フォートナイトとは、2017年に早期アクセス、2020年に正式リリースされたTPS(サード・パーソン・シューティング=三人称視点シューティング)ゲームです。PvE・バトルロイヤル・サンドボックスといったゲームモードがありますが、特に最大100人で行うバトルロイヤルは人気が高く、同時接続数が1000万人を超えたこともあります。
単なる銃撃戦だけでなく、集めた素材を使って即座に陣地を構成するクラフトの使い方が特徴的で、その操作の独自性は他のeSports系のFPSやTPSにはない要素です。
家庭用ゲーム機でもプレイ可能ではありますが、非常に激しいカメラワークが求められることも多いので、高フレームレートの環境である方が有利。よってフォートナイトのバトルロイヤルを制するには、ゲーミングPCがおすすめです。
今回は、「フォートナイトで勝ちたい!」という要望に応えてくれる、おすすめのゲーミングPCを5つ紹介していきます。
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FPSゲームに適したミドルレンジゲーミングPCは、10万円台後半で販売されているモデルが多いので、なかなか購入に踏み切れない方も多いですよね。
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フォートナイトにおすすめのゲーミングPC5選
フォートナイトはTPSタイプのゲームタイトルであり、eSportsタイトルとしても人気が高いです。
多くのFPSやTPSがそうであるように、フォートナイトも早い応答速度が要求されるゲームタイトルとなります。特に建築という要素があるため、カメラワークが非常に高速となり、高リフレッシュレートモニターと共に使用する端末の処理能力も必要です。
家庭用ゲーム機でもプレイ自体は可能なのですが、フレームレートや入力デバイスの制限があるため、ゲーミングPCで環境構築したほうが快適にプレイできます。
また、ゲーミングPCの方がハイスペックなPCパーツを搭載できるため、適切なGPUとCPUを組み合わせたパソコンであれば144fps以上は出せます。具体的には13万円台のデスクトップPCから、フルHD/144fpsでの出力が可能です。
| 商品名 | Lightning-G AV-Ti7XB (ドスパラ) ![]() ![]() | LEVEL-M1P5-R57X-SK4X (パソコン工房) ![]() ![]() | NEXTGEAR JG-A7G6T (マウスコンピューター) ![]() ![]() | FRGHLMB650/M718 (フロンティア) ![]() ![]() | GKB-97X57 (ストーム) ![]() ![]() |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 134,980円 | 139,800円 | 219,800円 | 279,800円 | 405,000円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 5700X | AMD Ryzen 7 7800X3D | AMD Ryzen 7 9800X3D | AMD Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 16GB | GeForce RTX 5070 | GeForce RTX 5080 |
| メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB | DDR5-5200 16GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 32GB |
| ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
| 電源 | 650W 80PLUS BRONZE | 650W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD | 1200W 80PLUS GOLD |
| 公式サイト | ドスパラ公式サイト | パソコン工房公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | FRONTIER公式サイト | ストーム公式サイト |
今回は、フォートナイト上で「フルHD画質で144fps以上のフレームレート」を安定出力できる、コスパ最強のゲーミングPCを紹介していきます。フォートナイト向けのゲーミングPCをお得に手に入れたい方は、続きの内容をチェックしてみましょう。
- Lightning-G AV-Ti7XW(ドスパラ)
- LEVEL-M1P5-R57X-SK4X(パソコン工房)
- NEXTGEAR JG-A7G6T(マウスコンピュータ)
- FRGHLMB650/M718(フロンティア)
- GKB-98X3D58(ストーム)
Lightning-G AV-Ti7XW(ドスパラ)


| おすすめ度 | |
| 価格 | 134,980円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
| メモリ | DDR4-3200 16GB |
| ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
| 電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
導入コストを安く抑えたいというかたにおすすめとなるのが、ドスパラのLightning-G AV-Ti7XWとなります。
RTX 5060 TiとRyzen 7 5700Xを搭載していながら、13万円台前半で購入できるため、コスパ最強のFPSゲーム用ゲーミングPCを探している方におすすめです。
発光非対応モデルで光るケースファンを搭載できないため、かっこいいゲーミングPCを求めている方は次に紹介するパソコン工房の商品を選びましょう。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ゲーミング性能
| フォートナイト (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
|---|---|
![]() ![]() | |
| フルHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 310 fps |
| フルHD(最高設定) | 平均 110 fps |
| WQHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 220 fps |
| WQHD(最高設定) | 平均 80 fps |
- ゲーム性能総評
-
10万円台前半で買えるゲーミングPCでありながら、ミドルクラスのGPUとCPUを搭載していて、競技用設定にすれば300fpsも実現可能です。
ただし、SSDやメモリなどの拡張性は他のゲーミングPCに比べて低いため、動画配信には不向きなモデルである点に注意する必要があります。
フォートナイトのシミュレーションの中設定では、フレームレートを稼ぐために、競技設定とパフォーマンスモードを組み合わせた状態を想定しています。
Ryzen 5 4500の4倍の32MB L3キャッシュを搭載した、Ryzen 7 5700Xが使われているため、ボトルネックが生じずGPUの性能を活かしきれました。
しかし、小型のマザーボードを使ってコストカットを行っているため、一般的なゲーミングPCに比べると拡張性は劣ります。
とはいえ、メモリ64GB・SSD2TBまでアップグレードできるので、普通にゲームを行う分にはまったく気になりません。
当商品の最大の欠点が発光非対応モデルに設定されている点で、追加料金をかけても光るケースファンを付けられません。
光るゲーミングPCを安く手に入れたい方は、パソコン工房のLEVELθ(シータ)シリーズのゲーミングPCを選びましょう。
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
LEVEL-M1P5-R57X-SK4X(パソコン工房)


| おすすめ度 | |
| 価格 | 134,800円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
| メモリ | DDR4-3200 16GB |
| ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
| 電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
かっこいいゲーミングPCを安く手に入れたいという方には、パソコン工房のLEVEL-M1P5-R57X-SK4Xがおすすめです。
PCケースと光るケースファンの色の組み合わせが豊富に存在するので、部屋のインテリアに合ったモデルを選べます。
ミドルクラスのRTX 5060 TiとRyzen 7 5700Xが搭載されていながら、セール時は134,800円(通常価格:139,800)で買える価格の安さも魅力です。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ゲーミング性能
| フォートナイト (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
|---|---|
![]() ![]() | |
| フルHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 310 fps |
| フルHD(最高設定) | 平均 110 fps |
| WQHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 220 fps |
| WQHD(最高設定) | 平均 80 fps |
- ゲーム性能総評
-
基本的なスペックは前に紹介したドスパラの製品と同じなので、フレームレート数は変わりませんが、光るゲーミングPCなのでゲームプレイ時に気持ちを高められます。
ケースとマザーボードがmicroATX規格で、メモリとSSDの拡張性が低い点には注意が必要です。
先ほど紹介したドスパラのLightning-G AV-Ti7XWを、光るゲーミングPCに仕立て上げた感じの性能となります。
最新のミドルレンジGPUであるRTX 5060 Tiが搭載されていて、レイトレーシングやDLSSなどの機能にも対応しているため、上記の機能を使えるフォートナイトでは恩恵を受けられます。
ただし、microATX規格なので拡張性が低く、メモリ32GB・SSD1TBまでしかアップグレードできない点も気になりました。
ドスパラのLightning-Gシリーズよりもさらに拡張性が低く、メモリ32GB・SSD1TBまでしかアップグレードできないので、動画配信を行いたい方は他のゲーミングPCを選んだ方がいいです。
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
NEXTGEAR JG-A7G6T(マウスコンピュータ)


| おすすめ度 | |
| 価格 | 219,800円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | DDR5-5200 16GB |
| ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
| 電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
AMD Ryzen 7 5700Xでは満足できない方には、マウスコンピュータのNEXTGEAR JG-A7G6Tがおすすめです。
CPUは96 MBものL3キャッシュ容量を持った、Ryzen 7 7800X3Dが使われています。組み合わせられているGPUもRTX 5060 Ti 16GBにアップグレードされていて、モンハンワイルズも快適にプレイ可能です。
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
ゲーミング性能
| フォートナイト (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
|---|---|
![]() ![]() | |
| フルHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 315 fps |
| フルHD(最高設定) | 平均 110 fps |
| WQHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 225 fps |
| WQHD(最高設定) | 平均 80 fps |
- ゲーム性能総評
-
表面的なフレームレートはRyzen 7 5700Xとそれほど変わらないものの、キャッシュ容量が増えたことでカクつきが圧倒的に減りました。
動画配信を行う余裕もあるので、フォートナイトをガッツリ遊ぶヘビーゲーマーの方にもおすすめです。
CPUがRyzen 7 7800X3Dと強力なため、パフォーマンスモードを適用したフォートナイトではオーバースペック。映像出力としては300fps以上出せるのですが、モニターのリフレッシュレートが追い付いていない状況です。



ゲーム配信中でも高いフレームレートを維持してプレイしたい!
しかし、これだけの処理能力があれば、ゲームだけでなく配信も楽に行えます。処理能力に余裕を持った状態で300fpsを超える高フレームレートを出せるので、フルHD解像度設定でゲーム配信をしたい方におすすめです。
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
FRGHLMB650/M718(フロンティア)


| おすすめ度 | |
| 価格 | 279,800円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5070 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB |
| ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
| 電源 | 750W 80PLUS GOLD |
サイバーパンクなどのAAAクラスのPCゲームのプレイも考えている方には、フロンティアのFRGAG-B760/SG6/NTKがおすすめです。
CPU最新のRyzen 7 9800X3D、GPUは4Kゲーミングも可能なRTX 5070を搭載。また、メモリやストレージに関しても、通常のゲーミングPCの2倍の容量があります。
価格は279,800円と少し高めですが、なんでもできるゲーミングPCを求めている方におすすめです。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ゲーミング性能
| フォートナイト (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
|---|---|
![]() ![]() | |
| フルHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 380 fps |
| フルHD(最高設定) | 平均 145 fps |
| WQHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 270 fps |
| WQHD(最高設定) | 平均 105 fps |
| 4K(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 175 fps |
| 4K(最高設定) | 平均 70 fps |
- ゲーム性能総評
-
RTX 5060 Tiよりもさらに高い処理性能を持ち、最高設定にしてもフルHD解像度なら144fpsを達成できます。
GPU・CPUの処理能力共に余裕があるだけでなく、2TB SSD・32GBメモリを搭載しているため、ゲーム配信に最適です。
RTX 5070を搭載したフロンティアのFRGHLMB650/M718では、フルHD(競技用設定)で360fpsを超えるフレームレートを叩き出せます。単純に考えればオーバースペック以外の何物でもありません。ゲーム配信者向けのゲーミングPCといえます。
ワンランク上のGPUを使うことでの利点は、GPUの稼働率が下げられることです。処理能力に余裕が生まれるので、配信のためのエンコード処理を行う事が容易になるのです。
意図的にGPUへの供給電力を80%程度まで抑えると、稼働温度が下がり熱暴走によるカクつきを抑えられます。
発熱量の大きいPCパーツを使うと、ゲーム配信中にGPU温度が上がりカクつきやすくなりますが、意図的に供給電力を抑えることで上記の問題を解決可能です。
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
GKB-98X3D58(ストーム)


| おすすめ度 | |
| 価格 | 405,000円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5080 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB |
| ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
| 電源 | 1200W 80PLUS GOLD |
4K解像度でフォートナイトを遊び尽くしたいという方には、RTX 5080を搭載したストームのGKB-98X3D58がおすすめです。CPUに関しても、Ryzen 7 9800X3Dと呼ばれるハイエンドモデルが搭載されているため、カクつきが最小限に抑えられ打ち負けることが少なくなります。
価格は405,000円と高価ですが、美しくておしゃれな外観に仕上がっているため、長い間愛用できるのも魅力です。
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
ゲーミング性能
| フォートナイト (ドスパラ公式サイトのシミュレーション値) | |
|---|---|
![]() ![]() | |
| フルHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 475 fps |
| フルHD(最高設定) | 平均 190 fps |
| WQHD(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 360 fps |
| WQHD(最高設定) | 平均 145 fps |
| 4K(競技設定 パフォーマンスモード) | 平均 240 fps |
| 4K(最高設定) | 平均 100 fps |
- ゲーム性能総評
-
ゲーム性能特化のCPU性能で、非常に高いフレームレートが期待できますが、フルHD解像度で遊ぶだけならオーバースペックです。
フォートナイトを快適に遊ぶだけなら、10万円台前半のゲーミングPCで十分事足りるので、購入してから後悔しないように慎重に選びましょう。
Ryzen 7 9800X3Dはゲーム特化CPUとも言われているだけに、RTX 5080のGPU性能も上手く引き出せており、通常のCPUよりもワンランク上のフレームレート値を出せています。ただし、フォートナイトでは、フルHD画質だと完全にオーバースペックになる領域なので、その性能を持て余してしまいがちです。



それでもゲーミングCPUという響きにロマンを感じる。
FPSゲームを快適に遊ぶだけなら10万円台前半で購入できるため、高フレームレート至上主義者でない限りは別のモデルを選んだ方がいいです。
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ゲーミングPCでフォートナイトをプレイするメリット
フォートナイトはPC版だけでなく、PS5・PS4やNintendo Switchなどどの家庭用ゲーム機でプレイ可能です。
しかし、家庭用ゲーム機ではゲーム内設定などに制約が生じることがあります。一方で、十分なグラフィック性能を持ったゲーミングPCであれば、幅広いゲーム内設定から自分に適した環境を選ぶことができます。
ここでは、ゲーミングPCでフォートナイトをプレイする上で得られる、2つのメリットについて詳しく解説していきます。
フレームレートの上限値が高い
家庭用ゲーム機であるNintendo Switchでは30fps、PS4で60fps・PS5で120fpsがフレームレートの上限値となります。これは各ゲーム機の処理能力の差や、同じゲーム機のユーザー間での格差が生じさせないための上限値となります。
一方で、PC版はフレームレートの上限はなく、PCスペックが十分に高ければ、低設定(競技用設定)では青天井に高くなります。Ryzen 5 4500を搭載したゲーミングPCを選んでしまうと、ボトルネックが生じてフレームレートが急落する場合があるので、ミドルレンジ以上のスペックを持つPCパーツを搭載した製品を選びましょう。
ゲーミングPCなら高画質描画!操作もスムーズ!
また、フレームレートの上限が高いだけでなく、画質などの設定項目もPC版の方が充実しています。より処理能力を必要とする高画質設定を選択することも可能ですし、逆に表示を簡素化させてフレームレートを上昇させるパフォーマンスモードなども、PC版ならではの機能です。
また、家庭用ゲーム機ではゲームパッドでの操作が主流ですが、PC版ではゲームパッドだけでなくキーボード+マウス操作も可能。キーボード+マウス操作では多ボタンマウスなど、入力デバイスの選択肢が非常に多いので、操作が複雑化するフォートナイトで使いこなせれば有利になります。
またBluetooth接続さえできれば手持ちのゲームパッドで操作でも操作できるので、家庭用ゲーム機からPC版への乗り換えも容易に行えます。特にPS4の純正コントローラーである「DUALSHOCK」や、同様のデザインを採用したサードパーティ製ゲームパッドは、PC版のユーザーの中でも愛用者が多いです。
フォートナイトを遊ぶためのPCの選び方
ここまで5つのゲーミングPCを紹介しましたが、中には「自分の好みと違う」「使うパーツにこだわってみたい」という方も居られるかと思います。
そういった方は他のBTOパソコンを探す、あるいは自作PCやPCショップでの組立代行サービスを利用すると良いでしょう。
| 必要スペック | 推奨スペック | |
|---|---|---|
| CPU | Core i3-3225 3.3 GHz | Core i5-7300U 3.5 GHz、AMD Ryzen 3 3300U |
| GPU | Intel HD グラフィックス 4000 AMD Radeon Vega 8 | Nvidia GTX 960 AMD R9 280 |
| メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM以上 |
| ストレージ | NVMe SSD | NVMe SSD |
その上で、気になる推奨環境を満たせるPCスペックに関してですが、2023年時点で流通しているゲーミングPCであれば、フォートナイトは十分に動かせます。特にCPUとGPUに関する記述が古い物であり、最新のエントリークラスのモデルでもスペック要件をクリアできます。
導入コストや運用コストを考慮し、トータルでコストパフォーマンスの良いパソコンを買うことが、満足度を高めるためのコツとなります。それを踏まえて、「これからフォートナイト用のパソコンを組む」場合の、おすすめのPCパーツの構成を紹介していきます。
CPUの選び方
CPUに関しては8つ以上のCoreを持つCPUがおすすめです。推奨スペックを満たすだけであれば、6コア12スレッドのRyzen 5 4500でも良いのですが、ボトルネックが生じ競技用設定でも200fps程度しか出せなくなります。そのため、Ryzen 7 5700Xなどを選んで、処理能力に余裕を持たせておくと良いでしょう。
Intel製CPUの場合は、ゲーム用途であればCore i5-14400F、よりマルチスレッド性能が求められるゲーム配信などではCore i7-14700Fがおすすめとなります。
AMD製CPUでゲーミングPCを組むのであれば、L3キャッシュが増量された、「Ryzen 7 7800X3D」や「Ryzen 9 9800X3D」がゲーム向けCPUとしておすすめです。空冷CPUでも運用可能で扱い易いのも魅力です。
GPUの選び方
RTX 3050のようなエントリークラスのGPUでもプレイは可能ですが、せっかくPC版でのプレイするのであれば、もう少し上のミドルクラスのGPUがおすすめです。
フルHD画質でプレイするのであれば、「RTX 5060」や「RTX 5060 Ti」などから選べば問題ありません。WQHD画質でプレイするのであれば「RTX 5070」から「RTX 5070 Ti」ぐらいの性能の物がおすすめです。
フレームレートを出せるGPUを選んだ場合は、高いグラフィック性能に対応した、リフレッシュレートの数値が大きいゲーミングモニターも必要になってきます。一般的には144~165Hzぐらいでも高いリフレッシュレートと言えるのですが、パフォーマンスモードを適用したフォートナイトでは、240Hz以上のゲーミングモニターでもその性能を活かせます。
電源ユニットの選び方
電源ユニットは搭載するGPUによって左右されます。フルHD対応のミドルクラスGPUであれば600W程度、WQHDまでのアッパーミドルクラスであれば750W程度の電源ユニットで対応可能です。
実際のパソコンの消費電力は300~500W程度なのですが、電源ユニットは容量の50~80%の領域で使うと変換効率が良く発熱も少なくなりますので、実際の消費電力の1.5~2倍の容量にして余裕を持たせるのがおすすめです。
メモリ・ストレージの選び方
メモリは16GBが推奨容量となっていますが、2023年時点では多くのゲーミングPCは16GB以上を標準搭載されているので、動画配信を行わない限りは考慮しなくて大丈夫です。
ストレージはSSDがおすすめです。ゲームを始めとしてパソコン全体の動作時間が短縮されるので、ストレス無く作業ができます。
可能であれば、SSDはOS用とゲーム用とで2台に分けて搭載しましょう。SSD容量が一杯になると動作が遅くなるため、容量の大きなゲームデータとOSを切り離すことで、パソコン全体の快適動作を確保するのが目的です。
まとめ
早期アクセスから5年ほどしか経過していませんが、フォートナイトはバトルロイヤルゲームとしての地位を確立し、eSportsタイトルとしても非常に人気が高いです。
家庭用ゲーム機でもプレイ可能である点はフォートナイトの魅力の一つと言えますが、フォートナイトの高い競技性を体験するにはゲーミングPCが不可欠です。
PC版ではパフォーマンスモードの追加によって必要とされるPCスペックが下がり、エントリーからミドルクラスのゲーミングPCで十分に戦えるようになりました。競技設定とパフォーマンスモードはバトルロイヤルで勝つためには必須の設定です。高いフレームレートを出すことが容易になったので、その分高リフレッシュレートのゲーミングモニターを導入することも重要になってきました。
ゲーム配信に必要だったハイスペックなゲーミングPCも、PCパーツの進化によって価格が下がりました。またPCゲームだけでなくAI用途での活用法も生まれており、ゲーミングPCを活用する場面は今後も増えると思われます。




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