発売当初から評価の高かった「Detroit: Become Human」をたった今、エンディングまでプレイし終えました。
海外ドラマのように中毒性が高いゲームです。
ストーリーが気になってしまい
「もう少し、もう少し」と
徹夜でぶっ通しプレイをしてしまうぐらい面白かったです。
感想を一言で言うならば
「没入感が非常に高い海外ドラマのようなゲーム」
です。
買って良かったと心から思える良作ゲームなので、是非ともプレイして欲しいですね。
「アンドロイドに命はあるのか?」
「それとも、ただの機械なのか?」
ーーあなたの選択が未来を決めます
Detroit: Become Human(デトロイト)のゲーム内容
ゲームのジャンルは「オープンシナリオアドベンチャー」
「Detroit: Become Human」のゲームジャンルは「オープンシナリオアドベンチャー」です。
シナリオは全31話構成で、1話あたりのプレイ時間は10分〜30分。
1話あたりのプレイ時間が短いので、仕事が終わった平日の夜でもサクサクっとプレイできます。
ゲームをプレイする時間が極端に少ないサラリーマンゲーマーには遊びやすい仕様ですね。
そして、オープンシナリオっていうだけあって、選択肢やルート分岐がたくさんあります。
細かい選択肢やルート分岐の組み合わせを考えると、軽く100パターンは超えるぐらいの内容なので
他の人と全く同じルートでクリアするってのは至難の業ですね。
3体のアンドロイドを中心に物語が展開する
主人公は3体のアンドロイド。
アンドロイドはプログラムされたプラスチック製の機械。
だから、絶対に自分の意志を持つことはないハズであった…
しかし、変異体として自分の意志を持つアンドロイドの増加によって人類は重大な決断を迫られる。
まるで、海外ドラマや映画のようなシナリオですよね?
カーラ
逃亡者― 人間生活の忠実なサポーターとして産み出されたアンドロイド、“カーラ”。とあることをきっかけに、“それ”は自らのプログラム―運命―を拒否し、逃亡者として、デトロイトの街を流浪することとなる。“変異体”となった“カーラ”の目に映るのはデトロイトの光と影。果たしてこの不平等な世界に“彼女”の居場所はあるのだろうか。
コナー
捜査官― “変異体”捜査のスペシャリストとして、警察と行動をともにする最新鋭アンドロイド“コナー”。並外れた冷静さ、計算能力から導かれる分析と洞察は他の追随を許さない。プログラムの異常や不法投棄によって増加の一途をたどるデトロイトの“変異体”犯罪を追い、秩序を取り戻すことが“コナー”の使命である。その捜査の果てに“彼”が見出すものとは何か。
マーカス
革命の先導者― “マーカス”。その名は、アンドロイドの人類に対する反乱と革命を先導した者―モノ―として記録されるだろう。プログラムからの解放と主人からの逃亡により、“地下”に潜った“マーカス”は、アンドロイドの自由を目指した組織を指揮することとなる。“彼”の導く革命の行先は、平和的反抗か、それとも暴力的反乱か。
膨大なシナリオ分岐と複数のエンディングが用意されている
プレイしてみて驚いたのは「シナリオ分岐がメチャクチャ多い」ってことです。
そして、選択したシナリオ次第では、主人公でさえ容赦なく死にます。
クリア後に攻略サイトを見ると、
「えっ!こんな展開になっちゃうシナリオあるの?」
と、マジびびりしましたもん。
だから、初見プレイ時は攻略サイトを絶対に見ないでプレイすることをオススメします。
あなた自身の選択で未来を決め、紡がれていく物語に酔いしれてください。
QTEがよりゲームへの没入感を高めてくれる
QTEは好き嫌いが分かれる仕様だと思いますが、「Detroit: Become Human」に限った場合
ハラハラ・ドキドキ感が倍増されて、よりシナリオに臨場感を与えてくれます。
QTE とは、Quick Timer Event (クイックタイマーイベント)の略称。
ゲーム内で画面に表示された特定のボタン・キーを入力をするイベント。
「Detroit: Become Human」では
- 時間内にボタンやキー入力
- 決められたタイミングでキー入力
などがあります。
Detroit: Become Human(デトロイト)のなにが良かったのか?
3体のアンドロイドが織りなす交差するストーリーにメチャクチャ感情移入
私がプレイしたシナリオとエンディングは、後半に掛けて怒涛の展開と心に響く感動的な物語でした。
プレイするまでは「選択肢を選んで進めていく単純なゲームかな?」って思っていました。
しかし、実際はひとつひとつの選択肢には意味があり未来への伏線となります。
そして、初めはバラバラだった3体(というか3人)のアンドロイドが徐々に絡み合う胸熱展開がグッときます。
役者が実際に演じているので登場人物のリアリティがハンパない
プレイしていてアンドロイド達の動きが細部まで表現されていて
「まるで人間みたいじゃん!」って思っていたら
実際に役者の方々がゲームのキャラクターを演じていました。
メイキング動画を観ると、役者たちの表情や動きをモーション・キャプチャーしていました。
このように気の遠くなるような細部に渡る演出をしているからこそ、
「まるで人間のようなアンドロイド」が作られているんですね。
細部にまでこだわった作り込み
「細部にまでこだわった作り込み」がプレイヤーを感情移入させるための良いエッセンスになっています。
例えば、各所に置かれた雑誌からは、ゲームの舞台となっている西暦2038年のアメリカ情勢を感じ取ることができます。
読むことができる雑誌タイトル(一部)
- アンドロイドの秘密
- 勝つのはどの国か?第三次世界大戦
- 謎に包まれた男「カムスキー」(アンドロイドを発明した人物)
- プラスチックの兵士-国防総省がアンドロイド兵5万体をオーダー
さすが、4年という長い製作期間を経て約5000ページにまで及ぶ脚本を準備してるだけありますね。
一般的な映画の脚本は100ページ程度ですので、「Detroit: Become Human」のスゴさが伝わりますね。
Detroit: Become Human(デトロイト)の気になった点
周回プレイがツライ
周回プレイする場合は、かなりの苦行が待っています。
- スキップ機能なし
- 倍速機能なし
と、一度見たイベントや会話を再度体験していくしかありません。
Detroit: Become Human(デトロイト)の感想まとめ
「プレイ後のなんとも言えない達成感が気持ちいい」
膨大なシナリオがある中、あなたの選択であなただけの物語を紡いでいく。
久々に良作のアドベンチャーゲームに出会えました。
是非ともあなた自身でプレイし、体験してみてください。
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