この記事では「CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプ」をレビューします!
わたしのYouTubeチャンネルに、
「サイバーガジェットからゲーミングコントローラーHGっていうプロコンが発売されてるからぜひレビューして!」
というコメントをたくさんいただきました。
プロコン集めて40台以上のわたしはサイバーガジェットのコントローラーは今まで散々購入してきましたが、使い心地に満足できるレベルのものはあんまりありませんでした。
「でもみなさんの声におこたえしたい!!」
ということでCYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプを購入しました!
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2020/11/24514fef6129f745ecb78a7d4265e324-150x150.jpg)
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今回もオレオレ詐欺くらい警戒しながら購入しましたw
そこでこの記事では、CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプを実際に購入して感じた良かった点や悪かった点をしっかりお伝えします。
スイッチ勢の方で、
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純正プロコン売ってないから代わりのプロコン探してる
という方は、ぜひとも参考にしてみてください!
\Youtubeでも動画レビューしています/
CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプの外観チェック
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/9509c8b59079e29269619a4eb0753e9c.jpg)
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まずは開封をして外観をチェックしていきます!
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いつも通り同梱物はほぼ無しw
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コントローラー本体、
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接続用のUSBケーブル、
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取説類です。
でも、いいんです。
同梱物なんかには期待していません!
今回のサイバーガジェットは、既存モデルから大幅に改善してるっぽい感じ。
なので、外観をガッツリ見ていきます!
外観を見る限り、既存モデルからの変更は大きく、
- コントローラーグリップの形状変更
- RGB LED搭載
の2点です。
1つめのグリップ形状変更については、非常に良い改善だと思います。
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既存モデルのグリップは、少しくらいの手汗でもツルツルと滑りやすそうな握り心地でした。
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しかし新型ではしっかりとグリップしやすいように、滑りにくい加工がされています。
しかし「おっ!改善の姿勢が見れて好印象だな」と少し期待した気持ちを急激に落としてくれたのが、2つめのRGB LED搭載です。
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煽りとかではなく純粋な質問として・・・これ要りますか??
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あくまでわたしの個人的な感想ですが「この辺を光らせときゃいいんでしょw」と言わんばかりのライティング構造に感じます。
製品の開発会議でどういった議論がされてLEDが搭載されたのか全く経緯は分かりませんが、ちょっと微妙ですね。
コントローラーにライティングを求めているユーザー層がどのぐらいいるのかをしっかりとマーケティングをし、需要があることを確信してコントローラーにライティング機能を搭載したのならば何も言いません。
しかし「ゲーミング仕様=光らせるべき」といった開発者側のエゴで搭載された機能なのであれば、勘弁してほしいですね。
なぜなら、ライティング機能を搭載するために少なからずコストアップしているはずなので。
コントローラーの本質を追及した上で、改善に挑戦していって欲しいと思いました!
CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプの3つの特徴
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外観チェックの段階から何やら不穏な雰囲気を感じていますが、気にせずに特徴をみていきましょう!
CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプの特徴は、以下の3つです。
それぞれの特徴を、サクサクっと説明していきます!
特徴1:小型マイクロスイッチ搭載
1つめの特徴は「小型マイクロスイッチ搭載」です。
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商品のパッケージにも記載があるように、カチカチ鳴る小型マイクロスイッチ採用を大きくアピールしています。
しかし、本質はそこじゃないんです!
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動画のサムネにも「カチカチ鳴る!!」と書かれていますが、カチカチ鳴らすことが目的じゃないですよね?
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今までの既存モデルは、ZLZRボタンがふかふかしすぎて押しにくいボタン構造でした。
「新型モデルでは改善するためにクリック方式のボタンに変更しよう!」という発想までは分かります。
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でも実際の製品は、ZLZRボタンの遊びが大きすぎます。
ドヤ顔でアピールするほどの快適な操作性ではありません。
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こちらは世界的に有名なプロゲーマーも愛用している、SCUFのコントローラーです。
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SCUFのZLZRボタンは押し込みストロークが極限まで抑えられ、かといって押し心地が損なわれているわけでもない神レベルの操作性です。
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ただしこのSCUF Instinct Proは、実売価格43,800円というぶっ壊れの価格設定。
なので、ここまでの品質は求めません。
しかし「カチカチ鳴る」ことをアピールするのではなく、操作性の本質をしっかりと考えて改善して欲しい!
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カチカチ鳴るだけだったら、マジで打楽器ですよw
既存の構造をそのまま流用設計して、終端部にマイクロスイッチを配置しただけの印象。
開発コストを抑えたい気持ちは分かりますが、中途半端な改善だとユーザーの気持ちは離れるだけ。
ユーザーが感動するレベルの製品を開発してブランドのファンになってもらえるように、信頼残高を増やしていただきたいです。
特徴2:スティック性能が既存モデルから改善
2つめの特徴は「スティック性能が既存モデルから改善」です。
簡単に説明すると、スティック性能が改善されてデッドゾーンがかなり狭くなっています!
旧型と新型のデッドゾーンを比較してみました。
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旧型コントローラーのデッドゾーンは、よくある中華製プロコンと同じレベルの操作性です。
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しかし新型コントローラーのデッドゾーンは、めちゃくちゃ改善されてました!
さすがに純正プロコンと比較すると見劣りします。
しかし改善意識を持って性能の良いスティック部品を選定しているので、とても好印象でした!
特徴3:ジャイロ性能は残念仕様だった
3つめの特徴は「ジャイロの性能は残念仕様だった」です。
スプラ3をプレイする場合、ジャイロ機能は必須と言われています。
純正のプロコンであれば「コントローラーの右スティックで視点を動かしつつ、ジャイロ操作でエイムの微調整をする」というような、精密な操作ができます。
だからこそ、スイッチ用のプロコンならばジャイロ機能がとても大切なんです!
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「品薄な純正プロコン並みのジャイロ性能が搭載されたコントローラーを探してる」って方も多いので!
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/IMB_NjpGll.gif)
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CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプと純正プロコンと比較してみましたが、遅延がひどいです。
ゲーミングコントローラーと大々的にPRしている割には、ジャイロ機能が純正並みの性能には到達できていません。
CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプの定価は、7,370円(税込)です。
価格は任天堂の純正プロコンとほぼ同様レベルなのに、ジャイロ機能は結構しょぼい。
期待が大きかっただけに、ちょっと残念でした。
(ちなみにメーカーの公式動画にコメントされていましたが、ジャイロの遅延に関しては製品仕様の範囲に入ってるらしいですw)
CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプを使って実際にゲームをプレイしてみた!
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/d10873ffb7e523f71c8328f8db98293b.jpg)
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特徴の時点では微妙でしたが、実際にゲームをプレイしてみないと使い心地は分かりません。
なのでCYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプを使って、スプラ3をプレイしてみました!
まず純正プロコンの操作に慣れている方がこのゲーミングコントローラーHGを使うと、多少の使いにくさを感じます。
スプラ3はガッツリとジャイロ機能を使うので、純正のキビキビしたジャイロ操作と比較すると、サイバーガジェットのもっさり感のあるジャイロ操作には違和感しかありません。
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/a84265d13b83189adcc8718026817a3f.jpg)
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わたし自身スプラ3の猛者ってわけではないんですが、純正プロコンとゲーミングコントローラーHGどっちを使いたいかと聞かれたら、間違いなく純正プロコンと答えます。
ゲーミングコントローラーHGを実際に使い始めるまでは、純正プロコンと同じ価格帯だったので「もしかして純正と同様レベルの操作性が手に入るかも?」と期待していたんです。
しかし実際は、ガッカリのジャイロ性能でした。
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/89b4c55ef081d5329ab8c48fd11b6972.jpg)
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あと、気になったのがカチカチとうるさい打感です。
十字キー、LRボタン、ZLZRボタン、すべてがカチカチしますw
そしてZLZRボタンの押し心地は、イマイチ微妙。
「わずかな力でもボタン入力できる応答性と耐久性を備えている!」とゴリゴリに忖度しているメディアもありますが、私は全く同意できませんでした。
ZLZRのボタンに遊びがある時点で、爽快な打感は得られないです。
そもそもクリック方式のボタンでカチカチと音が鳴ることをドヤ顔アピールするのではなく、遊びがないボタン構造にしてユーザーが操作しやすいように押しやすさをトコトン改善したほうがいいと思いました。
まとめ:うーん・・・買わないほうがいいかも
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/20bf82c85102bb8ac8a9d7af24fd299b.png)
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サイバーガジェットの新型プロコン「CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプ」をレビューしました。
実際に使ってみて良かった点と悪かった点は、以下のとおりです。
良かった点 | 悪かった点 |
---|---|
スティック性能が改善された | ジャイロ性能が良くない コスパが良くない |
良かった点
良かった点 |
---|
スティック性能が改善された |
CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプの良かった点は、スティック性能が改善されたところです。
今までのサイバーガジェットのコントローラーはデッドゾーンが広すぎて、スティックの性能はあまり良くありませんでした。
しかし、今回の新型コントローラーではだいぶ改善されて、そこそこ使えるスティックに生まれ変わっていました!
悪かった点
悪かった点 |
---|
ジャイロ性能が良くない コスパが良くない |
CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプの悪かった点は、ジャイロ性能が良くないところです。
純正プロコンとほとんど変わらない価格帯なのにジャイロ性能は純正以下という、残念仕様でした。
また、コスパが良くないところも悪かった点です。
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/3f38d18df00f9f933a137f98cbb472c1.png)
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任天堂の純正プロコンは定価7,678円(税込)です。
![](https://www.mediocrity-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/9e7591df4480bb7bad7728a8f3cbc322.jpg)
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それに対してCYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプの定価は7,370円(税込)と、純正プロコンの価格とほぼ変わりません。
価格が4,000円ぐらいの格安路線であればまぁまぁ許せるレベルですが、純正プロコンと同じ土俵で戦うのであれば比較されることを前提に開発しないとダメだなって感じます。
金額的なメリットはなく、性能も純正並みではない状況。
なので、ハッキリ言って純正プロコンではなくゲーミングコントローラーHGを選ぶ理由が見つかりませんでした。
ということで、CYBER ゲーミングコントローラー HG 無線タイプは正直おすすめできないコントローラーでした。
おすすめできないので、純正プロコンのリンクも貼っておきますw
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