この記事では「MSIのゲーミングモニター G244F」をレビューします。
初めてゲーミングモニターを買う方は、どのゲーミングモニターを選べばいいか悩みますよね?
今回ご紹介するMSIのG244Fはコスパ重視で初めてゲーミングモニターを買う方にもバッチリおすすめできるモニター。
- Rapid IPSパネル採用
- GtoGで1msの応答性
- リフレッシュレートは最大170Hzまで対応
- 暗所の視認性を高めるナイトビジョンモード
- 残像感を低減するアンチモーションブラー
といったそこそこ良い感じのゲーミング性能をバッチリ搭載しているのに定価29,800円なんです!
そこでこの記事では、そんなコスパ最強のゲーミングモニター「G244F」をしっかりレビューしました。
「コスパが良いゲーミングモニター探してる」
「安くて使えるモニターないの?」
という方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
- 初めてゲーミングモニターを買う人
- コスパがいいゲーミングモニターを探している人
- どのゲーミングモニターを選べばいいかわからない人
MSI G244Fは「ちょうどいい」ゲーミングモニター
MSIのゲーミングモニター G244Fはズバリ「ちょうどいい」ゲーミングモニターです。
モニターのパネルには「TNパネル」「VAパネル」「IPSパネル」の3種類があります。
- 安いゲーミングモニターを探しているならTNパネル一択だけど、発色が悪く綺麗な映像とは言い難い
- 映像が綺麗に映るIPSパネルだと値段が高めで応答速度が遅いので、FPSなどの瞬時の判断が求められるゲームにはあんまり向かない
というのが一般的です。
しかし、MSIの最新ゲーミングモニターG244Fは応答速度が通常のIPSパネルの4倍以上となるRapid IPSを採用しています。
だから映像が綺麗なのに、応答速度が速い!
それなのに安めの価格設定。
機能が良くて価格が安い、そんなちょうどいいゲーミングモニターがG224Fなんです。
MSI G244Fはシンプルな外観で価格を抑えている
どうして「機能が良くて価格が安い」を実現できているのかと言うと、モニターの作りを必要最低限に絞っているからなんです。
さらっと組み立てと外観をご紹介しますね。
MSI G244Fの同梱物チェック&組み立て
まずは同梱物のチェックから。
同梱物は、
- モニター本体
- モニタースタンドの土台
- 普通のモニタースタンド
- ACアダプター
- HDMIケーブル
- 説明書
といった感じ。
特にビックリな付属品はなく、一般的なゲーミングモニターの付属品です。
MSIのG244Fは、ゲーミング感はほぼゼロ。
ゲーミングデバイスというとギラギラなゲーミング感を前面に出してきがちですが、MSIのG244Fは一般的なモニターと言われても遜色ないぐらい普通です。
ゲーミングのギラギラ感が好きじゃ無い方にはめちゃくちゃ支持されそうですね!
モニタースタンドと土台はサクッと組み立てられます。
ドライバー不要で手で回せるネジが付いているのでクルクル回せばOK。
スタンドとモニター本体の組み立てにはドライバーが必要でした。
ドライバー不要でワンタッチで組み立てできるモニターもありますので、もう少し組み立ての利便性がアップするといいかもしれませんね。
MSI G244Fの外観チェック
MSI G244Fは、ぐるっとモニター全体を見渡しても全くゲーミング感はゼロ。
LEDのイルミネーションもないので、非常に落ち着いた印象です。
モニターサイズは、幅541.9mm×高さ424.3mm×奥行231.9mm。
モニターの角度を調節できるのは、-5°から20°まで動かせるモニターのチルト方向のみ。
モニターの台座を動かすことなく左右に調節できるスイベル調節はありません。
またモニターを上下に調節できる高さ調節機能も無し。
ハイエンドのモニターであれば搭載しているような調節機能は、G244Fには一切搭載されていません。
もちろん、スピーカーも非搭載です。
なんだ?めっちゃ機能性低いな!
って思う方もいるかもしれません。
しかし私はとてもポジティブに感じます!
だって、なるべく余計な機能は除外して値段を下げてコスパを優先しているってことですから。
モニタースタンドを高性能化させて高いモニターにするよりも、モニター本来の性能にガッツリ注力してモニターの販売価格を抑える戦略はとてもいいと思いました。
インターフェース周りも非常にシンプルです。
- HDMI2.0b端子×2
- DisplayPort 1.2a端子×1
- ヘッドホン出力×1
これだけ!
モニターに表示される操作パネルはモニター背面にある、グリグリ動く赤いスティックで行えます。
ボタンと違ってスティックタイプなので、直感的に操作できるのが良いですね!
このように基本的にこのモニターはめちゃくちゃシンプルなんです。
機能を必要最低限に絞っているからこそモニターの性能に対して価格が抑えられ、最強のコスパを生み出せているんですね!
MSI G244Fの3つの特徴
次はG244Fの特徴について解説します!
それぞれの特徴をサクッと紹介します。
1.コスパ最強のちょうどいいスペック
まずは1つめの特徴「コスパ最強のちょうどいいスペック」について。
記事の最初でもお伝えしていますが、MSIのG244Fはコスパが最強レベルで高いゲーミングモニターです。
- IPSパネル搭載
- GtoGで1msの応答性
- リフレッシュレートが最大170Hz対応
このスペックで3万円以下なんです!
1万円から2万円ぐらいのゲーミングモニターは探せばあります。
でも性能を見比べてみてください。
2万円付近のゲーミングモニターは、ほぼTNパネルかVAパネルです。
私もTNパネルのゲーミングモニターを持っていますが、映像の美しさやキレイさは感じません。
FPSのプロゲーマーもしくは完全に競技勢としてゲームをするならば、色の再現度が低くコントラストもボヤっとしてて視野角が狭いTNパネルを使う方が良いかもしれません。
しかしFPSゲーム以外にも、
- スイッチで遊ぶ
- YouTubeを見る
- 映像美が素晴らしい対策RPGをプレイする
という方なら絶対にIPSパネルをおすすめします!
- 値段が高くなりがちで高速な応答性になりにくいIPSパネルなのに、MSIが独自に開発したRapid IPSパネルを採用することでGtoGで1msの応答性となり、リフレッシュレートも最大170HzHDMI接続でも165Hzでゲームがプレイできる。
- 価格.comで比較してもかなり安い値段設定の定価29,800円というコスパ最強仕様。
控えめに言って・・・ヤバくないですか!?
2.しっかりゲーミングに特化した機能を搭載
G244Fの2つめの特徴「しっかりゲーミングに特化した機能を搭載」について。
1つめの特徴でほとんどお伝えしたのでインパクトが若干弱いんですが、MSIのG244Fはゲーミングに特化した機能をしっかりと搭載してます!
主なゲーミング性能は次の3つ。
ひとつずつ簡単に解説していきます。
FreeSync Premium
FreeSync Premiumは対応するグラボで設定をすればちらつき補正とレスポンス補正を行ってくれる機能。
ひとことで簡単にまとめるとちらつきが抑えられ快適なゲーム環境が実現できる技術です。
FreeSyncの機能としてはもともとAMDのグラボにしか対応していませんでしたが、FreeSync対応モニターでG-Syncが利用可能となったのでNVIDIAのグラボを使っている方でも安心して使用可能です。
ナイトビジョンモード
ナイトビジョンモードを使うと、暗所の視認性を改善することができます。
調整幅は「オフ」「通常」「強い」「最も強い」の4段階調整に「AI調整」を加えた5モード。
暗いシーンで調整すると全体的に画面が白くなり、明るく見える機能です。
劇的に見通しがよくなるわけではなく「敵の視認性が少し上がるかな?」っていう程度なので、めっちゃ凄い機能ってわけではないですw
アンチモーションブラー
アンチモーションブラーは、映像のブレや残像感を弱めてくれる機能。
リフレッシュレートが75Hz以上で設定可能です。
FPSの場合は残像感があるとAIMがブレてしまうので、プレイするゲームによっては非常に重宝される機能です。
実際にオンしてみると、しっかりと体感できるぐらいに残像感が低下しますよ。
3.ドット抜け保障も完備
G244Fの3つめの特徴は「ドット抜け保障も完備」です。
これはG244Fだけの特徴では無いんですが、MSIのモニターはガイドラインに該当するドット抜けは完全に保障してくれます!
ドット抜けには黒点と輝点の2種類があります。
MSIは黒点と輝点のどちらのドット抜けも保障対象。
- 黒点:6ドット以上またはドット間の距離が15㎜以内のものがある場合
- 輝点:4ドット以上またはドット間の距離が15㎜以内のものがある場合
という感じで、それぞれにガイドラインが規定されています。
いくらコスパが良いモニターって言っても、2万円以上のお金を出してドット抜けがあったらガッカリですよね。
規定のドット抜けに該当する場合は、しっかり保障を受けられます。
これなら安心して購入できますね。
MSI G244Fを使って実際にゲームをプレイしてみた
コスパがいいゲーミングモニターであることは分かったけれど、実際にゲームをしてみないと使い心地はわかりません。
なのでMSIの最新ゲーミングモニターG244Fを使ってAPEXをプレイしてみました!
まずG244Fを使ってみて一番良かったと思ったのは「映像がキレイ」なところ。
私はいつもTNパネルのゲーミングモニターを使っているので、映像は控えめに言ってボチボチって感じなんです。
やっぱりIPSパネルのモニターは良いですね!
それからリフレッシュレートがバッチリ170FPSのヌルヌル映像で超快適でした。
MSI G244Fは最低限のゲーミング性能を搭載しているので、ちらつきや残像感をしっかり抑えてゲームがプレイ可能。
コスパ最強なのにしっかりとゲーミング性能を搭載しているMSI G244Fは、快適にゲームをプレイできるゲーミングモニターでした!
まとめ:MSI G24Fは低価格で高機能なコスパ◎のゲーミングモニター
MSIの最新ゲーミングモニターG244Fをレビューしてきました!
G244Fは、
- 3万円以下でIPSパネル
- GtoGで1msの応答性
- リフレッシュレートが最大170Hz対応
といった感じで、そこそこのゲーミング性能なのにコスパがかなり良さげなゲーミングモニターでした。
メリット | デメリット |
---|---|
圧倒的なコスパ | 必要最低限のシンプル構成 |
G244Fの良かった点は、圧倒的なコスパ。
とにかくこれに尽きます!
性能に対する価格設定がとてもお得に感じることができる製品でした。
値段だけ見れば、他にも安いゲーミングモニターはあります。
しかし、ゲーミング性能をしっかり比較するとG244Fはコスパの良さを感じることができる製品でした。
G244Fの悪かった点は、必要最低限のシンプル構成。
とにかく値段を下げる努力が随所に盛り込まれています。
たとえばモニターは、
- モニタースタンドはほぼほぼただの棒
- 高さの調節機能や左右の首振り機能であるスイベルは無し
など。
接続インターフェースも最小限に絞られているので、ハイエンドのゲーミングモニターと比べると見劣りします。
しかしその分お安く入手できるっていうモデルになっています!
「初めてゲーミングモニター買います!」
「どのゲーミングモニターを選べばいいか分からんw」
と悩んでいる方は、ぜひMSIの最新ゲーミングモニターG244Fをチェックしてみてくださいね!
コメント