アマゾンでお得に買い物する方法10選はこちら

第13世代Core i9搭載ゲーミングPCの性能・価格は?BTOパソコンのモデル別に徹底比較

この記事では第13世代intel Core i9シリーズの性能や、i9が搭載されたゲーミングPCについて解説します。

2023年4月時点で、家庭用CPUとしては最高峰のスペックを持つ第13世代Core i9シリーズ。

Core i9シリーズが搭載されるゲーミングPCは、いわゆるハイエンドクラスに位置します。

相性のいいGPUはどれ?どんなPCに搭載されているの?という疑問に答えていきます!

目次

第13世代Core i9シリーズとは

2023年の1月に登場した第13世代Core i9シリーズは、2023年4月時点で家庭用CPUの頂点を争うモデル群です。

ライバルはAMD Ryzen 9 7900シリーズ。

ともに32スレッドのCPUとして、一進一退の開発競争が続いています。

最初にCore i9 13900シリーズのスペックを見ていきましょう。

Core i9 13000シリーズの価格・性能

スクロールできます
デスクトップ用モデル一覧希望小売価格Pコア/Eコア/スレッドベース/最大クロックL2キャッシュ最大消費電力アーキテクチャソケット発売日最大メモリ容量内蔵グラフィックGPUベースクロックGPU最大クロック最大解像度(HDMI)最大解像度(DP)最大解像度 (eDP)
i9-13900$549-8/16/322.00 GHz/5.60 GHz32 MB219 WRaptor Lake-SFCLGA17002023/Q1128 GBIntel® UHD Graphics 770300 MHz1.65 GHz4096 x 2160 @ 60Hz7680 x 4320 @ 60Hz5120 x 3200 @ 120Hz
i9-13900F$524-8/16/322.00 GHz/5.60 GHz32 MB219 WRaptor Lake-SFCLGA17002023/Q1128 GB
i9-13900K$589-8/16/323.00 GHz/5.80 GHz32 MB253 WRaptor Lake-SFCLGA17002022/Q4128 GBIntel® UHD Graphics 770300 MHz1.65 GHz4096 x 2160 @ 60Hz7680 x 4320 @ 60Hz5120 x 3200 @ 120Hz
i9-13900KF$564-8/16/323.00 GHz/5.80 GHz32 MB253 WRaptor Lake-SFCLGA17002022/Q4128 GB
i9-13900KS$689-8/16/323.20 GHz/6.00 GHz32 MB253 WRaptor Lake-SFCLGA17002023/Q1128 GBIntel® UHD Graphics 770300 MHz1.65 GHz4096 x 2160 @ 60Hz7680 x 4320 @ 60Hz5120 x 3200 @ 120Hz
i9-13900T$549-8/16/321.10 GHz/5.30 GHz32 MB106 WRaptor Lake-SFCLGA17002023/Q1128 GBIntel® UHD Graphics 770300 MHz1.65 GHz4096 x 2160 @ 60Hz7680 x 4320 @ 60Hz5120 x 3200 @ 120Hz

近年のCPUはベースと最大コアクロックの差が大きい傾向があります。

省エネにアイドリングし、負荷の高い作業でガツンとパフォーマンスを上げるわけですね。

Raptor Lake-Sは先代のAlder Lakeから製造プロセスなどは継承しているものの、大幅な省電力・高性能化を実現。

12900シリーズとの比較結果を詳しく知りたい方はこちらまで、AMDとの比較を知りたい方はこちらまで飛んでください。

モデル内のグレード

Core i9 13900シリーズはPコア(高クロックなPerformanceコア)とEコア(低クロックなEfficiencyコア)を組み合わせた24コア32スレッド。

ベースモデルはCore i9 13900で、機能の付加や省略によって末尾に文字がついています。

文字の読み取り方は以下の通り。

文字意味こんな人におすすめ
Fグラフィック機能省略GPUを積むからグラフィックはいらない
Kオーバークロック可能強力クーラーでガンガンオーバークロックしたい
S動作クロックアップ版この限定品、逃すわけにはいかない!
T省電力版電気代を節約しないと家族に怒られる

PCゲーマーは「オーバークロックの予定なし」「内蔵グラフィックは不要」「節電はガキの頃に忘れた」という方がほとんどだと思います。

なので、この記事を読んでいる方の多くが「じゃあFでいいかな」と思ったのではないでしょうか。

実際、Fは希望小売価格がシリーズ内で最も安いので、PCゲーマーには魅力的なCPUです。

ただし、無印とFの実勢価格差はほとんどなく、「A店のFよりB店の無印の方が安い」ということもしばしば。

少し性能に劣るTに手を出さない限り、そのとき一番安いPCの値段で選べばいいでしょう。

性能

ズバリのゲーミング性能をシミュレートしました。

前提とするGPUはRTX4090とし、意図的にCPUがボトルネックになるように設定します。

数値:平均fps(QHD Ultra)ValorantAPEX LEGENDSFortniteFF15Escape From Tarkov
13900897304538424231
13900F897304538424231
13900K1153359692517297
13900KF1153359692517297
13900KS1270430762517327
BTO/単品がほとんど流通していないためTは割愛

ほぼ順当に、コアクロックの差通りに数字が並びました。

こんなにfpsの違いが出るなら、多少価格が高くても13900KSとかがいいんじゃないかな、と思いますよね。

ここで注意したいのが排熱です。

6Ghzに近いコアクロックで回るCore-i9は爆熱になるため、一般的なCPUクーラーでは冷やしきれません。

そのため、Sycomのダブル水冷など、特殊な冷却方法が必要になります。

表はあくまで「CPUが全開で回れた」場合の数値。

CPUが全開で回れる環境を用意するのも、ハイエンドゲーミングPC選びのポイントです。

Core i9 13000シリーズと現行GPUの相性早見表

こんなにハイスペックなCPUを活かせるGPUは一体どれなんだろう?と気になりますよね。

答えは解像度によって変わってきます。

13900との相性GTX1650RTX3050RTX3060RTX3060tiRTX3070RTX3070tiRTX3080RTX3080tiRTX3090RTX3090tiRTX4070RTX4070tiRTX4080RTX4090
FHD (1080p)× (GPU不足)× (GPU不足)× (GPU不足)△ (GPU▲25%)〇(GPU▲15%)〇(GPU▲10%)〇(CPU▲10%)△ (CPU▲25%)× (CPU▲40%)
WQHD(1440p)× (GPU不足)× (GPU不足)× (GPU不足)× (GPU▲40%)× (GPU▲30%)△ (GPU▲20%)〇(GPU▲10%)〇(GPU▲10%)〇(GPU▲5%)〇(GPU▲10%)〇(CPU▲10%)△ (CPU▲25%)
4K  (2160p)× (GPU不足)× (GPU不足)× (GPU不足)× (GPU不足)× (GPU不足)× (GPU▲50%)× (GPU▲40%)× (GPU▲30%)× (GPU▲30%)△ (GPU▲20%)× (GPU▲35%)〇(GPU▲10%)

最も利用者が多いと思われるi9 13900/Fの場合、

  • FHD :RTX3080~RTX4070
  • WQHD:RTX4070ti以上
  • 4K  :RTX4080・RTX4090

これらのGPUがお互いの性能を引き出し合える構成になるでしょう。

一般的に…

高解像度:GPUの負荷が高く、GPUがボトルネックになりやすい

低解像度:GPUの負荷が低く、CPUがボトルネックになりやすい

このような関係にあると思ってもらえればOKです。

他CPUとの比較

比較対象となるCore i9・Ryzen 9・Core i7・Core i5

スクロールできます
Core i9 13900Core i9 13900KCore i9 13900KSRyzen 9 7950XRyzen 9 7950X3DRyzen 9 7900XRyzen 9 5950XCore i9-12900Core i9-12900KCore i9-12900KSCore i7-13700Core i7-13700Core i5-13500Core i5-13600K
メーカーIntelIntelIntelAMDAMDAMDAMDIntelIntelIntelIntelIntelIntelIntel
アーキテクチャRaptor LakeRaptor LakeRaptor LakeZen 4Zen 4Zen 4Zen 3Alder LakeAlder LakeAlder LakeRaptor LakeRaptor LakeRaptor LakeRaptor Lake
ソケットFCLGA1700FCLGA1700FCLGA1700AM5AM5AM5AM4FCLGA1700FCLGA1700FCLGA1700FCLGA1700FCLGA1700FCLGA1700FCLGA1700
Pコア数242424161612168888866
Eコア数1616168888888
スレッド数(P+E)3232323232243224242424242020
ベース/最大クロック(P)2.0/5.2Ghz3.0/5.40Ghz3.2/5.4Ghz4.5/5.7GHz4.2/5.7GHz4.7/5.6Ghz3.4/4.9Ghz2.4/5.1Ghz3.2/5.1 GHz3.4/5.5 GHz2.1/5.2Ghz3.4/5.4Ghz2.5/4.8Ghz3.5/5.1Ghz
ベース/最大クロック(E)1.5/4.2Ghz2.2/4.3Ghz2.4/4.3Ghz1.8/3.1Ghz2.4/3.9Ghz2.5/4.0Ghz1.5/4.1Ghz2.5/4.24Ghz1.8/3.5Ghz2.6/3.9Ghz
TDP(PL1)65 W125 W150 W170 W120W170W105W65 W125 W150 W65 W125 W65 W125 W
最大消費電力(PL2)219 W253 W253 W230W162W142W202 W241 W241 W219 W253 W154 W181 W
対応メモリ128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB128GB
メモリ周波数上限DDR5 5600/DDR4 3200DDR5 5600/DDR4 3200DDR5 5600/DDR4 3200DDR5 5200DDR5 5200DDR5 5200DDR4 3200DDR5 4800/DDR4 3200DDR5 4800/DDR4 3200DDR5 4800/DDR4 3200DDR5 5600/DDR4 3200DDR5 5600/DDR4 3200DDR5 5600/DDR4 3200DDR5 5600/DDR4 3200
希望小売価格$549 –$589 –$689 –$599 –$699 –$549 –$799 –$538 –$648 –$813 –$384 –$409 –$232 –$232 –
内蔵GPUIntel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770Radeon GraphicsRadeon GraphicsRadeon GraphicsRadeon GraphicsIntel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770Intel® UHD Graphics 770
L3キャッシュ36MB36MB36MB64MB128MB64MB64MB30MB30MB30MB30MB30MB24MB24MB
プロセス10nm10nm10nm5nm5nm5nm7nm10nm10nm10nm10nm10nm10nm10nm
PCI-Express5.05.05.05.05.05.04.05.05.05.05.05.05.05.0
発売時期Q1’23Q4’22Q1’23Q3’22Q1’23Q3’22Q4’20Q1’22Q4’21Q1’22Q1’23Q4’22Q1’23Q4’22

以下ではAMDのRyzenやintelの他CPUと性能を比較しています。

AMD Ryzenシリーズとの比較

core i9 12900シリーズとの比較

core i7・i5 13000シリーズと比較

以下は今回比較するCPUのスペック一覧です。

まずはベンチマーク一覧をご覧ください。

クリックで出典のCPU-Zへ飛びます

「intelはシングルスレッド、AMDはマルチスレッド性能が高い」とよく言われます。

シングルスレッドで比較すると、Ryzen 9を抑えてintel CPUが上位を独占しています。

そして頂点に君臨するのがCore i9 13900K。

しかし、ゲームに要求されるのはマルチスレッド性能なので、マルチスレッド性能を見てみましょう。

クリックで出典のCPU-Zへ飛びます

ベンチマーク上ではCore i9 13900シリーズがマルチスレッドでもその他CPUに勝っています。

AMD Ryzenシリーズとの比較

ゲーム性能でライバルのAMDと比較してみましょう。

比較対象はCore i9のライバルとなるRyzen9。GPUはRTX4090です。

以下の表は詳細の数字
数値:平均fps(QHD Ultra)ValorantAPEX LEGENDSFortniteFF15Escape From Tarkov
Core i9 13900897304538424231
Core i9 13900K1153359692517297
Core i9 13900KS1270430762517327
Ryzen 9 7950X X3D1353458812517348
Ryzen 9 7950X1323448794517341
Ryzen 9 7900X854289512403220
Ryzen 9 5950X656222394310169

旧世代のRyzen 9 5900Xや7900Xを大きく引き離す一方、ウルトラハイエンドの7950シリーズに対しては後塵を排す結果に。

とはいえRyzen 9 7950X/X3DとCore i9 13900Kの性能はほぼ互角と言えるでしょう。

ゲーミングモニターは240hz前後のモデルまでが一般的。

ゲームの快適さに目を向ければ、Core i9 13900シリーズが実現できるゲーム体験は最上級と言えます。

Core i9 12900シリーズと比較

同じ比較方法で、前世代のCore i9 12900シリーズと比較します。

以下の表は詳細の数字
数値:平均fps(QHD Ultra)ValorantAPEX LEGENDSFortniteFF15Escape From Tarkov
Core i9 13900/F897304538424231
Core i9 13900K/KF1153359692517297
Core i9 13900KS1270430762517327
Core i9-12900466158279220120
Core i9-12900K547185328259142
Core i9-12900KS618209371292159

CPUがボトルネックになる構成で確認したため、顕著な差が表れています。

この後確認する第13世代のCore i7は第12世代Core i9を上回る性能。

逆に言うと、第12世代Core i9は第13世代のCore i5とi7の間に位置することになります。

正直、今の段階でCore i9 12900シリーズはあまり「買い」ではないでしょう。

core i7・i5 13000シリーズとの比較

最後に、現行のCore iシリーズとの比較を見てみましょう。

以下の表は詳細の数字
数値:平均fps(QHD Ultra)ValorantAPEX LEGENDSFortniteFF15Escape From Tarkov
Core i9 13900/F897304538424231
Core i9 13900K/KF1153359692517297
Core i9 13900KS1270430762517327
Core i7-13700572194343270147
Core i7-13700K687233412325177
Core i5-13500396134237187101
Core i5-13600K488165293231126

やはりCore i9はその名の通り、Core i7・i5を大きく突き放す結果となりました。

Core i9とi7は、CPUの単品価格が約3万円違うので、価格相応の性能差といったところでしょう。

Core i9を使いこなすには強力なGPUが必要になります。

「予算が3万円余ってるから3万円をCPUに追加すれば3万円分の性能向上」とはいかないことに注意しましょう。

他CPUとの比較まとめ

上記は今回比較したCPUの、APEX LEGENDSでの性能一覧。

Ryzen 9 7900X以上の飛びぬけた性能が目につきます。

しかし、Core i9やRyzen 9 7950シリーズの特徴は性能に比例して高い消費電力と排熱量。

自作PCにポンと組み込むのは、価格的にも、構成的にもハードルの高いパーツであることは間違いありません。

この記事ではCore i9 13900シリーズを搭載したゲーミングPCを紹介・比較します。

Core i9シリーズ搭載のゲーミングPC 4選

パソコン工房:LEVEL-M77M-139-NAX【Core i9-13900+RTX 3050】

おすすめ度
価格207,700円(税込)
CPUCore i9-13900(2.0-5.6Ghz/24コア/32スレッド )
GPUGeForce RTX3050 8GB
メモリ16GB (DDR4-3200 8GB×2)
SSD500GB
電源700W (80Plus Bronze認証)

2023年4月現在、市場で最も安いCore i9 13900搭載PCは、パソコン工房のLEVEL-M77M-139-NAX。CPUの価格が8万円台〜なので、実に本体価格の40%近くをCPUが占める、とても「尖った」一台です。

\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/

コスパが最大の強み

ゲーミング性能

APEX Legends
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 149 fps
フルHD(最高設定)平均 73 fps
WQHD(最高設定)平均 55 fps
4K(最高設定)平均 32 fps
VALORANT
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 274 fps
フルHD(最高設定)平均 182 fps
WQHD(最高設定)平均 137 fps
4K(最高設定)平均 80 fps
Escape from Tarkov
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 115 fps
フルHD(最高設定)平均 56 fps
WQHD(最高設定)平均 42 fps
4K(最高設定)平均 25 fps
ゲーム性能総評

はっきり言って、ゲーム性能だけを見れば同価格帯のゲーミングPCで最低レベル。

最近は20万円あればRTX3070搭載モデルを購入できます。

ゲームでのパフォーマンスはGPUの性能がモノを言います。

LEVEL-M77M-139-NAXは「とにかくCore i9 13900に触れたい!!」という方のための1台。

ゲーム性能を軸にコスパを求める方にとっては検討外の選択肢でしょう。

Core i9 13900を使う以上、最低でもRTX3080を搭載したゲーミングPCを選びたいところです。

それでもLEVEL-M77M-139-NAXを紹介したのはCore i9 13900搭載PCの最低価格を知っていただきたかったから。

LEVEL-M77M-139-NAXが光るのは、大量の動画をエンコードするなど、CPU一点に負荷がかかる作業。

メモリもGPUもいらない!
積み上がったHDDの映像をエンコードしないといけないんだ!

こんな方にはLEVEL-M77M-139-NAXがいいでしょう。

\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/

コスパが最大の強み

ドスパラ:ZA9C-R47T【Core-i9 13900KF+RTX4070ti】

おすすめ度
価格419,980円(税込)
CPUCore i9-13900KF(3.0-5.8Ghz/24コア/32スレッド )
GPUGeForce RTX4070ti 12GB
メモリ16GB (DDR5-4800 8GB×2)
SSD1TB
電源850W (80Plus Gold認証)

いきなり価格が跳ね上がって40万円台。Core i9 13900シリーズの性能を活かすには、最低でも40万円クラスのPCが必要になります。フルHDでのゲームで輝くでしょう。

\圧倒的な知名度No1メーカー/

早くて安いゲーミングPC多数

ゲーミング性能

APEX Legends
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 931 fps
フルHD(最高設定)平均 385 fps
WQHD(最高設定)平均 341 fps
4K(最高設定)平均 200 fps
VALORANT
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 2335 fps
フルHD(最高設定)平均 1136 fps
WQHD(最高設定)平均 855 fps
4K(最高設定)平均 501 fps
Escape from Tarkov
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 712 fps
フルHD(最高設定)平均 292 fps
WQHD(最高設定)平均 264 fps
4K(最高設定)平均 154 fps
ゲーム性能総評

RTX4070tiの組み合わせは、比較的GPU負荷が低い1080pで真価を発揮します。

逆にWQHD・4Kといった、GPUに高い負荷がかかる環境ではRTX4070tiをもってしてもボトルネックに。

240hzモニターでヌルヌル動かしたいという方には最高のゲーミングPCになるでしょう。

ZA9C-R47Tは2023年におけるハイエンドのスタンダードとなりそうな構成のゲーミングPC。

ディスプレイメーカーは4Kへの移行を促していますが、ゲームはまだまだフルHDが主力です。

ともすればフルHDで最高の性能を出すPCが欲しい!となるのがハイエンド市場の動向でしょう。

ZA9C-R47Tはあらゆるゲームを高fpsで難なく動かし、VR・レイトレなどもこなします。

大量に重い作業をするとなると、16GBのメモリが心もとなく感じるかもしれません。

40万円のPCなので、変にケチらずにオプションで32GBメモリを搭載した方がオールラウンドに戦えるでしょう。

\圧倒的な知名度No1メーカー/

早くて安いゲーミングPC多数

パソコン工房:LEVEL-R779-LC139KF-VLX

おすすめ度
価格419,980円(税込)
CPUCore i9-13900KF(3.0-5.8Ghz/24コア/32スレッド )
GPUGeForce RTX4080 16GB
メモリ32GB (DDR5-4800 16GB×2)
SSD1TB
電源1000W (80Plus Platinum認証)

ドスパラのZA9C-R47Tと全く同じ価格でワングレード上のRTX4070tiと32GBメモリを搭載。価格に対する構成は非常に充実しています。

ゲーミング性能

APEX Legends
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 936 fps
フルHD(最高設定)平均 385 fps
WQHD(最高設定)平均 385 fps
4K(最高設定)平均 262 fps
VALORANT
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 2763 fps
フルHD(最高設定)平均 1136 fps
WQHD(最高設定)平均 1120 fps
4K(最高設定)平均 656 fps
Escape from Tarkov
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 712 fps
フルHD(最高設定)平均 293 fps
WQHD(最高設定)平均 293 fps
4K(最高設定)平均 202 fps
ゲーム性能総評

フルHDではZA9C-R47Tと大きな差がないものの、高解像度でその差は顕著になります。

ここまでのゲーミングPCを買う方は240hzモニターもセットの方がほとんどのはず。

タルコフを240fpsでプレイできるか、という判断基準を持つ方にはLEVEL-R779-LC139KF-VLXがおすすめです。

RTX4080の性能はCUDAコア数の差分(約25%)RTX4070tiより高性能。

ZA9C-R47Tよりも高設定でゲームをヌルヌルプレイしたい方にはLEVEL-R779-LC139KF-VLXがおすすめです。

現行ゲームを快適にプレイできることは当然として、未来のゲームにどれだけ対応できるか考えるといいでしょう。

レイトレーシングなどのリッチな映像演出を楽しみたい場合、GPU性能には余裕を持たせたいところです。

RTX4080搭載のPCって他に何があるの?という方はこちらの記事をご覧ください。

\圧倒的な知名度No1メーカー/

早くて安いゲーミングPC多数

サイコム:G-Master Hydro Z790/D5 

おすすめ度
価格700,690円(税込)
CPUCore i9-13900K(3.0-5.8Ghz/24コア/32スレッド)
GPUGeForce RTX4090 24GB
メモリ128GB (DDR5-4800 32GB×4)
SSD4TB
電源1200W (80Plus Platinum認証)

買うかどうかは別として、Core i9 13900K搭載の最高級PCがどんなものか気になりますよね。サイコムのG-Master Hydro Z790/D5はダブル水冷に128GBメモリ。4TBのストレージにRTX4090を合わせたモンスターマシンです。

\ほぼ自作の自由度激高BTOメーカー/

選べるパーツは想像の20倍以上

ゲーミング性能

APEX Legends
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 950 fps
フルHD(最高設定)平均 391 fps
WQHD(最高設定)平均 391 fps
4K(最高設定)平均 359 fps
VALORANT
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 2807 fps
フルHD(最高設定)平均 1154 fps
WQHD(最高設定)平均 1154 fps
4K(最高設定)平均 899 fps
Escape from Tarkov
(シミュレーション値)
フルHD(中設定)平均 723 fps
フルHD(最高設定)平均 297 fps
WQHD(最高設定)平均 297 fps
4K(最高設定)平均 278 fps
ゲーム性能総評

思いつく最高のパーツをかき集めて水冷にすれば最強!という思想が見え隠れするG-Master Hydro Z790/D5

ゲーミング性能はその価格に恥じぬバケモノっぷりで、あらゆるゲームをあらゆる設定で遊べます。

VR、レイトレなんでもござれの超ハイエンドマシンです。

Core i9 13900K+RTX4090+水冷=最強なのはその通りなのですが、それを実際にやってくれるメーカーは少数。

売れるかどうかもわからない超ハイエンド構成を在庫に抱えるのは経営的なリスクです。

それでもサイコムはこだわり抜いたゲーミングPCを作る玄人向けのBTOメーカー。

もはやRTX4090を積んだPCを買うときに予算の心配をしている人はいないはず。

最強のプレイヤーには最高のスペックが必要だ!!!

そんなイカれた野望を抱えるゲーマー兼ファンタジスタには魅力的なPCでしょう。

\ほぼ自作の自由度激高BTOメーカー/

選べるパーツは想像の20倍以上

ゲーミングPCの比較まとめ

RTX4000シリーズを搭載した後ろ3台のパフォーマンスには目を見張るものがあります。

これらのPCであれば、さまざまなゲームを最高設定で240hz張り付きプレイ可能でしょう。

特にLEVEL-R779-LC139KF-VLXはZA9C-R47Tと全く同額で約10%高いパフォーマンスを出します。

Core i9 13900シリーズの性能を活かすためには高性能なGPUが必要。

そうすると電源やケースも大容量のものを選んで…と雪だるま式に予算が膨れ上がります。

Core i9 13900シリーズを満足に使いたい場合は約40万円のゲーミングPCが一つの目安になるでしょう。

他の高級ゲーミングPCが気になる方はこちらの記事をご覧ください。

ゲーミングPCのセールに関するよくある質問

第13世代Core i9を使うとどのくらいゲーム性能が上がるの?

第13世代Core i9を使うとどのくらいゲーム性能が上がるの?

GPUにボトルネックがない場合、Core i7に対して50%近いパフォーマンスの差を出す場合もあります。

しかし、GPUが低グレードだと、ゲーム性能でははるかに安いゲーミングPCに劣る場合もあります。

第13世代Core i9シリーズを選ぶとどのくらい価格が上がる?

第13世代Core i9シリーズを選ぶとどのくらい価格が上がる?

単品価格でみるとCore i7に対して約3万円、Core i5に対しては約6万円の価格差があります。

ゲーム性能を出す場合は他のパーツも高性能なものにしないといけません。

PC全体では15万円~20万円の予算増になると見積もっておきましょう。

第13世代Core i9シリーズより上のCPUはある?

第13世代Core i9シリーズより上のCPUはある?

Ryzen Threadripperとintel Xeonがあります。

これらはゲーミングPC用というよりもサーバーやワークステーション用。

単品で100万円前後するので、家庭用とはいいがたいでしょう。

H3:Core i9ってどのくらいの人が使ってるの?

core i9ってどのくらいの人が使ってるの?

Steamの統計によると、Core i9と同じ24コアCPUのユーザーは全体の0.19%。

最も多い6コアCPU利用者の46.59%と比べると200分の1以下です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次