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【実機解説】ソニーのゲーミングヘッドセットINZONE H9をヘッドセットマニアがガチレビュー!

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この記事では「ソニー ゲーミングヘッドセットINZONE H9」をレビューします。

これまでソニーはPSシリーズの純正品として申し訳程度のヘッドセットが発売されたりはしましたが、ガチなゲーミングデバイスはありませんでした。

そんなソニーが「ソニーがあらゆるゲーム体験を変える」をコンセプトにゲーミング業界に正式参入しました!

そこでゲーミングヘッドセットを30台以上集めてきたゲーミングヘッドセットおたくであるわたしが、INZONE H9をしっかりレビュー・評価しました。

  • ソニーのゲームデバイスに興味がある
  • 最高のゲーミングヘッドセットを探してる

という方は、ぜひとも参考にしてみてください!

\Youtubeでも動画レビューしています/

メーカー様より製品貸与を受けてレビューしております。

目次

INZONEのヘッドセットについてサクッと紹介

本格レビューに入る前に、まずはINZONEのヘッドセットについてサクッと紹介します!

今回発売されたヘッドセットのラインナップは、次の3つです。

スクロールできます

INZONE H9

INZONE H7

INZONE H3
有線/無線無線無線有線
ノイズキャンセル搭載非搭載非搭載
イヤーパット素材合成皮革ナイロンナイロン
価格33,000円23,000円9,000円
詳細をみてみる詳細をみてみる詳細をみてみる
各製品の比較

今回レビューするのは、フラッグシップモデルのINZONE H9です。

かなり期待を持ってレビューしたいと思います!

INZONE H9の外観チェック

それでは外観チェックをしていきましょう!

まずパッと見の印象は「イヤーカップがデカいw」。

左が以前からPS5向けに発売されているソニーの純正ヘッドセット「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」です。

並べて比較してみると、明らかに作りが違います。

ヘッドバンドやイヤーカップの構造まで、完全にレベルアップしています!

逆に、

今までの製品って手抜いてました?

って聞きたくなるぐらいの進化です。

イヤーパッドの素材は、ソニーの最高レベルのノイキャン機能を持つWH-1000XM5でも使用されている低反発のPUレザーが使われています。

手触りがさらさらしていて、柔らかいけど柔らかすぎないという絶妙な感触。

ヘッドバンドのクッションも、厚みがあって柔らかいです。

イヤーカップ内部のサイズは、

縦幅が約6.5cm、

横幅が約4cm。

耳にすっぽりと覆いかぶさり、安定してフィットしてくれる作りです。

以前の純正ヘッドセットではイヤーカップ内部のサイズが小さすぎて耳へのストレスが半端なかったんです。

でも今回のINZONE H9は側圧も弱め。

メガネ男子のわたしでも安心して装着できそうです!

また、イヤーカップの可動域はかなり広く取られています。

こんな感じで大きく回転させることができるし、

縦方向も調整幅が設けられています。

もちろんイヤーバンドの長さ調節もできるので、頭の大きい方でも無理なく装着ができそうですね!

INZONE H9の操作系をチェック

つぎはINZONE H9のスイッチ周りを見ていきましょう!

イヤーカップ【右側】
電源ボタン
Bluetoothボタン
ゲーム/チャットボタン
イヤーカップ【左側】
電源ボタン
Bluetoothボタン
ゲーム/チャットボタン

イヤーカップのスイッチ類はこんな感じ。

ちなみにH9は無線モデルなので、USB-Cケーブルを有線で接続しても認識されません。

  • 付属のUSBドングル
  • Bluetoothで接続

いずれかの方法だけでしか使用できません。

マイクは跳ね上げミュート方式です。

重さを実測してみたら、328グラムでした。

軽めのヘッドセットではありませんが、装着感が柔らかいので長時間付けていても問題はなさそうです。

INZONE H9の特徴について

つぎはINZONE H9の特徴についてみていきましょう

INZONE H9の特徴は次の3つです。

INZONE H9の特徴1:個人に最適化された立体音響

まずは1つめの特徴は「個人に最適化された立体音響」です。

突然「個人に最適化された立体音響」なんて言われてもポカーンですよねw

わたしも最初は意味が分かりませんでした。

それもそのはず。

これは今までのゲーミングヘッドセットにはない、新たな機能なんです!

オーディオヘッドホンの猛者として活躍しているソニーが、ゲーミングに最先端の技術を持って参入してきたんですね!

まさに黒船襲来w

なお「INZONE Hub」というPC専用のソフトウェアで設定しなくてはならないので、PS5では使用できません。

というか、立体音響以外にも、

  • 好きな音域の調節が可能なイコライザー
  • ゲームの音を聞き取りやすくするダイナミックレンジコントロール

といった細かい機能は、PCのみで有効な機能です。

実際に立体音響のありなしでの変化を、APEXで検証してみました。

APEXの射撃場で投げ物を投げて、キャラクターの向きによって聞こえ方はどんな感じに変わるのかを実験しました。

立体音響をオフ

オフでもヘッドセットの性能が良いのか、左右の定位はバッチリ分かりました。

距離感もしっかりつかめます。

しかし、前後の定位に関しては左右の定位と比べると聞き取りづらい印象でした。

立体音響をオン

左右の定位はバッチリつかめました。

前後の定位は、やや改善されたような気はします。

とはいえ「最強の定位感だぁぁぁ!!!」という感じではないので、あんまり期待しすぎるとガッカリしちゃうかもですw

ちなみにイコライザーはデフォルト状態のフラット。

イコライザーを調節すれば、もう少し聞き取りやすくなるのかもですね。

INZONE H9の特徴2:ノイキャンはゲーミングヘッドセットでNo1

2つめの特徴は「ノイキャンはゲーミングヘッドセットでNo1」です。

わたしはこれまでゲーミングヘッドセットを30台以上は使ってきたゲーム周辺機器おたくです。

そんなわたしも、INZONE H9のノイキャンには正直ビビりました!

密閉型のヘッドセットなので、ノイキャンが無くても遮音性は高いです。

さらにノイキャンをONにすると、

これ、ゲーミングですよね!?

って感じで度肝を抜かれました!

使い心地については「INZONE H9を使って実際にゲームをプレイしてみたでまとめますので、ぜひ読んでみてください!

INZONE H9の特徴3:マイクの音質はボチボチ

3つめの特徴は「マイクの音質はボチボチ」です。

INZONEは「ソニーがあらゆるゲーム体験を変える」というコンセプトで作られたゲーミングデバイスブランドです。

なので「マイクも高音質なのかな?」って期待をしましたが・・・

ダメですwボチボチですw

実際にINZONE H9のマイクをPCに接続して録音してみましたが、うーん・・・。

全体的に私の期待値が高すぎというのもありますが、お世辞にも素晴らしいマイク品質ではないです。

今やマルチプレイは当たり前。

「フレンドとディスコードで喋りながらワイワイとゲームを楽しむ」といった使い方がされることも多いですよね。

「お前のマイク、音質凄すぎじゃね?」と言われるような素晴らしいゲーム体験ができることを期待していましたが、そこまでの音質ではありませんでした。

INZONE H9を使って実際にゲームをプレイしてみた

INZONE M9の特徴を見てきましたが、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません!

なので今回貸与いただいたゲーミングヘッドセットINZONE M9を使用してAPEXをプレイしてみました!

使ってみた感想は「ヘッドセットはヤバいw」。

今まで30台以上はヘッドセットを集めてきてますが、なかなか素晴らしいです!

わたしは普段、ソニーのヘッドホンWH-1000XM4を愛用しています。

WH-1000XM4は、装着してノイキャンをONにした瞬間「マジか、これ?」と思うほどの静寂が訪れるます。

WH-1000XM4はAmazonレビュー3,300件以上・評価という、優秀で評判の高いヘッドホンです。

今回レビューしたゲーミングヘッドセットINZONE H9は、WH-1000XM4までの素晴らしいノイキャンではありません。

WH-1000XM4のノイキャン性能を10点とすると、INZONE H9のノイキャン性能は6点ぐらい。

とはいえ、ゲーミングヘッドセットの中ではNo1だと感じました!

ノイキャン性能は本当に優秀です。

家の中って、

  • エアコンの動作音
  • 家の外を走る車
  • 鳥の鳴き声
  • 風の軋み音

などなど、かなり雑音に溢れています。

でもINZONE H9を装着すれば、そんな雑音を一瞬にしてある程度取り除いてゲームの世界に没入できます。

まさにINZONE!

ノイキャンだけじゃなくて、サラウンドサウンドも凄いです。

前後左右の定位感がある程度高いので、毎日のゲームにガッツリ使っていけそうですね!

イコライザーの設定も専用ソフトウェアで31.5Hzの低域から16000Hzの高域までプラスマイナス12dbの音域調節が可能

なのでプレイするゲームや個人の聞きやすさに合わせて調節すれば、非常に高い満足感が得られます。

実売価格が33,000円とかなり高めのなのですが、使い心地は良さげなゲーミングヘッドセットでした!

まとめ:PCユーザー向けのゲーミングヘッドセットとしては◎

ソニーのゲーミングヘッドセット INZONE H9をレビューしてきました。

INZONE H9の良かった点と悪かった点はこちらです。

良かった点悪かった点
良質なAMCを搭載しているPC以外のユーザーは手が出しにくい

INZONE H9の良かった点

良かった点
良質なAMCを搭載している

INZONE H9の良かった点は「良質なANCを搭載している」というところです。

INZONE H9は、ゲーミングヘッドセットの中では非常に高品質なノイズキャンセリングを搭載しています。

さすがにWH-1000XM4と比較すれば劣ってはいますが、ゲーミングと考えればとても素晴らしいノイキャン性能。

ゲームへの没入感をめちゃくちゃ高めてくれる、高性能なヘッドセットだと感じました。

INZONE H9の悪かった点

悪かった点
PC以外のユーザーは手が出しにくい

INZONE H9の悪かった点は「PC以外のユーザーは手が出しにくい」ところです。

ターゲットユーザーがPCゲーマーとなっているのかもしれませんが、PC以外のユーザーにはおすすめしにくいです。

なぜなら、最大の特徴である「立体音響の個人最適化」や「各種イコライザー設定」などなど、PCの専用ソフトウェアで設定した内容は他のゲーム機で反映されないからです。

USBドングルを挿せばスイッチでも使えるんですが、設定内容はデフォルト状態。

PS5でもデフォルト状態。

イコライザーすらも使えません。

逆に言えばPCゲーマーに寄り添っているゲーミングヘッドセットですね!

高品質なノイキャンでゲームへの没入感を高めてくれるゲーミングヘッドセットをお探しなら、ぜひINZONE H9をチェックしてみてくださいね。

ゲーミングモニターもレビューしてます!

ソニーのゲーミングモニター「INZONE M9」については、以下の記事をご覧ください。

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