この記事では「原神のおすすめゲーミングPC」を5つ紹介します。
原神は2020年にリリースされたアニメ調グラフィックによる、オープンワールドのアクションRPG。PC版だけでなく、PS4やPS5、スマートフォンやタブレット端末においてもプレイ可能です。様々な環境でプレイできるゲームタイトルですが、その映像美を最も体験できるのがゲーミングPCによるプレイ環境となります。
「原神で最高のグラフィックを体験したい!」という要望に応えてくれる、おすすめのゲーミングPCを紹介します。
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原神におすすめのゲーミングPC5選
原神は2023年5月末時点では、一部のスマートフォンなどを除き60fpsが描画速度の上限となっています。ゲームの性質から考えても、60fpsが安定していれば快適なプレイ環境といえます。Cheat Engineを利用した方法で制限を解除してしまうとBANされるので自己責任となりますが、「Genshin Impact FPS Unlocker」という外部ツールを使うと、フレームレート上限を360fpsまで引き上げることも可能です。
以上の事から、必要とされるゲーミングPCは「使用するモニターの解像度において60fpsを安定して出力する」ということが条件となります。
ただ、原神はスマートフォンでもプレイ可能なぐらい、グラフィックの負荷が軽めなゲームタイトル。15万円前後のゲーミングPCでフルHD/60fps出すことは容易です。
商品名 | Lightning-G AT7XB Ryzen7 5700X搭載(ドスパラ)![]() ![]() | LEVEL-M1P5-R57X-SK4X (パソコン工房) ![]() ![]() | FRMFGB550/M613 (フロンティア) ![]() ![]() | GKB-97X57 (ストーム) ![]() ![]() | G-GEAR GE7J-E250BH (ツクモ) ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|
価格(税込) | 94,980円 | 134,980円 | 179,800円 | 259,800円 | 239,980円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 9700X | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 3050 | GeForce RTX 5060 | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5070 | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE | 650W 80PLUS BRONZE | 600W 80PLUS BRONZE | 850W 80PLUS GOLD | 650W 80PLUS BRONZE |
公式サイト | ドスパラ公式サイト | パソコン工房公式サイト | FRONTIER公式サイト | ストーム公式サイト | ツクモ公式サイト |
今回は、60fpsで安定して原神を動かせる、コスパ最強のおすすめゲーミングPCを5つ紹介していきます。
- Lightning-G AT7XB Ryzen7 5700X搭載(ドスパラ)
- LEVEL-M1P5-R57X-SK4X(パソコン工房)
- FRMFGB550/M613(フロンティア)
- GKB-97X57(ストーム)
- G-GEAR GE7J-E250BH(ツクモ)
Lightning-G AT7XB Ryzen7 5700X搭載(ドスパラ)


導入コストを安く抑えたい方におすすめなのが、9万円台で買えるドスパラのLightning-G AT7XBとなります。
CPUがZen3シリーズのRyzen 7 5700Xで、8コア16スレッドのCPUとなります。シングルタスク・マルチタスク両方の作業に対応でき、ゲーム用途でも高い性能を持っています。
GPUはエントリークラスのRTX 3050となっていますが、原神においては60fps/フルHDを安定して描画してくれます。
おすすめ度 | |
価格 | 94,980円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3050 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ゲーミング性能
原神 (シミュレーション値) | |
---|---|
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フルHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:110fps) |
WQHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:80fps) |
4K(最高設定) | 平均45fps |
- ゲーム性能総評
-
コスパ重視の入門機で、RTX 3050しか搭載されていないのでグラフィック性能は高くありませんが、フルHD・WQHDで60fpsを実現できました。
ただし、マザーボードがMicro-ATX規格で拡張性が低いため、アップグレード時には注意が必要。
CPU性能に関しては、コスパ最強の人気モデルであるRyzen 7 5700Xが搭載されています。一方で、GPUはローエンドモデルのパーツである、RTX 3050が使われているのが特徴です。
組み合わせとしてはややアンバランスな感じもしますが、本体価格が10万円未満に抑えられています。
マザーボードがMicro-ATX規格なので将来的な拡張性も低いため、原神だけを遊べればいいライトゲーマー向けのパソコンといえます。



とりあえずエントリークラスで十分。性能に不満を感じたら買い替えればいいかな。
メモリやSSDに関しては、注文時のカスタマイズから大容量のパーツを選ぶことも可能なので、あらかじめカスタマイズしておけば容量不足で後悔する可能性を減らせます。
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早くて安いゲーミングPC多数
LEVEL-M1P5-R57X-SK4X(パソコン工房)


次に紹介するコスパ最強のゲーミングPCは、パソコン工房のLEVELθ(シータ)シリーズのモデルである、LEVEL-M1P5-R57X-SK4Xとなります。
CPUや電源・SSD容量は1つ前のモデルと変わりませんが、GPUにRTX 5060が使われています。そのため、フルHD環境の原神であれば、ほとんどのシーンで60fps張り付き状態となります。
おすすめ度 | |
価格 | 134,980円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
原神 (シミュレーション値) | |
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フルHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:200fps) |
WQHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:140fps) |
4K(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:80fps) |
- ゲーム性能総評
-
Lightning-G AT7XBと比べてGPU性能が強化され、4K解像度でも60fpsを出せるようになりました。
ケースもゲーミング仕様で見た目も良いが、メモリ・SSDのカスタマイズ性が物足りないかも…。
基本的にはMagnate MHの上位互換モデルといった印象。最高設定でごく稀にフレームレート低下が見られるかも?といった感じです。
ただ、重量級のオープンワールドゲームやモンハンワイルズを遊ぶには力不足なので、将来的に遊びたいゲームを見据えてGPUを選んだ方がいいです。



なんで32GBメモリ・1TB SSDまでしかカスタマイズできないの?
LEVELθ(シータ)シリーズはデザイン性とコスパに優れているのが魅力ですが、Micro-ATX規格のマザーボードが使われているため、メモリ・SSDスロットの数が削られています。
特にパソコン工房のLEVELθ(シータ)シリーズの製品はカスタマイズ性が低く、32GBメモリ・1TB SSDまでしかアップグレードできないため、動画配信に不向きなのが欠点です。
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コスパが最大の強み
FRMFGB550/M613(フロンティア)


通常のゲームプレイだけでなくゲーム配信も視野に入れるなら、シングルスレッド性能の高いコアが8個以上あると安心です。
フロンティアのFRMFGB550/M613は、8コア16スレッドCPUであるRyzen7 5800XとRTX 5060 Tiを搭載。さらに、32GBの大容量メモリが使われているため、動画配信も難なく行えます。
SSDは1TBに抑えられていますが、カスタム料金が他のメーカーより安く、12,100円の追加料金をかけるだけで2TBまで容量を増やせます。
おすすめ度 | |
価格 | 179,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ゲーミング性能
原神 (シミュレーション値) | |
---|---|
![]() ![]() | |
フルHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:210fps) |
WQHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:160fps) |
4K(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:80fps) |
- ゲーム性能総評
-
旧世代のRyzen 7 5700Xを採用したことでコスパは良好な反面、将来的なCPUのアップグレードの余地が乏しい。
それでも、軽量級タイトルである原神なら、32GBメモリを搭載しているので動画配信も問題なく行えます。
コストパフォーマンスとデザイン性の面では非常に優れているモデルで、動画配信も問題なく行えますが、マザーボード・CPUが旧規格なのがネック。
特にマザーボードがAM4ソケットのため、現在のAMD CPUで採用されているAM5とは互換性がありません。なのでCPUをアップグレードする余地が少ないです。



でも新しくなったZEN4とAM5マザーボードのPCって高いんだよなぁ…
性能ではZEN4世代の方が2割以上良いスコアを出しているのですが、正直その性能の差を体験できるか?といわれると、疑問符が付きますね。特に原神では60fpsの上限があるので、CPUでボトルネックを感じるシーンは皆無です。
旧式化したとはいえZEN3世代も十分優秀なCPUなので、コストパフォーマンスで選ぶなら、フロンティアのFRMFGB550/M613はおすすめの一台です。ただし、セール品として扱われているので、時期によって価格の変動があります。
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GKB-97X57(ストーム)


ストームが販売する幻界シリーズのゲーミングPCで、アッパーミドルクラスのRTX 5070とRyzen 7 9700Xが使われています。
CPU・GPU共に最新モデルでDLSS4も使えるため、WQHD解像度までであればオープンワールドゲームでも十分な性能を持ちます。また、メモリに関しても32GBのものが搭載されているため、動画編集などのクリエィティブ用途にも使えるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 259,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
ゲーミング性能
原神 (シミュレーション値) | |
---|---|
![]() ![]() | |
フルHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:220fps) |
WQHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:205fps) |
4K(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:130fps) |
- ゲーム性能総評
-
原神のグラフィックを楽しむのに最適。最高画質に設定しても120fps以上のフレームレートを出せるため、どの解像度でも楽しめる。
重量級のオープンワールドゲームやモンハンワイルズも問題なく動かせるため、さまざまなゲームを楽しみたいヘビーゲーマーの方におすすめです。
ほぼ間違いなく原神をプレイするのに不自由な思いはしない性能。RTX 5070はWQHD解像度向けのGPUですが、原神は軽いゲームなので4Kでも問題なく動作します。
CPU・GPU共に最新モデルである上に、32GBメモリと1TB SSDが搭載されているため、幅広いPCゲームを快適にプレイ可能です。



ゲーミングPC選びで迷ったら、とりあえずコレ!
PCゲームはパソコンの性能によって快適度が変わるので、PCスペックが低いと満足度が低下します。またPCスペックが高過ぎてもコストパフォーマンスが悪く、消費電力や発熱が多くて扱いにくいです。
実用上の問題も踏まえると、RTX 5070とRyzen 7 9700Xの組み合わせは、優れたバランス・コスパを持ち合わせています。
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G-GEAR GE7J-E250BH(ツクモ)


新世代のアッパーミドルクラスのゲーミングPCとなるのが、ツクモのG-GEAR GE7J-E250BHとなります。
CPUは第13世代Core i7-14700F・GPUはRTX 5070を搭載されているだけでなく、32GBメモリが採用されているので、モンハンワイルズも難なく遊べます。また、DLSS5などの新機能にも対応していますので、上記の機能が使えるゲームでは更に高いフレームレートを出してくれます。
おすすめ度 | |
価格 | 239,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 5070 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
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安心!ヤマダ電機グループのメーカー
ゲーミング性能
原神 (シミュレーション値) | |
---|---|
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フルHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:220fps) |
WQHD(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:205fps) |
4K(最高設定) | 平均60fps(制限解除後:130fps) |
- ゲーム性能総評
-
最新世代のGPUなので、強化されたレイトレーシングやマルチフレーム生成(DLSS4)などが使える。
ただし原神をプレイするにはオーバースペックで、高解像度モニターが無いともったいない。
GPUのグラフィック性能向上により、ミドルアッパークラスでも、原神クラスのゲームであれば4Kゲーミングも快適に行えます。前世代に比べて発熱量は大きくなったものの、レイトレーシングやDLSS4など、機能面での強化も図られています。
ただ、これらの性能を原神でフルに使う場面に出会うことはないでしょう。フルHD環境なら明らかにオーバースペックです。



4Kでの原神はもちろん、今後出てくる新作ゲームもやり込みたい!
ただ、4Kゲーミングにも対応したPCが、20万円台で購入できるようになったという意味は大きいです。価格に見合うだけの快適性は十分にありますので、何でもこなせるゲーミングPCが欲しいという方におすすめの一台です。
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原神はスマートフォンで遊べるほど軽いゲーム
原神はパソコンだけでなく、PS4やPS5、スマートフォンなどでも遊べるゲーム。もちろん各端末間でのアカウント連携やクロスプレイにも対応しています。
つまりグラフィックはスマートフォンでも処理できるよう、軽量化と最適化が行われており、より処理能力に優れたパソコンであれば原神を動作させるのは容易です。そしてハイスペックなゲーミングPCであれば、そのグラフィック能力を生かした、ハイクオリティな描画設定も可能になります。
スマートフォンによる手軽さとゲーミングPCによるハイクオリティを両立させたことで、原神は世界的に人気となりましたが、ゲーミングPCで遊ぶ上で注意すべき2つのポイントを解説します。
モニター解像度とGPUのバランスが重要
原神は基本的には軽いゲームですが、解像度を変更することでGPU負荷が変わります。
ゲーム内の解像度設定はモニターに依存しているので、フルHD以上の解像度となっているモニターを接続する場合はより上位グレードのGPUを組み合わせたほうがいいでしょう。
ただし、通常はフレームレートの上限が60fpsとなっているので、フレームレート上限を解放しない限りは、上位グレードのGPUを選ぶ意味が薄れてしまいます。
「Genshin Impact FPS Unlocker」について
通常は60fpsで制限がかかっている原神ですが、非公式の外部ツールである「Genshin Impact FPS Unlocker」がGitHubで公開されています。これを使う事で最大360fpsまで解放することができます。
使い方としては「unlockfps_clr」のフォルダーをダウンロードし、これを起動させた状態で原神を起動するとフレームレートの上限を変更できるようになります。これなら高リフレッシュレートのゲーミングモニターを使う意味も出てきます。
ただし、Cheat Engineの使用によるゲームデータの改変は、利用規約に違反する行為で、即座に垢BANされる危険性があります。使用するかの判断は自己責任でお願いします。
原神をパソコンで遊ぶ3つのメリット
原神はパソコンだけでなくPS4やPS5、スマートフォンなどの端末でもプレイでき、アカウントの共有も可能です。なので、「外出先ではスマートフォン」「自宅ではパソコンやPS4/PS5で大画面プレイ」と、状況によって端末を使い分けることもできます。
今回は、快適にプレイできる端末が複数ある中で、あえてゲーミングPCを選ぶと得られる、3つのメリットを詳しく紹介していきます。
キーボード+マウス操作ができる
PC版であれば「キーボード+マウス操作」と、「ゲームパッド操作」の2つから選択可能です。
理論上はPS5などでもキーボードやマウスを接続できるのですが、ゲームが入力デバイスとして認識しないケースがあります。なのでキーボード+マウス操作が主流のPC版でプレイするのが確実です。
キーボードとマウスを使った操作はやり辛いように見えますが、原神ではAIMを操作を必要とする弓使いのキャラがいるので、マウスを使えた方が都合がいいです。
またパソコンであればゲームパッド、多ボタンマウス、フットペダルなど、入力デバイスの選択も豊富でこれらを併用できます。仮にキーボードでの操作が難しいと感じてもゲームパッドへ移行することもできますし、逆にゲームパッドだけでは不便という時にも対応しやすいです。
画質が良くて大画面でのプレイがしやすい
スマートフォンやタブレット端末のタッチディスプレイでは、操作する指で画面が隠れてしまい視認性が良くありません。一応外部モニターに映像を転送する手段もありますが、遅延が生じやすくてゲームには不向き。
モニターサイズの面では、外部モニターとの接続を前提としたパソコンやPS5などが有利です。
ちなみに大画面化に伴って解像度も上げると、GPUへの負荷が大きくなります。PS4のGPU性能だと心もとないので、高画質でプレイするならゲーミングPCやPS5の処理能力が必要です。
バッテリーの心配無しに長時間プレイできる
スマートフォンやタブレット端末の場合、ゲーム時の負荷により端末本体が発熱します。もちろんこの動作は想定範囲内なのですが、とはいえ半導体パーツを多用するデバイスにおいて熱は製品寿命を縮める要因となります。
そしてスマートフォンなどで問題なのが、バッテリーを内蔵しており、バッテリー自身も熱を出すこと。そして、ゲームをする際には消費電力が多くなるため、充電しながらプレイすることが多く、このような使用方法もバッテリー寿命を低下させる可能性があるのです。
一方でゲーミングPCの場合においても内蔵パーツは発熱しますが、放熱するための冷却機構とファンを搭載しています。なので熱によるダメージや故障も少ないですし、デスクトップPCの場合には各パーツの交換が可能なので、故障時の交換修理もし易いです。
原神を遊ぶためのPCの選び方
スマートフォンでも遊ぶことが可能な原神ですが、PC版で遊ぶ場合の必要・推奨スペックの要件も決まっています。
最低スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5 または同等の性能を持つもの | Intel Core i7 または同等の性能を持つもの |
GPU | NVIDIA GeForce GT 1030及びより優れた性能をもつもの | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB 及びより優れた性能をもつもの |
メモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | 50GB以上の空き容量が必要 | 50GB以上の空き容量が必要 |
PCゲームあるあるなのですが、こういった推奨スペック表で記載されている各パーツの世代が古く、現在流通しているパーツだとどの程度の物なのか分かりにくいです。
ですが、10万円未満のローエンドモデルでも問題なく動かせるため、現行販売されているゲーミングPCであれば、脳死で購入しても余裕で推奨スペックをクリアできます。
ここでは、原神を快適に遊ぶのに必要な、PCパーツの選び方について詳しく解説します。
CPUの選び方
CPUに関しては世代が記載されていないので、おそらく4コアが主流だった時代のCore i5、Core i7を意味していると思われます。10世代以降のCore i3で4コア8スレッドとなっているので、推奨スペックのCPU性能と同等になります。
ローエンドCPUであるRyzen 5 4500(6コア12スレッド)でも問題ありませんが、8つのコアを持っているRyzen 7 5700Xを選べば、処理能力に余裕ができるのでおすすめです。
GPUの選び方
GPUはGTX1060 6GBが推奨スペックとなっていますので、後継機であるGTX1660シリーズ以上であれば良いでしょう。
フルHD環境でプレイする場合でおすすめのGPUが、「RTX 3050」や「RTX 5060」となります。フルHDでプレイするには十分な性能があり、消費電力も低くて扱い易いです。
電源ユニットの選び方
CPUがRyzen 7 5700X、GPUがRTX 3050やRTX 5060だとすれば、600Wの容量を持つ電源ユニットで対応可能です。
実際の消費電力的には300~450W辺りになるのですが、電源ユニット容量の50~80%辺りで運用すると変換効率が良く、発熱が少なくなってパーツ寿命が延びます。なので、実際の消費電力の1.5~2倍の容量を持った電源ユニットを積むのがおすすめです。
メモリ・ストレージの選び方
メモリに関しては16GB以上となっており、現代のゲーミングPCであれば標準的なものとなっています。ストレージに関しても空き容量50GBとそこまで要求が厳しくないため、500 GB SSDでも十分に対応可能です。
まとめ
原神は2020年にリリースされたマルチプラットフォームのオープンワールドRPGゲーム。アニメ調のグラフィックが特徴で制作費は1億ドルかかったとされていますが、リリースから僅か12日間で制作費を回収するという驚異的なスピードで売り上げを伸ばしています。
成功した要因としては、多くの人が持っているスマートフォンなどの端末でも遊べることと、アニメ調グラフィックによるキャラクターの魅力や映像美によるところが大きいといえます。「スマートフォンでも遊べる軽快動作」が原神の強みなのです。
とはいえ、スマートフォンでは一部の描画が簡略化されていることもあり、原神本来のグラフィックを堪能できるのはゲーミングPCが必要。パソコンは携帯性には欠けますが、大画面モニターを使って迫力ある映像体験をすることが可能です。
必要とされるPCスペックもゲーミングPCの中では比較的ハードルが低いので、パソコンでの原神プレイを検討されているのであれば、エントリー~ミドルスペック級のゲーミングPCがおすすめです。
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