ゲーミングPCを購入するなら、4K解像度でもヌルヌル映像で楽しみたいといったヘビーゲーマーの方もいますよね。
そんな方におすすめなのが、廃番となったRTX 4080と同等のグラフィック性能を持つ、RTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCです。
最高レベルの負荷を誇るサイバーパンク2077のオーバードライブモードにおいても、60fpsを上回るフレームレートを出せるので、4K解像度に設定しても快適に遊べます。
しかし、RTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCの販売価格は40万円前後と非常に高価なため、購入に踏み切れない方も多いと思います。
今回は、RTX 4080・RTX 4090等のGPUと性能・価格を比較した上で、処理性能に優れたおすすめゲーミングPCを紹介するので、ハイエンドGPUに興味がある方はぜひチェックしてみましょう。
他のGPUと比較したRTX 4080 SUPERの性能・価格は?
今回は、RTX 4080・RTX 4090等の他のハイエンドGPUと比較した、RTX 4080 SUPERの性能・価格について詳しく解説します。
ハイエンドGPUのグラフィック性能や価格が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 「RTX 4080 SUPER」と「RTX 4080」の性能・価格比較
- 「RTX 4080 SUPER」と「RTX 4090」の性能・価格比較
- 「RTX 4080 SUPER」と「RTX 4070 Ti SUPER」の性能・価格比較
「RTX 4080 SUPER」と「RTX 4080」の性能・価格比較
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4080 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 9728 |
ベースクロック | 2290 MHz | 2205 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2505 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 23Gbps | 22.4Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 716.8 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 80 | 76 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 320 | 304 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 320W | 320W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 34,673 | 34,639 |
希望小売価格 (2024年2月時点の販売価格) | $999 (181,980円~) | $1199 (169,980円~) |
発売日 | 2024/1/31 | 2022/11/16 |
RTX 4080の改良モデルであるRTX 4080 SUPERは、RTX 4080に比べてCUDAコア・クロック数が3~5%ほど優れています。
しかし、PassMarkスコアの差はほとんどなく、実用性能に関してもRTX 4080と明らかな差は見られませんでした。
希望小売価格は200ドル安く設定されていますが、実際の販売価格はRTX 4080 SUPERの方が1万円ほど高いため、RTX 4080を選んだ方がいいです。
「RTX 4080 SUPER」と「RTX 4090」の性能・価格比較
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4090 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 16384 |
ベースクロック | 2290 MHz | 2235 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2520 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 24GB |
メモリクロック | 23Gbps | 21.2 Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 384 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 1,018 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 80 | 128 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 320 | 512 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 320W | 450W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 34,673 | 39,455 |
希望小売価格 (2024年2月時点の販売価格) | $999 (181,980円~) | $1599 (308,900円~) |
発売日 | 2024/1/31 | 2022/10/12 |
NVIDIAのフラッグシップモデルであるRTX 4090は、RTX 4080 SUPER比で1.5倍以上のCUDAコアとメモリ容量を持ち合わせているのが特徴です。
PassMarkスコア上では、RTX 4080 SUPERと比べて14%程度しか数値の差がありませんが、実用フレームレートに関しては20%以上の違いが生じます。
価格は30万円以上と非常に高価ですが、グラフィック性能の高さにこだわる方はRTX 4090がおすすめです。
「RTX 4080 SUPER」と「RTX 4070 Ti SUPER」の性能・価格比較
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4070 Ti SUPER |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 8448 |
ベースクロック | 2290 MHz | 2340 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2610 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 23Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 672 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 80 | 66 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 320 | 264 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 320W | 285W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 34,673 | 32,736 |
希望小売価格 (2024年2月時点の販売価格) | $999 (181,980円~) | $799 (147,800円~) |
発売日 | 2024/1/31 | 2024/1/24 |
RTX 4080 SUPERの下位モデルであるRTX 4070 Ti SUPERは、CUDAコア数が8割程度に抑えられている上に、メモリクロックの値も1割ほど低いです。
PassMarkスコアに関しても、RTX 4080 SUPERより6%ほど低いものの、サイバーパンク2077の4K解像度でも60fps以上で遊ぶゲーミング性能を持ち合わせています。
価格はRTX 4080 SUPERよりも3万円ほど安く、14万円台後半で入手できるため、最高画質でも快適に遊べるGPUを安く手に入れたい方におすすめです。
GeForce RTX 4080 SUPERの特徴・用途
2024年1月末に新発売されたRTX 4080 SUPERは、廃番になったRTX 4080並に並の高いグラフィック性能を持ち、4K解像度でも高フレームレートでゲームをサクサク動かせるのが魅力です。
ここでは、GeForce RTX 4080 SUPERの特徴・用途について詳しく解説するので、興味がある方は確認してみましょう。
- 「SUPER」が付いているのにも関わらずRTX 4080とほとんど変わらない
- RTX 4080に比べてCUDAコア数とメモリクロックの値が少しだけ大きい
- 16GBの大容量メモリが搭載されているのでAI画像生成もサクサク行える
- TDPが320Wもあるので850W以上の強力な電源が必要になる
- 200ドルもの大幅な値下げが行われているがRTX 4080よりも少し高価
「SUPER」が付いているのにも関わらずRTX 4080とほとんど変わらない
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
RTX 3090 Ti | 29,821 |
RTX 3090 | 26,873 |
RTX 3080 Ti | 27,406 |
RTX 3080 | 25,392 |
RTX 3070 Ti | 23,757 |
RTX 3070 | 22,456 |
RTX 3060 Ti | 20,520 |
RTX 3060 | 17,137 |
GPU名に「SUPER」が付いているので、無印版よりも5%~10%程度高性能なように思われますが、なんとRTX 4080とグラフィック性能がほとんど変わりません。
RTX 4080は廃番となりましたが、一部BTOメーカーでは販売され続けているため、購入費用を抑えたい方はRTX 4080搭載モデルを選んだ方がいいです。
RTX 4080に比べてCUDAコア数とメモリクロックの値が少しだけ大きい
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4080 |
---|---|---|
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 9728 |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 23Gbps | 22.4Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 716.8 GB/s |
PassMarkスコア | 34,673 | 34,639 |
RTX 4080の上位モデルであるRTX 4080 SUPERでは、RTX 4080に対する優位性を出すために、CUDAコア数とメモリクロックの値が少しだけ大きく設定されています。
しかし、RTX 4000シリーズ特有のメモリバスの狭さがボトルネックになっている関係で、PassMarkスコアにほとんど反映されず、実用フレームレートに関しても明確な違いが見られませんでした。
16GBの大容量メモリが搭載されているのでAI画像生成もサクサク行える
GPUモデル | GPUメモリ容量 |
---|---|
RTX 4090 | 24GB |
RTX 4080 SUPER | 16GB |
RTX 4080 | 16GB |
RTX 4070 Ti SUPER | 16GB |
RTX 4070 Ti | 12GB |
RTX 4070 SUPER | 12GB |
RTX 4070 | 12GB |
Stable DiffusionのAI画像生成はGPUメモリを大量に消費するものの、一般的に12GB以上のメモリ容量を持つNVIDIA製のGPUなら問題なく活用できます。
RTX 4080 SUPERであれば16GBのGPUメモリが搭載されているため、解像度を高く設定してもサクサク画像生成できるのもメリットです。
TDPが320Wもあるので850W以上の強力な電源が必要になる
GPUモデル | TDP | 推奨電源容量 |
---|---|---|
RTX 4090 | 450W | 1000W |
RTX 4080 SUPER | 320W | 850W |
RTX 4080 | 320W | 850W |
RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 750W |
RTX 4070 Ti | 285W | 750W |
RTX 4070 SUPER | 220W | 650W |
RTX 4070 | 200W | 650W |
RTX 4060 Ti | 160W | 550W |
RTX 4060 | 115W | 550W |
RTX 4080 SUPERはTDPが320Wと大きい上に、消費電力が高いハイエンドCPUを使う必要が出てくるため、850W以上の強力な電源が必要になります。
GTX・RTX 2000シリーズのGPUと交換を行う場合は、RTX 4080 SUPER搭載グラボを購入する前に必ず電源容量をチェックしましょう。
200ドルもの大幅な値下げが行われているがRTX 4080よりも少し高価
GPUモデル | 価格 |
---|---|
RTX 4080 SUPER | $999 グラボの販売価格:181,980円~ (※2024年2月時点の価格) |
RTX 4080 | $1199 グラボの販売価格:169,980円~ (※2024年2月時点の価格) |
RTX 4080並の性能を持つRTX 4080 SUPERは、希望小売価格がRTX 4080よりも200ドル安いため、一見するとお得に買えるように思われがちです。
しかし、実際にはRTX 4080よりも1万円ほど高い値段で販売されているため、コスパを重視する方はRTX 4080を選びましょう。
3DMarkのベンチマーク性能比較
3DMarkのベンチマーク性能を計測するソフトとして、Time Spy(DirectX12用)とFire Strike(DirectX11用)の2種類が存在します。
ここでは、RTX 4080・RTX 4090等の他のGPUと比較しながら、RTX 4080 SUPERのグラフィック性能について解説していきます。
Time Spy(DirectX12用ベンチマークソフト)
GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3090 | 18,560 | 8,826 |
RTX 3080 Ti | 18,637 | 8,853 |
RTX 3080 | 17,086 | 8,482 |
RTX 3070 Ti | 13,845 | 6,990 |
RTX 3070 | 12,549 | 6,276 |
RTX 3060 Ti | 11,526 | 5,631 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
Time Spyの通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)の2種類の計測モードにおいて、各GPUのグラフィックスコアをまとめてみました。
RTX 4080と誤差程度(1%未満)しかスコアが変わらず、RTX 4090の8割程度の性能しか出せていないことが分かります。
Fire Strike(DirectX11用ベンチマークソフト)
GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3090 | 47,773 | 12,617 |
RTX 3080 Ti | 46,771 | 12,479 |
RTX 3080 | 39,257 | 10,911 |
RTX 3070 Ti | 36,372 | 9,156 |
RTX 3070 | 31,020 | 8,573 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
Fire Strikeの通常版(フルHD解像度)とUltra版(4K解像度)の2種類の計測モードにおいて、各GPUのベンチマークスコアをまとめてみました。
Time Spyの場合と同様に、RTX 4080とのスコア差が非常に小さい(2%程度)上に、実用性能においても明確な差は見受けられませんでした。
RTX 4090との性能差は、フルHD解像度では1割程度しかありませんでしたが、4K解像度になると50%近い差が生じました。
各ゲームのベンチマーク性能比較
ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERは、廃番になったRTX 4080と同等のグラフィック性能を持つため、4K解像度でも快適に遊べるのが特徴です。
今回は、ゲームごとにRTX 4080 SUPERのベンチマーク性能を検証してみたので、どれくらい高いグラフィック性能を持つか気になる方はチェックしてみましょう。
- Apex Legends
- パルワールド
- サイバーパンク2077
- Overwatch2
- フォートナイト(DirectX12)
- Forza Horizon5
- ファイナルファンタジー14
- CoD:Modern Warfare2
Apex Legends
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
YouTube広告にも出ている人気FPSゲームのApexは負荷が軽く、ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERだと、フルHD・WQHD解像度で上限値(300fps)に近い値が出ます。
Apexを遊ぶ分にはオーバースペック気味なので、RTX 4070 Ti~RTX 4070 Ti SUPER搭載のゲーミングPCを選んだ方がいいです。
パルワールド
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
話題の新作オープンワールドゲームであるパルワールドは、ゼルダとARKを組み合わせた世界の中で、モンスターボールのようなパルスフィアからパルを出して敵と戦うのが特徴です。
RTX 4080 SUPERであれば、4K解像度でも100fps近いフレームレートが出せるため、最高画質でも快適にパルワールドを楽しみたい方に向いています。
サイバーパンク2077
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
サイバーパンク2077は重量級のオープンワールドであるものの、通常の4K解像度(DLSS無)で75fpsを出せるので、美麗なナイトシティの映像を楽しめます。
さらに、人工知能を活用した超解像度技術であるDLSS3を使うと、オーバードライブモードでも60fpsを上回るフレームレートを実現できるため、最高画質でサイバーパンク2077を遊びたい方におすすめです。
Overwatch2
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 460fps | 361fps | 239fps |
RTX 4080 SUPER | 414fps | 321fps | 209fps |
RTX 4080 | 410fps | 318fps | 207fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 397fps | 307fps | 199fps |
RTX 4070 Ti | 384fps | 296fps | 191fps |
RTX 4070 SUPER | 342fps | 261fps | 166fps |
RTX 4070 | 311fps | 235fps | 147fps |
RTX 4060 Ti | 271fps | 202fps | 125fps |
RTX 4060 | 232fps | 171fps | 103fps |
RTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCでOverwatch2を遊ぶと、4K解像度でも200fpsを上回るフレームレートを叩き出します。
普通に遊ぶ分にはオーバースペックなので、Overwatch2しかプレイしない方はRTX 4070搭載ゲーミングPCを選びましょう。
フォートナイト(DirectX12)
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
フォートナイトはDirectX12だと非常に負荷が重く、RTX 4080 SUPERでもフルHD解像度で120fps程度のフレームレートにとどまりました。
144fpsのヌルヌル映像でゲームを楽しみたい方は、映像の設定を少し落とすか、レンダリングモードを「DirectX11」にして遊びましょう。
Forza Horizon5
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
カーレーシングゲームとして定評のある「Forza Horizon5」は、RTX 4080 SUPERであれば4K解像度でも144fpsを実現可能です。
マルチモニターやウルトラワイドモニター(3840×1600)を活用して、ヌルヌル映像でForza Horizon5を遊びたい方はRTX 4080 SUPERがおすすめです。
ファイナルファンタジー14
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 280fps | 262fps | 188fps |
RTX 4080 SUPER | 272fps | 237fps | 145fps |
RTX 4080 | 271fps | 235fps | 144fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 270fps | 218fps | 124fps |
RTX 4070 Ti | 251fps | 202fps | 111fps |
RTX 4070 SUPER | 240fps | 198fps | 102fps |
RTX 4070 | 227fps | 168fps | 98fps |
RTX 4060 Ti | 197fps | 138fps | 72fps |
RTX 4060 | 175fps | 115fps | 53fps |
MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14では、RTX 4080 SUPERなら4K解像度で平均144fpsを実現できます。
最高画質でも「非常に快適」を上回るグラフィック性能を出せるため、ファイナルファンタジー15も遊ばない方は、RTX 4070 SUPERあるいはRTX 4070 Tiを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
CoD:Modern Warfare2
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 236fps | 169fps | 108fps |
RTX 4080 SUPER | 209fps | 156fps | 93fps |
RTX 4080 | 206fps | 155fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 198fps | 150fps | 88fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 130fps | 85fps |
RTX 4070 SUPER | 169fps | 123fps | 77fps |
RTX 4070 | 139fps | 100fps | 59fps |
RTX 4060 Ti | 123fps | 84fps | 45fps |
RTX 4060 | 115fps | 79fps | 40fps |
アメリカ発のFPSゲームであるCoD:Modern Warfare2は、RTX 4080 SUPERであれば、フルHD解像度だけでなくWQHD解像度でも144fpsを達成できます。
ただし、1つ下のRTX 4070 Ti SUPERでもWQHD画質で150fpsを出せるので、RTX 4070 Ti SUPER搭載モデルを選んだ方がいいです。
おすすめのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPC7選
以下の7社の国内BTOメーカーから、ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERを搭載したモデルが販売されています。
今回は、各メーカーのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCのおすすめ製品を紹介するので、購入するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
- FRGBZ790/M214(フロンティア)
- LEVEL-R77A-147F-VTX(パソコン工房)
- GALLERIA ZA7C-R48S(ドスパラ)
- PGS-K14S48(ストーム)
- G-GEAR neo GX7J-R241/ZB(ツクモ)
- ZEFT Z45AS(パソコンショップセブン)
- G-Tune FZ-I7G8S(マウスコンピューター)
FRGBZ790/M214(フロンティア)
フロンティアのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCで、最新世代のIntel Core i7-14700Fが使われています。
全体的に高性能なPCパーツが使われているのにも関わらず、364,800円という破格の値段で買えるため、コスパ最強のRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCを求めている方におすすめです。
CPUのアップグレードにも対応していて、33,000円の追加料金を支払うとCore i7-14700KFよりも高性能な、Core i9-14900Fに変えられるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 364,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1500W 80PLUS PLATINUM |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
LEVEL-R77A-147F-VTX(パソコン工房)
パソコン工房のハイエンドモデルの製品で、虹色に光るLEDケースファンが搭載されているので、かっこいいゲーミングPCを求めている方におすすめです。
GeForce RTX 4080 SUPERとCore i7-14700Fが搭載されているので、4K解像度に設定してもゲームをサクサク動かせます。
しかし、メモリ容量が16GBに抑えられているため、最新のオープンワールドRPGゲームであるパルワールドを快適に遊ぶには、32GBにアップグレードする必要があるのが欠点です。
おすすめ度 | |
価格 | 397,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4400 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
GALLERIA ZA7C-R48S(ドスパラ)
ガレリアシリーズのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCで、ハイエンドCPUであるCore i7-14700KFが使われているのが特徴です。
標準で32GBの大容量メモリと1TB SSDが搭載されているため、汎用性の高いゲーミングPCを求めている方に向いています。
デザインは他の高価格帯のゲーミングPCに比べると地味なので、見た目を重視する方は次に紹介するストームの製品を選びましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 409,979円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
PGS-K14S48(ストーム)
270°強化ガラスPCケースが印象的な、ストームの鏡界シリーズのゲーミングPCで、超高性能なRTX 4080 SUPERとIntel Core i7-14700KFが搭載されています。
光る水冷CPUクーラーが搭載されていて、ケースの外観も非常におしゃれなので、ゲーミングPCの見た目にこだわる方におすすめです。
価格も40万円台と構成の割には安く、RTX 4080 SUPER搭載モデルの中ではコスパに優れているのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 409,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
G-GEAR neo GX7J-R241/ZB(ツクモ)
ツクモのG-GEAR neoシリーズのCore i7-14700K搭載モデルで、標準構成はRTX 4070 Ti SUPERに設定されていますが、「カスタマイズ・お見積」画面でRTX 4080 SUPERに変えられます。
DDR5-5600規格の32GBメモリが標準搭載されているため、処理性能に優れたゲーミングPCを求めている方におすすめです。
販売画面の価格はRTX 4080で424,800円と表示されていますが、実際の見積価格はRTX 4080 SUPER構成で413,800円となるので、思ったよりも安く購入できます。
おすすめ度 | |
価格 | 413,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700K |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER (標準構成はRTX 4070Ti SUPER) |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
ZEFT Z45AS(パソコンショップセブン)
パソコンショップセブンのZEFTシリーズのゲーミングPCで、ハイエンドPCパーツであるRTX 4080 SUPERとCore i7-14700KFが使われています。
標準で64GBの超大容量メモリと4TBのデュアルSSDが標準搭載されているため、4K動画の編集を行う方におすすめです。
ストームの鏡界シリーズのような外観を持つ、「NZXT H9 Elite ホワイト」が採用されていて、デザイン性に優れているのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 524,480円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 64GB |
ストレージ | SSD:2TB+2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTOメーカー
G-Tune FZ-I7G8S(マウスコンピューター)
マウスコンピューターのフルタワーゲーミングPCで、RTX 4080 SUPERとCore i7-14700KFが搭載されています。
2TBの特大容量を持つSSDが使われていますが、セール時のZEFT Z45ASよりも高価で、55万円程度かかるので構成に対して割高なのがデメリットです。
3年標準保証にこだわらない方は、1つ前に紹介したパソコンショップセブンのZEFT Z45ASを選びましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 549,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
おすすめのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPC比較表
商品名 | FRGBZ790/M214 (フロンティア) | LEVEL-R77A-147F-VTX (パソコン工房) | GALLERIA ZA7C-R48S (ドスパラ) | PGS-K14S48(ストーム) | G-GEAR neo GX7J-R241/ZB(ツクモ) | ZEFT Z45AS (パソコンショップセブン) | G-Tune FZ-I7G8S (マウスコンピューター) |
価格(税込) | 364,800円 | 397,800円 | 409,979円 | 409,800円 | 413,800円 | 524,480円 | 549,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700KF | Intel Core i7-14700KF | Intel Core i7-14700K | Intel Core i7-14700KF | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB | DDR5-4400 16GB | DDR5-4800 32GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 64GB | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:2TB+2TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1500W 80PLUS PLATINUM | 1000W 80PLUS PLATINUM | 1000W 80PLUS PLATINUM | 1200W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM |
公式サイト | FRONTIER公式サイト | パソコン工房公式サイト | ドスパラ公式サイト | ストーム公式サイト | ツクモ公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト | マウスコンピューター公式サイト |
RTX 4080 SUPER搭載グラボを販売しているおすすめメーカー
以下の3社の大手PCパーツメーカーから、グラフィック性能に優れたRTX 4080 SUPER搭載グラボが販売されています。
ここでは、各メーカーのRTX 4080 SUPER搭載グラボの特徴を紹介するので、ハイエンドゲーミングPCの自作に興味がある方は確認してみましょう。
コスパが高く18万円前後で購入できる玄人志向
玄人志向のRTX 4080 SUPER搭載グラボは、コスパが高く18万円前後で購入できるので、ハイエンドグラボをお得に手に入れたい方におすすめです。
グラボの外観がかっこいい上に、ARGB対応サポートスティックが搭載されているため、GPUの見た目を重視する方にもおすすめできます。
3年保証が標準で付属しているため、ハイエンドグラボに特有の高額な修理代を気にせずに長く使えるのも魅力です。
高性能な冷却システムを搭載したGIGABYTE
GIGABYTEのGV-N408SWF3V2-16GDは、LEDライト非搭載で見た目が地味なものの、18万円台で購入できるのが特徴です。
(※Amazonでは60万円以上の法外な価格で売られているため、間違って購入しないように注意しましょう。)
100mmの大型ファンを3基搭載した、WINDFORCEクーリングシステムを備えていて放熱能力に優れているため、冷却性能を重視する方に向いています。
金属製保護バックプレートやグラフェンナノ潤滑剤が使われていて、耐久性に優れているのもメリットです。
デザイン性と処理性能の高さが魅力的なMSI
MSIのGeForce RTX 4080 SUPER 16G GAMING X SLIMは、ゲーム用グラボらしいかっこいい見た目に仕上がっています。
OC仕様でMSI Afterburnerを使って自由にクロック数を変えられるため、デザイン性と処理性能にこだわる方におすすめです。
Silentモードも搭載されていて、静音性にも優れているため、ゲームを長時間行っても騒音が目立ちづらいのも魅力です。
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