K最高画質でも86fpsを出せるため快適にプレイ可能です。
1ランク下のRTX 4060だと50fps台まで落ちるため、4K解像度でForza Horizon 5を遊びたい方はRTX 5060 Tiを選ぶのがおすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 307fps | 278fps | 221fps |
RTX 5080 | 245fps | 216fps | 166fps |
RTX 5070 Ti | 210fps | 180fps | 135fps |
RTX 5070 | 175fps | 150fps | 116fps |
RTX 5060 Ti | 143fps | 120fps | 86fps |
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
ファイナルファンタジー16


重量級のRPGゲームであるファイナルファンタジー16では、フルHD解像度であれば70fpsを出せましたが、4K解像度になるとサイバーパンクと同様に30fps台まで落ちました。
臨場感のある4K画質でファイナルファンタジーを遊びたい方は、RTX 5070 Tiが搭載されたゲーミングPCを選びましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 5090 | 123fps | 120fps | 105fps |
RTX 5080 | 110fps | 105fps | 78fps |
RTX 5070 Ti | 105fps | 90fps | 64fps |
RTX 5070 | 87fps | 75fps | 53fps |
RTX 5060 Ti | 70fps | 57fps | 39fps |
RTX 4090 | 120fps | 112fps | 84fps |
RTX 4080 SUPER | 108fps | 95fps | 69fps |
RTX 4080 | 107fps | 94fps | 68fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 100fps | 86fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 90fps | 78fps | 55fps |
RTX 4070 SUPER | 83fps | 71fps | 50fps |
RTX 4070 | 78fps | 65fps | 42fps |
RTX 4060 Ti | 65fps | 53fps | 32fps |
RTX 4060 | 55fps | 45fps | 28fps |
RTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC6選
ここでは、ミドルレンジGPUであるRTX 5060 Tiを搭載した、コスパ最強おすすめゲーミングPCを6つ紹介します。
最新のフルHD向けゲーミングPCに興味があるものの、商品選びで迷っている方は参考にしてみてください。
- LEVEL-M1A6-R75F-SKX(パソコン工房)
- Lightning-G AV-Ti7XB RTX5060Ti 8GB搭載(ドスパラ)
- FRGKB550/M424(フロンティア)
- NEXTGEAR JG-A7G6T(マウスコンピューター)
- KR-57X56Ti8(ストーム)
- GE7J-D242/B3(ツクモ)
LEVEL-M1A6-R75F-SKX(パソコン工房)


LEVELθシリーズの最新モデルであるLEVEL-M1A6-R75F-SKXは、コスパに優れたRTX 5060 TiとRyzen 5 7500Fを搭載しています。
光るLEDライトを搭載しているのにも関わらず、16万円台というリーズナブルな価格で手に入るため、かっこいいゲーミングPCを求めている方におすすめです。
カラーバリエーションが充実していて、8種類のラインナップから好きなデザインを選べるのも魅力です。
商品名 (メーカー名) | LEVEL-M1A6-R75F-SKX (パソコン工房) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 164,800 円 |
CPU | AMD Ryzen 5 7500F |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
Lightning-G AV-Ti7XB RTX5060Ti 8GB搭載(ドスパラ)


GeForce RTX 5060 Ti(8GB)とRyzen 7 5700Xを搭載した、Lightningシリーズのドスパラ製ゲーミングPCとなります。
光るLEDケースファンこそ搭載されていないものの、パソコン工房の製品と同様に16万円台で手に入るため、FPSゲームも遊べるドスパラ製PCを安く手に入れたい方におすすめです。
先ほど紹介したLEVELθシリーズと異なり、メモリやSSDのカスタマイズの幅が広く、追加料金をかければフルHDの動画編集にも対応できるのもメリットです。
商品名 (メーカー名) | Lightning-G AV-Ti7XB (ドスパラ) |
おすすめ度 | |
価格 | 164,980円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
FRGKB550/M424(フロンティア)


落ち着いたシンプルな外観に仕上がっている、フロンティアのGKシリーズのゲーミングPCで、コスパの高さで定評のあるRTX 5060 TiとRyzen 7 5700Xを搭載しています。
標準で32GBの大容量メモリが搭載されているため、タルコフやパルワールドを快適に遊びたい方におすすめです。
SSDのカスタム費用が安く、11,000円の追加料金をかけるだけで2TBまで増設できるため、ゲーム配信向けのパソコンとしても適しています。
商品名 (メーカー名) | FRGKB550/M424 (フロンティア) |
おすすめ度 | |
価格 | 172,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
NEXTGEAR JG-A7G6T(マウスコンピューター)


マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズのゲーミングPCで、RTX 5060 Ti(16GBモデル)が標準搭載されているため、ウルトラ設定でモンスターハンターワイルズを遊びたい方におすすめです。
メモリのアップグレード費用が14,300円もかかるのが欠点ですが、Ryzen 7 5700Xや1TB Gen4 SSDも標準搭載しているため、Apex Legendsやフォートナイトも問題なく遊べます。
5,500円の追加料金を支払うことでLEDケースファンを搭載できるため、かっこいいゲーミングPCに仕上げられるのも魅力です。
商品名 (メーカー名) | NEXTGEAR JG-A7G6T (マウスコンピューター) |
おすすめ度 | |
価格 | 189,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
KR-57X56Ti8(ストーム)


ストームの鏡界シリーズのゲーミングPCで、GeForce RTX 5060 Ti 8GBとRyzen 7 5700Xを組み合わせた構成に仕上がっています。
光るファンや液晶モニター付の水冷PCクーラーが搭載されているため、美しいゲーミングPCを求めている方におすすめです。
32GBメモリと1TB Gen4 SSDも標準搭載されているので、気分を盛り上げながらライブ配信を行えます。
商品名 (メーカー名) | KR-57X56Ti8 (ストーム) |
おすすめ度 | |
価格 | 198,000円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
GE7J-D242/B3(ツクモ)


ハイスペックCPUであるIntel Core i7-14700FとRTX 5060 Tiを組み合わせた、ツクモのG-GEARシリーズのゲーミングPCとなります。
標準で32GBメモリと1TB SSDが搭載されているため、動画編集をガッツリ行いたい方におすすめです。
価格は219,800円と他のメーカーの製品に比べると高めですが、11,000円の追加料金を支払えば物損保証付きの3年保証を付けられるため、修理代を気にせずにゲーミングPCを使い倒せるようになります。
商品名 (メーカー名) | GE7J-D242/B3 (ツクモ) |
おすすめ度 | |
価格 | 219,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
おすすめのRTX 5060 Ti搭載ゲーミングPC比較表
商品名 | LEVEL-M1A6-R75F-SKX (パソコン工房) ![]() ![]() | Lightning-G AV-Ti7XB (ドスパラ) ![]() ![]() | FRGKB550/M424 (フロンティア) ![]() ![]() | NEXTGEAR JG-A7G6T (マウスコンピューター) ![]() ![]() | KR-57X56Ti8 (ストーム) ![]() ![]() | GE7J-D242/B3 (ツクモ) ![]() ![]() |
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価格(税込) | 164,800円 | 164,980円 | 172,800円 | 189,800円 | 198,000円 | 219,800円 |
CPU | AMD Ryzen 5 7500F | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 16GB | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 32GB | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:500GB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe / HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE | 650W 80PLUS BRONZE | 600W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS BRONZE | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD |
公式サイト | パソコン工房公式サイト | ドスパラ公式サイト | FRONTIER公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | ストーム公式サイト | ツクモ公式サイト |
コスパに優れたゲーミングPCを手に入れたい方はRTX 5060 Tiがおすすめ
最新のミドルレンジGPUであるRTX 5060 Tiは、RTX 4060 Tiよりも約15%高い描画性能を持ち、6万円台という価格帯でDLSS4にも対応しているのが魅力です。
10万円台後半で入手できる製品も存在するので、コスパ最強のゲーミングPCを求めている方は、RTX 5060 Ti搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
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